ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

穴場探検

2019-10-01 09:01:01 | まち歩き
<neW !>

   「太陽の自分エクササイズ ~自己受容ヴァージョン~」
                          リリース!  
   「自己受容」「自己表現」を網羅した、「This is Meと言える自分になる」 太陽の自分エクササイズ。
   それに対して、こちらの「自己受容ヴァージョン」は自己受容に特化した凝縮版です。

   今だけの特典あり!
   是非こちらをご覧下さい。

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<今後のワークショップ予定>


「色で暮らしを彩る講座」   
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
STEP1 募集中!  参加費:¥15000(税込)
      ※どこで、を問わず、色について学んだことがある人は自己申告により参加費が半額になります。
[内容]
 ・色からのメッセージ
 ・色の性質
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます) ¥20000

STEP3(※STEP3はSTEP1,2を受講した人のみ受けることができます) ¥30000
10/11(金)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり)  満席 
 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

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最近の日曜日、ダーリンと私はひなびた日帰り温泉を探し入ってくることを楽しみとしています。
というのも、少し前に
「いつも同じ温泉ばかり行くから、たまには違うところに行ってみようか」
とダーリンが言い、そうだね、それもいいわね、と同意し、車で1時間程度で行ける範囲の温泉を検索し、行ってみたところ、私はたいそうそこが気に入ったのでした。
たしかにひなびている。
小奇麗で、しゃれたカフェやケーキ屋さんでも併設されているトレンディな日帰り温泉とは全然違います。
だから、当然ながら来る人もひなびた年寄りが多い。(ま、自分も含めてね・・)
入るとすぐになぜかババくさ~い洋服や下着がハンガーにかけて売っているようなところ。
ラーメンやうどん程度のファストフード店とも呼べぬ茶屋ぐらいがあってね。
しかし、ここは泉質が素晴らしかった!
そして空いている。
ゆったりできる。
私にとってはそれが何より。
何が悲しくてわざわざ休みの日に混雑しているような場所に行かにゃならん、と思うほうなので、“穴場”というような表現がふさわしいところの方が、いかにも
「見―っつけた!」
という気分になってよろしいのでした。



さて、それに味をしめ、先日の日曜日にはまたそれよりもっとひなびた感じのところへ行こう、とダーリンが言う。
そこはダーリンがたまに釣りに行く場所に近いところらしい。
「ま、もしよくなくてもさ、話のネタに1回行っておこうよ」
と出かけました。
そこは三重県桑名市にあるところだったので、堤防道路を使ってずっと下道を行きました。
すると途中で、「海津アクアワールド水郷公園」というところがあったので、寄り道してみることにしました。
このあたりは木曽川と長良川と揖斐川が入り組んで合流したりするところなのでなんかそのへんで「水郷の街」というのを売りにしたかったのかもしれません。
海津市自体はなぁ~もないようなところなので。
日曜日だというのに、ほんの1組、2組の親子連れがいるだけ。
すばらしく閑散としています。
まぁ、それも道理だわなぁ、という感じでした。
というのは、何棟かの住宅展示場として使われていたのでは?という感じの立派な家が池の周りに建てられているのですが、その家がそれぞれ体験工房として使われているのですね。
チラと拝見した限りでは表に小さな看板が出ていたりして、それによると「ハーバリウム」とか「紙人形」とか「トールペイント」とか、要するにカルチャーセンターなどで1日体験教室でありそうなメニューでした。
そういうところでやれば、さぞや人気を博すであろうものであっても、なにせ、この公園への来場者そのものがほんの数組ではねぇ・・
しかも、ごく普通の住宅のどれかの部屋でやっている、ということなわけですから、外から見ても
「あ~、やってる、やってる。なんか楽しそう。あんな感じならちょっと私もやってみたい」とか、
「のぞいてみたい」
というそそるものではなく、これはハナから主催者側が
「○月○日、私はここでこういうことをやっていますから是非来てね~」
と自らの知り合いに声をかけないかぎり、誰も来ないでしょうね。
しかも、全棟で示し合わせてなにかテーマがある、とか派手にやっている、ともなればチラシで配布されるのかもしれませんが、何棟かあるうちの3つかそこいらがやっていて、ほかは閉鎖されている、となればぶらっと来てみて楽しいものでもないしねぇ。



