昨日は、ダーリンと山梨に行って、いろいろなワイナリーを訪ね歩きました。
もっちろん、ナマのぶどうも!
ぶどうって私は甘すぎてあまり好きなフルーツではなかったんですが、山梨の現地でぶどうを食べてからは考えが変わりました。
これまで私はぶどうといえば、当然、皮はむいて食べるものと思っていましたが(実際、そうしないと口の中に皮だけがいつまでも残る感じ・・・)、山梨で食べたぶどうは皮と実を分けることなんてできない!ってくらい密着しています。
皮も薄くて口の中でパリッ!とはじける感じです。
どこのぶどう園に行っても、「皮ごとお召し上がりください。」と言われるし。
魚でもなんでも“皮ぎし”がうまい、と言いますものね。
きっと美味しさの成分がぎゅっとそこに凝縮されているのでしょう。
そして、甘すぎない。
フルーツと野菜の中間のようなものを食べている気がする。(ちょっと褒め言葉になってないか。)
なので、ぶどうをつまみにワインを飲んだりできる。
そしてまた、種類が豊富なことったら!
こちらではスーパーに行ったって、巨峰いっぺんとうでもう飽き飽きしました。
マスカットやベリーAでさえほとんど見かけませんからねぇ。
けれど、山梨で、「マスカットっておいしいですよね!」と言ったら、
「??? きっとあなたのおっしゃってるのは、マスカット・オブ・アレキサンドリアのことですね。いろんなマスカットがあるから・・」と言われました。
確かにぶどう園をのぞくといろんなマスカットがあるわ・・
そんななか、いっぱい試食して「これ、おいしい~!」と買ったのが、この写真左側のちょっと細長い房の先端だけが赤っぽいぶどう。
この名前はなんと「マニキュア・フィンガー」って言うんです!
確かに、つま先にマニキュアを塗った女の人の指みたいですね。(そう思うと気持ち悪くて口に入れられないじゃないか・・)
この子の“皮ぎし”がおいしくて、おいしくて。
こういう産地に行かないと手に入らないものを発見するのって楽しいですよね。
さて、事前に調べてこことここのワイナリーに行こう!と決めていたわけではなくても、勝沼ICを降りて、適当にぶらぶら車を走らせていると、もうあちこちにいっぱいワイナリーが・・
手当たりしだい、訪ねてやりました(笑)
写真がね~ UPできなくて残念。
Facebookには何枚かあげたんですけどね。
iPadで撮った写真をどうやったらメールに添付して送れるのかがわからない・・
シュミません・・
いろんなところで少しずつ試飲させてもらっても、5軒も回ると結構いい感じに酔っ払ってきてました。
ダーリンは、うらやましそうに香りだけをかいで、「くそぉ~、家に帰ったら浴びるように飲んでやる、飲んでやる・・」と呪文のようにつぶやいておりました。
ワイナリーで心に残ったお話を1つ。
「JUN」というたまたま見つけて訪ねたワイナリー。
試飲の工房には洋服も売っていたので、
「へぇ~、洋服も作ってらっしゃるんですか?」と言うと、
「ハイ。っていうか、もともと洋服屋なんです。JUN&ROPEっていう・・」とおっしゃる。
懐かしい~!
一気に青春時代に引き戻されたような気がしました。
私はそんなに着たブランドではないけれど、むしろ同世代の男の子たちは、「これ、JUNのスーツだぜ。」って言うと、「俺はIVY派ではなくて、ヨーロピアン派なんだ。」という証明になっていた、という時代でした。
「ここでワインを作り出してから、もっともっとおいしいワインを造ろう、と頑張ってるんですけどね。
日本じゃ、カベルネ・ソーヴィニヨンか、メルローじゃないと値段がつかないんですよ。
南フランスに行って、全く遜色のないカベルネ種(このあとになんちゃら、と言われましたが、全く聞き覚えのない名前で忘れてしまいました・・)を見つけたんですが、それを¥3000くらいで売らないと合わないな、と思っても、『南フランス産? じゃあ、せいぜい¥600くらいだな。』って言われちゃう。」
と、オーナーはため息をつきました。
なるほどねぇ・・
どんな業界でも、最初に新しいものを持ち込もうとするにはとてつもない壁があるんだなぁ。
「でも、これおいしいから頑張ってくださいね。」と言うと、にっこり笑って、
「ハイ! 頑張ります。」とおっしゃいました。
工房を立ち去ろうとしたそのとき、ダーリンがふと、
「今年はとても暑かったから、いいぶどうが出来たんですか?」と言うと、
「いやぁ。お天気が良すぎちゃったっていうか・・ 光は欲しいけど、熱はいらないんですよね。」と苦笑いされました。
光は欲しいけど、熱はいらない・・・
何かこの言葉がとても響きました。
オーラソーマのボトルを見るときにもそう思うからかなぁ。
バックライトをあてるけれど、いつも「光」はあてたいけど、ライトの「熱」は余計なんだよなぁ(うちはLEDじゃないので)、と思うから共感しちゃったのかな。
生きているものが熟成するには、光は必要だけれど、熱すぎる熱は必要じゃない、ということなんだろうか。
人間の身体だって、体温以上の熱は必要ないもんね。
そう思うと、ビーマーライトペンがまったく熱くないのに、「光」だけはちゃんと肉体の深部に届くということが、改めてとても秀逸なことに思えました。
さて、この日の遅い夕食は、我が家では「ハイジ定食」でした。
ハイジはもちろん「アルプスの少女ハイジ」のハイジです。
ハイジっていつもチーズとパンだけ、っていう質素な食事をしてたでしょう?
けれど、毎回、「うわぁ~!」ってものすごいご馳走にありついたかのようにうれしそうな声をあげて、おいしそうに食べてましたよね。
ああいうシーンを見ると、いつもフランスパンにチーズとワインだけ、っていう食事をしたくなるんです。
我が家のハイジ定食。
ガーリックをたっぷり塗ったフランスパンに、カマンベール、モッツラレラ、クリームチーズ、チェダーチーズなど各種のチーズ、コンソメスープ、グリーンサラダ。
以上。
あとはたらふくワインを飲みました。
おいしゅうございました。
至福のひとときでございました。
あ!
最後に1つ。
私のおススメなんですが。
安いシャンパンかスパークリングワインを買ってきて(できれば辛口で)、ぶどうを凍らせて、その凍らせたぶどうをそのままミキサーにガリガリとかけまして(皮ごとですよ~)、適度に細かくなったものを、そのシャンパンかスパークリングワインに入れて、頂きます。
高級感が出ますし、おいしいですよ~。
是非、1度お試しください。
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