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今季もやってまいりました~!
ぴーちゃん祭り
今回のテーマは、「BEE&P」
ぴーちゃんはなんと、磯野家という蜂さんの養蜂家にもなっていたのです。
BEEは蜂、勿論Pはぴーちゃん、どうしてぴーちゃんが養蜂家になったのか?
「蜂が居なくなると世界が滅ぶと言われているのはナゼか?」ぴーちゃんが熱く語ってくれます。
丁寧に生きること、小さな存在にも心をむけていくことを伝えたいというのがテーマです。
7/3 (火曜) 10時~16時30分
養蜂家ぴーちゃんとミツバチの世界のワークショップ
ぴーちゃんが採取した蜂蜜で蜂蜜リップを作ります。
モーニング、ランチ、ティータイム、
蜂蜜リップの材料、ミツバチグッズのお土産つきで 15000円
7/4 (水曜) 10時~16時30分
養蜂家ぴーちゃんとミツバチの世界のワークショップ
ぴーちゃんが沖縄から送ってくれる果実と京都/美山の無農薬野菜で酵素ジュースを作ります。
7/5 (木曜) オトナコドモの遠足
10時~17時くらい?
行き先候補は2箇所。
どちらに決まるかはお天気とぴーちゃんのひらめき次第
交通費、入園料? ランチ、おやつ、ボトルのお水、
お土産のTシャツ付き(天気がよければ お着替えにもどうぞ)
13500円
ぴーちゃんのコンサルテーション枠あります。7/3.7/4.
17時~17時半開始予定で各日1枠のみになます。
50mmボトル付き50分 12000円
ハート懇親会 7/2.7/3.7/4.7/5 18時~18時30分頃開始予定
各回いずれも3500円
ハート2日間/3日間参加の場合は、1日毎に1000円お引きいたします。
・・・だそうですよ~!
お問い合わせは、オーガナイザーのRUBBYさんまで →ayachan@japan.interq.or.jp
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NEW! モニターさん募集
「潜在意識書き換えカラーセラピー」
近日リリース!
7月以降のモニターさんを募集します。 7月残り少なくなりました! 8月の予定もUPしました!
※モニター体験は1回限定でお願いいたします。
<潜在意識書き換えカラーセラピーって?>
ヒプノセラピー×カラーセラピーの融合、と思ってください。
自分の潜在意識を可視化できるカラーセラピーで自分の意識を確認しながら、過去、あるいは前世に戻って自分のインナーチャイルドを癒します。
ショックや辛い経験を新たな記憶に書き換え、戻ってきます。
自分にはショックや辛い経験なんてない、と思ってらっしゃるでも、私たちはある意味「生まれてきたことそのものがショック」ですから(羊水のなかで呼吸していたものをいきなり肺呼吸しなくてはならない、というだけでも人生で一大のトピックスです!)、必ずトラウマになっているようなことはあります。
よりよい未来を創りあげるために、ぜひ「潜在意識書き換えカラーセラピー」を体験ください。
120分¥25000 ⇒ モニター価格 ¥5000
※アンケートにお答えいただくことが条件となります。
岐阜市 ヒーリングサロン 些々羅 にて
お申込みは、chakra@aura-soma.name
<7月の受付可能日時>
7月 9日(月)10:00~ 13:00~
10日(火)10:00~ 13:00~
11日(水)10:00~ 13:00~
14日(土) 10:00~ 13:00~
16日(祝)10:00~ 13:00~
17日(火)10:00~ 13:00~
18日(水)10:00~ 13:00~
21日(土)10:00~ 13:00~
8月 4日(土)10:00~ 13:00~
6日(月) 10:00~ 13:00~
7日(火) 10:00~ 13:00~
18日(土) 10:00~ 13:00~
20日(月) 10:00~ 13:00~
21日(火) 10:00~ 13:00~
27日(月) 10:00~ 13:00~
28日(火) 10:00~ 13:00~
29日(水) 10:00~ 13:00~
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本を出版しました!
「オーラソーマの奇跡と私の気付きの日々」
~潜在意識を”色”として客観視することで劇的に人生が変わる~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/4c/c57fbc781d10ce4f7b493cdc89e8c9aa.jpg)
オーラソーマというカラーセラピーに出会って10年。
オーラソーマに取り組むことによって自己成長してきた記録です。
スピリチュアルな世界に足を踏み込むと誰もが気になる
「自己受容」とか「ありのまま」ということなどについての
理解について述べた本。
ご購入はamaon.から → こちら
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「無料メール講座」やってます!