それでも私たち2人はこの公園内を散策し、ことのほかここが気に入ったのでした。
それはここがどの家もとても素敵で、
「こんなところに住めたらいい雰囲気よねぇ」
というところだったからでした。
家の前の道はRに切ってあり、花壇には花が咲き乱れている。
いったいどこまでが自分の土地で、どこからがお隣のものなのか、公共のものなのかよくわからない。
よくわからなくていいじゃないか、この辺に住んでいる人たちみんなのもので、というようなつくり。
裏庭に出たら、池のほとりにテーブルとイスを持ち出し、いつまでも水面を眺めてぼんやりと出来そう。
なにせ、日本って感じじゃないんですよね。
「赤毛のアン」かなんかに出てきそうな雰囲気。
ここでぼーっと座っていたら、自分も「大草原の小さな家」とかの主人公になった気分。
「いい感じだね~ 使い方を持て余しているなら、いっそマジで一般に払い下げたらいいのに。こんなの、みんなすぐ売れるんじゃないのぉ?」
とわたし。
家へ帰ってきてから調べて分かったのですが、ここは以前は「風車と蓮の池」ということで有名な場所だったらしい。
けれど、いつからかなぜか原因不明のまま蓮が全滅してしまい、それを見に訪れる人がいなくなってしまって閑古鳥が鳴くようになってしまったようです。
ウィキペディアには「環境教育に関する様々な情報の発信、環境教育に関する活動の支援を行う公園拠点」とありましたが、だいたいこういうふうに“教育”とか掲げだすとろくなことにならないんだよね。
う~ん、もったいないなぁ。
しかし、私たち的には“穴場”を見つけたね、またもう少し涼しくなって紅葉の頃になったらどうなっているのか来てみようか、と言ってしごくご満悦だったのでした。



目的の温泉の近くに来ると、ダーリンが
「ここが俺がいつも釣りに来るところ」
と紹介してくれたのは、伊勢湾の入り江。
秋の雲と夏の雲が混在していて、空がとても近い。
いい雰囲気のところでした。
この風景ひとつ、このなかでの空気ひとつとっても、ぼけーっと家に居たら味わえないものでしたから、こういうことの1つ1つが私にはとても嬉しい。
ただ温泉に来るだけだったら一直線に来て温泉入ってハイ、それでおしまい、だけれど、“穴場”に寄り道して
「へー、こんなところがあるんだねぇ」
などと発見する楽しみ。
これが何にも代えがたいのです。



あ、肝心の温泉は「桑名天然温泉元気村」というところでしたが、どこが元気なんだか・・・。(※こちらはHPからお借りした画像です)
もう外見からしてひなびているし、入口にも中にも
「トイレだけをお貸しすることは中止になりました」
という貼り紙がべたべた貼ってあって、なんか笑えました。
きっとダーリンのような釣り人たちが近くにいっぱいいる場所なので、そういう人々が以前は「トイレだけすみません、貸して~」と訪れていたのを気よく、「どうぞ、どうぞ」って言ってたんだろうなぁ・・
でも、そんなことどこかで歯止めをかけなくちゃ水道代だってばかにならないんだから、ってことで経営者から「やめろ」ってお達しが出たのかなぁ、とかいらぬ空想をしてしまいました。
洗い場が今のトレンディなところだと1つずつ個室よろしく壁で仕切ってあるのが普通ですが、ここは昔ながらの銭湯スタイル。
だからもし混んでいたらやだなぁ、と思ったのですが、なんと私1人だけ!
貸きり状態でした。
う~ん、いくら空いているのが良いと言っても、これはあまりに寂しすぎるぞ・・
でも洗い場の蛇口から出てくるお湯も源泉からひいているので少しぬるっとしていい感じ。
う~む、確かにここも穴場だわ。
穴場探検満喫の日曜日でした。




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