ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

大麻について

2019-09-02 09:01:23 | うんちく・小ネタ
<neW !>

   「太陽の自分エクササイズ ~自己受容ヴァージョン~」
                          リリース!  
   「自己受容」「自己表現」を網羅した、「This is Meと言える自分になる」 太陽の自分エクササイズ。
   それに対して、こちらの「自己受容ヴァージョン」は自己受容に特化した凝縮版です。

   今だけの特典あり!
   是非こちらをご覧下さい。

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<今後のワークショップ予定>


「色で暮らしを彩る講座」   
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
STEP1 募集中!  参加費:¥15000(税込)
      ※どこで、を問わず、色について学んだことがある人は自己申告により参加費が半額になります。
[内容]
 ・色からのメッセージ
 ・色の性質
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます) ¥20000

STEP3(※STEP3はSTEP1,2を受講した人のみ受けることができます) ¥30000
9/11(水)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
9/14(土)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
10/11(金)  10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり)  満席 
 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

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突然、「大麻について」なんて言われるとドキッとしました?
いやいや、ドラッグについて考えてみよう、と思ったわけではありません。
これも、マクラメ編の先生である木村亮太さんがご自身でヒッピーのライフスタイルを追い求めるうちに仲間たちから仕入れた話だと思うんですが、聞くと「なるほどな」と私にも新鮮だったので、皆さんにも今日はシェアしようと思います。



「大麻」と聞いてドキッとしました? って冒頭で言いましたが、このように現代の我々としては、
「大麻」=麻薬(ドラッグ)→違法薬物、
という図式が出来上がっていますが、もともと日本では大麻の栽培は合法のものであり、日本人の生活にも自然に溶け込んでいたものであって、なんら怪しいものでもなんでもありませんでした。
元々日本人にとっての「ぬの」は、麻布のことでしたが、現在では国産の麻布、麻生地はは世の中に出回っていません。
ですから、すご~~~く貴重なものになってしまっているそうです。
「麻100%のシャツ」なんて表示のものは、元来の日本人の感覚からする麻ではない、とのことです。



大麻繊維の衰退は、大麻繊維が工業化に向かない性質であることも大きな理由の一つのようですが、大麻の栽培自体が、戦後GHQにより施行された法令(大麻 取締法)や化学繊維の普及などにより減少し、都道府県知事から許可を受けた大麻栽培者は全国で33名(平成28年)なのだそうです。
おいそれと一般の者が栽培することも許されていませんからね。
栽培どころか種さえ持っていてはいけないんです。
今や日本の大麻は、存続の危機にあると言われているのです。
でも、たとえばしめ縄に使われているのがあれが日本古来の大麻で、とくに神聖なものは「精麻」と呼ばれているほどで、怪しいドラッグどころか、神さまのものだったんですね。
伊勢神宮の御札は「神宮大麻」と呼ばれているものであり、このようにどうしても日本人のアイデンティティーからは外せないものはいまでも日本の大麻が細々とですが、使われているのです。



大麻は、古来より真菰と同様に日本人の生活から切っても切り離せない主要な農作物でした。
約10000年前の、縄文時代草創期から前期の鳥浜貝塚(福井県)から麻の繊維が見つかっています。
神事から食物、衣類、網、縄や紐などあらゆるところ、幅広い用途に使われて来ました。第二次世界大戦の終戦までは、国がその栽培を奨励してきた植物です。 ほんの60~70年前までの話です。
大麻は、種を蒔いてから4ヶ月ほどで3メートルまで育ち、収穫することが出来ます。
大変丈夫で生命力溢れる植物です。
様々な気候に順応し、衣食住の全てに役立つことから、大麻の種を500粒持って行けば、新しい土地へ開墾しに行くことが出来ると言われていたそうです。