「輝きを増す自分創造の泉 メール講座」の詳細とご登録はこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/bd/557691e4b5f81b9bf85c1bf6ef433b78.jpg)
<このメールを購読するとどんなメリットがあるの?>
*自分と他人を比較して落ち込んだり、焦ったりしなくなります。
*オンリーワンの人生を自力で歩き出すことができます
*自分らしく、ただありのままでいることに誇りを感じられるようになります。
*ほんとうに自分の好きなことを思い切りやって生きていけるようになります。
*目標が明確になります。
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先日、知り合いの方がたとお茶をしていたときのことでした。
きっかけはなんだったか忘れましたが、ちょっと暗い話題になっちゃったんですよ。
「周りで最近遭遇した、若くして亡くなった方の話」とか、「病気」とか、「介護」とかね。
う~ん、でも厳密に言うとだからって暗い話題でもなかったかな。
まぁね、私ぐらいの年齢になってくれば、周りでちらほら「死」にも遭遇するようになるでしょうし、あちこち身体が傷んでくるところがありますから「病気」の話にもなりますし、親が「介護」が必要な年齢になってますからそういう話題にもなるしね。
だから当たり前の“自分の周辺”の話をしていただけの、いわば情報交換的な雰囲気でなごやかに話していたつもりでした。
そうしたら、そのなかのお1人が突然、
「わたし、うちの息子と一緒に死にたい」
とおっしゃったんです。
その方の息子さんは障害を持っておられます。
その方はそのことを特に秘密にしてらっしゃる様子はありませんが、やはり好んで触れたくはないのかな~と変にこちらが気を使いすぎなのかもしれませんが、あまり詳しくうかがったことはありません。
が、たぶん・・・ その障害はその息子さんの生涯にわたって今以上によくなることはありえないようなもののようです。
でもその方は、そのことで落ち込んだり、自分自身の夢をあきらめたりはなさっていません。
むしろ、普通の方以上にイキイキと働き、着々と自己実現の道を歩んでいらっしゃいます。
だから私は勝手に、
(あぁ、たぶん、その息子さんがまだ年端もいかぬ年齢のうちはきっとべったりで成長を助けなくてはと奮闘なさってきただろうから、それだけにもうその息子さんが成人を過ぎた年齢になってからは、障害はあれどもある程度、自分も自分の人生をこれからは楽しもうとなさっているのだな)
と思っていました。
つまり、ある程度息子さんとの日々には達成感があって割り切ることができているのだな、と思っていたのです。
でも、この
「わたし、息子と一緒に死にたい」
という発言を聞いて、そんなに人間簡単に割り切れるはずないじゃないか、と自分を恥じました。
そしてその方は全員が一瞬それを聞いてハッと息をのむと、
「だって、1人残したって何にも本人は自分で自分のことができないんだよ。それを考えたら、あとに残していくってできない」
とおっしゃいました。
これを聞いて心理カウンセラーよろしく、
「それはあなた、その息子さん自身の生きる力を信じてあげられていないということですよ」
なんて君子ぶって言う事は簡単です。
だけど、私にはとてもそんなことは言えませんでした。
この発言の重み。
それを想うと思わず涙ぐみそうになりました。
自分に障害をもった子どもがやってきたとき、誰もがその子が生まれたときから、
「将来、この子を残して死ねないな」
という思いを抱くことでしょう。
「もし自分が死んじゃったら、この子はどうなっちゃうんだろう?」って。
ある程度、行政が何をしてくれるのかとか、いざというときにはどんな手があるのか、ということを調べ準備をすることはできるでしょう。
けれど、親以上に子どもに関心と注意を払って見守ることができる存在なんてないんですから、自分が亡くなったあとでも、あぁ、もうこういう制度があるなら安心だ、なんて胸をなでおろすことができる日が来るとは思えません。
だって、去年私は父をガンで亡くしましたが、最後の1か月、24時間介護のホスピスに入院していても、結局母と私が交互に泊まり込み、ただの10分も部屋を空ける、ということはできなかったのですから。
10分いなかったらどうにかなっちゃうのか?といったらそういうわけではないでしょう。
けれど、何かあったとき、その瞬間に本人はナースコールさえできずに看護師を呼ぶことも出来なかった、なんてことがあっては、とどうしても思ってしまうのです。
事実、父自身もふっと目を開けたときに母がそばにいないと知るととても不安そうな顔をしましたし、もし私たちが「24時間介護なんだからいいよね」とたまにお見舞いに行く程度で病院にまかせきりにしていたら、父のストレスや残された時間ももっと違ったものになっていたことでしょう。
父の場合、何も食べずほとんど何も飲むこともなかったので、あるとき口の奥をのぞいたら喉にカビが生えていました。
そりゃ痛いし苦しいだろう、と思い即、担当医師に報告したのですが、そんなことが24時間診ていてくれるはずの、プロの看護師には発見できなかったのか!と思いましたもん。
ましてや、障害をもつ我が子のことなら「私にしかわからないのよ」ということがもっともっといっぱいあることでしょう。
そう思ったら、産まれた時からずっと
「年齢的にいって、私の方が先に死んじゃったらこの子はどうなっちゃうんだろう」
と思いながら何十年も介護してきて、いろいろとあちらこちらに逡巡した思いもあったでしょうし、時には
「よし、この問題はある程度解決した」とか、
「私の思いは定まった」とか思ったこともあったでしょうけれども、結局は
「一緒に死ねたならそれが1番良い、1番心残りがない」
に行きつく、つまり生まれたときから何十年も経過していても何も変わらない思いを抱き続けることになってしまうというその重みに打ちのめされたのです。
障害児をもった親の気持ちにとどまらず、自分自身がずっと治らないかもしれないという難病を抱えていたり、家族がそうであったりした場合も同様です。
そういう人たちに、
「自分を信じて」とか
「無理しなくていいんだよ。ありのままで」
とか言うのは簡単ですが、産まれてからずっとそのことに煩わされてきたにもかかわらず、改めて今まだその思いのなかにいる!?という発言を聞いたとて、それは初めてその発言を聞いたときのものとは違う重みがあると思います。
この母の、
「わたし、息子と一緒に死にたい」
という発言も、現実問題として、自分のほうが先に老いて死がまじか、となったときに、では息子を道連れにする手段がとれるとご本人が思っていらっしゃるわけではないでしょう。
けれども、それでも思わずそういう心情を吐露したくなってしまう、というこの重み。
自分の無力さとともに切なく、やるせないときでした。
今季もやってまいりました~!
ぴーちゃん祭り
今回のテーマは、「BEE&P」
ぴーちゃんはなんと、磯野家という蜂さんの養蜂家にもなっていたのです。
BEEは蜂、勿論Pはぴーちゃん、どうしてぴーちゃんが養蜂家になったのか?
「蜂が居なくなると世界が滅ぶと言われているのはナゼか?」ぴーちゃんが熱く語ってくれます。
丁寧に生きること、小さな存在にも心をむけていくことを伝えたいというのがテーマです。
7/3 (火曜) 10時~16時30分
養蜂家ぴーちゃんとミツバチの世界のワークショップ
ぴーちゃんが採取した蜂蜜で蜂蜜リップを作ります。
モーニング、ランチ、ティータイム、
蜂蜜リップの材料、ミツバチグッズのお土産つきで 15000円
7/4 (水曜) 10時~16時30分
養蜂家ぴーちゃんとミツバチの世界のワークショップ
ぴーちゃんが沖縄から送ってくれる果実と京都/美山の無農薬野菜で酵素ジュースを作ります。
7/5 (木曜) オトナコドモの遠足
10時~17時くらい?
行き先候補は2箇所。
どちらに決まるかはお天気とぴーちゃんのひらめき次第
交通費、入園料? ランチ、おやつ、ボトルのお水、
お土産のTシャツ付き(天気がよければ お着替えにもどうぞ)
13500円
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17時~17時半開始予定で各日1枠のみになます。
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各回いずれも3500円
ハート2日間/3日間参加の場合は、1日毎に1000円お引きいたします。
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お問い合わせは、オーガナイザーのRUBBYさんまで →ayachan@japan.interq.or.jp
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近日リリース!