そんな大麻がどうしてGHQによって取り締まられ、現代のように「清いもの」どころか「違法ドラッグ」とイコールにされてしまうようになったのか?
一説には、米兵が日本に駐屯するようになるので、米兵がマリファナとかやらないようにするために日本にもそういう法律をつくっただけだ、とかいう説もありますが、たいていまことしやかにささやかれているのは、アメリカが日本人の心のアイデンティティーとされているようなものを統制してしまえば、日本を統治下できるのではないか、ということによって制定されたんだ、と言われています。
塩もそうですよね。
私は小さいころから、あの赤いキャップの「食卓塩」という、ミネラルというより塩化ナトリウムそのものをずっと使っていましたから、そのことに何の疑問も持っていませんでしたが、古来日本人はいろんな方法でミネラルたっぷりの塩を利用した食事をしてきたわけです。
そういった、日本人の精神に深く入り込んでいるようなものをすべて奪ってしまおう、というのがアメリカの作戦だったんですね。
それでもそれは成功しませんでしたけれど。(日本人は日本人としての精神を失っていません、という意味で)



GHQは「3S作戦」というのも実行した、という話を別の所で聞きました。
3Sとは「スポーツ」「スクリーン」「セックス」のことだそうです。
要するにスポーツや映画・テレビ、セックスに舞い上がっちゃってる国民をつくっているうちにどんどんいろんな法案通しちゃえ、ってことだそうです。
確かにアメリカによって日本は世界でもまれにみる野球好きの国民になりましたし、お手軽で身近なレジャーといえば、「映画」というようにもなりました。
あの映画や国営放送であるNHKの番組にはいまだにサブリミナル効果が入れ込まれている、という説もあるようです。
私たちはちゃんと自分のアタマでいろんなことを考え、判断しているつもりでも知らぬ間に特定の考えをすりこまれているのでしょうか・・
「NHKをぶっ壊す」の立花氏もスクランブル化のことばかりでなく、これを追及すれば国民も応援するかもよ。
でも、こんなことを暴こうとすれば必ず抹殺されるらしいですからね。
おーこわ。



日本を牛耳ってるのは結局「生長の家」だ、とか(ちょっとこの話はストレートには通じないと思いますが)、いまや、地震だって意図的に起こすことができて、全部利権がらみで日本をぶっ壊そうとしている輩たちが動いているだとか、いろんな裏話というか、きな臭い話をこのところ立て続けに聞いちゃいました。
ま、それらは置いておくとしても、大麻についてだけはその歴史を知ると、認識も変わりますからね、「いけないものなんだ」とだけ頑なに思わずに、私たちの祖先がいかに大麻になじみ、大麻を大切に扱って来て、そしてその日本産の大麻が危機に瀕している、ということだけはちょっと覚えておきたいな、と思ったのでした。





「人間は脳の3%しか使っていない」の嘘

2019-07-20 09:01:21 | うんちく・小ネタ
<neW 告知!>

    1か月以内に
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   それに対して、凝縮版は徹底的に自己受容について深く落とし込みます。
   

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<今後のワークショップ予定>


「色で暮らしを彩る講座」   
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
追加! 7/29(月)   10:00~13:30 残席1名様参加費:¥15000(税込)
[内容]
 ・色からのメッセージ
 ・色の性質
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます)
8/3(土)   13:00~17:00   満席
8/7(水)   13:00~17:00   満席

 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

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 オルゴナイトセラピー モニター様募集!

 
 4/25(木)~  初回1回に限り

   オルゴナイトを使った「オルゴナイトセラピー」をリリースします。
   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   詳しくはこちらをご覧ください。  
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   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
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   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
      *あなたの将来は?
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              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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あまりに肩書が多すぎて、どうご紹介していいのかわかりませんが、まぁ、ご本人のプロフィールの一番最初にあげてある「認知科学者」の、と言っておきましょう、苫米地英人さんの「すべてを手に入れる残り97%の脳の使い方」という本を読みました。
このタイトルを聞いて多くの方は、
「あぁ、わかる、わかる。脳ってまだほんの2~3%しか解明されていないし、私たちは普段そのほんの2~3%しか使ってないっていうもんね。だからその残りを目覚めさせる方法を僕は知ってるよ、っていう本なんじゃ?」
と思いますよね~
私もそんな風に思ってこの本を購入したわけです。
しかし、序章ですでに私はびっくりコケそうになりました。



そこには、
「人間は脳の3%ぐらいしか使っていないという記述を目にします。しかし、これは間違いです」
といきなりキタ~~~というフレーズが目に飛び込んできたからです。
ただこれは数字的に論拠がない、という意味で、人間が潜在的能力のほんの少ししか使っていない、というのは本当のことのようです。
そして、3%程度しか使っていないという説はウソだよ、ということをわかりやすく説明してくれています。