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※モニター体験は1回限定でお願いいたします。
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自分の潜在意識を可視化できるカラーセラピーで自分の意識を確認しながら、過去、あるいは前世に戻って自分のインナーチャイルドを癒します。
ショックや辛い経験を新たな記憶に書き換え、戻ってきます。
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よりよい未来を創りあげるために、ぜひ「潜在意識書き換えカラーセラピー」を体験ください。
120分
※アンケートにお答えいただくことが条件となります。
岐阜市 ヒーリングサロン 些々羅 にて
お申込みは、chakra@aura-soma.name
<7月の受付可能日時>
7月 9日(月)
10日(火)
11日(水)
14日(土) 10:00~ 13:00~
16日(祝)
17日(火)
18日(水)
21日(土)
8月 4日(土)
6日(月) 10:00~ 13:00~
7日(火) 10:00~ 13:00~
18日(土) 10:00~ 13:00~
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21日(火) 10:00~ 13:00~
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28日(火) 10:00~ 13:00~
29日(水) 10:00~ 13:00~
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だから当たり前の“自分の周辺”の話をしていただけの、いわば情報交換的な雰囲気でなごやかに話していたつもりでした。
そうしたら、そのなかのお1人が突然、
「わたし、うちの息子と一緒に死にたい」
とおっしゃったんです。
その方の息子さんは障害を持っておられます。
その方はそのことを特に秘密にしてらっしゃる様子はありませんが、やはり好んで触れたくはないのかな~と変にこちらが気を使いすぎなのかもしれませんが、あまり詳しくうかがったことはありません。
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でもその方は、そのことで落ち込んだり、自分自身の夢をあきらめたりはなさっていません。
むしろ、普通の方以上にイキイキと働き、着々と自己実現の道を歩んでいらっしゃいます。
だから私は勝手に、
(あぁ、たぶん、その息子さんがまだ年端もいかぬ年齢のうちはきっとべったりで成長を助けなくてはと奮闘なさってきただろうから、それだけにもうその息子さんが成人を過ぎた年齢になってからは、障害はあれどもある程度、自分も自分の人生をこれからは楽しもうとなさっているのだな)
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「わたし、息子と一緒に死にたい」
という発言を聞いて、そんなに人間簡単に割り切れるはずないじゃないか、と自分を恥じました。
そしてその方は全員が一瞬それを聞いてハッと息をのむと、
「だって、1人残したって何にも本人は自分で自分のことができないんだよ。それを考えたら、あとに残していくってできない」
とおっしゃいました。
これを聞いて心理カウンセラーよろしく、
「それはあなた、その息子さん自身の生きる力を信じてあげられていないということですよ」
なんて君子ぶって言う事は簡単です。
だけど、私にはとてもそんなことは言えませんでした。
この発言の重み。
それを想うと思わず涙ぐみそうになりました。
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「将来、この子を残して死ねないな」
という思いを抱くことでしょう。
「もし自分が死んじゃったら、この子はどうなっちゃうんだろう?」って。
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けれど、親以上に子どもに関心と注意を払って見守ることができる存在なんてないんですから、自分が亡くなったあとでも、あぁ、もうこういう制度があるなら安心だ、なんて胸をなでおろすことができる日が来るとは思えません。
だって、去年私は父をガンで亡くしましたが、最後の1か月、24時間介護のホスピスに入院していても、結局母と私が交互に泊まり込み、ただの10分も部屋を空ける、ということはできなかったのですから。
10分いなかったらどうにかなっちゃうのか?といったらそういうわけではないでしょう。
けれど、何かあったとき、その瞬間に本人はナースコールさえできずに看護師を呼ぶことも出来なかった、なんてことがあっては、とどうしても思ってしまうのです。
事実、父自身もふっと目を開けたときに母がそばにいないと知るととても不安そうな顔をしましたし、もし私たちが「24時間介護なんだからいいよね」とたまにお見舞いに行く程度で病院にまかせきりにしていたら、父のストレスや残された時間ももっと違ったものになっていたことでしょう。
父の場合、何も食べずほとんど何も飲むこともなかったので、あるとき口の奥をのぞいたら喉にカビが生えていました。
そりゃ痛いし苦しいだろう、と思い即、担当医師に報告したのですが、そんなことが24時間診ていてくれるはずの、プロの看護師には発見できなかったのか!と思いましたもん。
ましてや、障害をもつ我が子のことなら「私にしかわからないのよ」ということがもっともっといっぱいあることでしょう。
そう思ったら、産まれた時からずっと
「年齢的にいって、私の方が先に死んじゃったらこの子はどうなっちゃうんだろう」
と思いながら何十年も介護してきて、いろいろとあちらこちらに逡巡した思いもあったでしょうし、時には
「よし、この問題はある程度解決した」とか、
「私の思いは定まった」とか思ったこともあったでしょうけれども、結局は
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に行きつく、つまり生まれたときから何十年も経過していても何も変わらない思いを抱き続けることになってしまうというその重みに打ちのめされたのです。
障害児をもった親の気持ちにとどまらず、自分自身がずっと治らないかもしれないという難病を抱えていたり、家族がそうであったりした場合も同様です。
そういう人たちに、
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とか言うのは簡単ですが、産まれてからずっとそのことに煩わされてきたにもかかわらず、改めて今まだその思いのなかにいる!?という発言を聞いたとて、それは初めてその発言を聞いたときのものとは違う重みがあると思います。
この母の、
「わたし、息子と一緒に死にたい」
という発言も、現実問題として、自分のほうが先に老いて死がまじか、となったときに、では息子を道連れにする手段がとれるとご本人が思っていらっしゃるわけではないでしょう。
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