こういうことだそうです。
ここにある神経回路があるとします。
それがA、B、Cという3つの神経につながっていると想像してください。
そしてある情報が飛び込んできたとき、「これはAにつながるように送り込む情報だ」と脳は判断して、この神経回路からAに情報を送り込むとします。
3つあるシナプスのうち、Aという1つの神経回路を使っただけだから、残り99%の神経は使っていない、まぁ、BとCのジャッジには触れた、だから残り97%は使っていない、というのが巷で言われている
「私たちは脳のほんの2~3%しか使っていない」
という、簡単に言うとこんな理論なんだそうです。



けれど、実際にはA、B、Cという神経に振り分けるにあたって、もっともっと脳はフル稼働している、というのが苫米地さんの考えです。(というか、逆に脳科学者たちの考えなのかも)
デジタル信号は3つにジャッジするレベルではなく、もっともっと細かいものをジャッジできるので、かりに「100」の情報量が瞬時に流れ込んで、「0~33」までの情報はAに、「34~67」までの情報はBに、「68~100」までの情報はCに振り分けられることになっているとしたら、これは単に私たちの脳が3つのジャッジしかしていなかった、ということにはなりません。
「0~100」までをずーっと精査して、100まで精査した結果、これは53番だな、と判断したからBという神経回路に送り込んだ、ということであれば、私たちは脳を100%使っているのだ、という言い方ができるわけです。
なぁんだ! って感じじゃありませんか?
私は目からウロコでした。



だって、
「私たちは脳の2~3%しか使っていない」と言われるのと、
「私たちは脳は100%使っているけれど、神経回路が3つぐらいしかない」と言われるのとでは全然違うじゃありませんか!
こういうちょっとした視点が違うことを教えられると、
「なんだったんだ・・ 今までの知識は・・」
という愕然とした気持ちになると同時に、
「あ~、だから世の中って楽しい。自分で知る、って楽しい」
とも思います。
ちなみにここまで知った時点で私が興味深く思ったのは、
「こんな簡単な原理が世の中には流布されておらず、ひたすら『私たちは脳の2~3%しか使っていない』という言い方のみがひとり歩きした理由はなんなんだろう?」
ということが気になって仕方がありません。



ただ、これ補足しておくと(というか、さらに言い方を変えると)
「私たちは97%の神経を眠らせているわけではない。100%すべて神経は生きている。けれども、普段はだいたい3パターンぐらいの行先しか学習していない」
ということは確かなのです。
実際にはもっと使えるのに、という限界値が遠くにあるのに低いレベルでしか使っていない、ということ。
これをして、「私たちは脳のほんの2~3%しか使っていない」と言うのなら、ある意味正解ですね。
これを苫米地さんは、
「要するに神経の訓練が足りない。別の言い方をすれば経験が足りない、ということです。ですからもっと大量の経験をすれば、大量のパターン体験ができ、神経はどんどん訓練されることになります。」
と言っておられます。



こういう脳の学習効果のことを知ってか知らずか、有名なスピリチュアリストの方がたの中にも
「この世に私たちが生まれてきた意味は、私たちがこの地球上でいろんな体験をするためです。魂はとにかくいろんな体験をしたい存在なのだし、神も私たちがした体験を我が事のように天から見て居たい、というそういう存在なのです」
とおっしゃっている方は多いですよね。
そしてきっと皆さんも、それが本当かどうかは別としても、なんとなぁく肌でそのことを感じていらっしゃる方も多いのではないか、という気がします。
行動しなくちゃ意味がない。
迷ったら行動するほうを選ぶようにしたほうが後悔しない。
―――ってね。
でもそれでもなかなか一歩を踏み出せない、っていう人が多いのもわかります。
「わかります」っていうのは体験的に。
わたし、結構そういうタイプだから。
全然頭でも心でも納得していないのにもかかわらず動いてもしょうがないだろう、そこまで納得していないことに対して動いていったいなんの利益があるんだ?と思ってしまうタイプですから。
私が20代の頃というのは、会社で営業というと、
「営業が机に座っていてどうする! なんでもいいからとにかく靴の底を減らせ!」
と上司に言われて、「はぃぃ~~」とジャケット片手に会社を飛び出したはいいが、さて、右も左もいったい何をしに、どこへ出かければいいんだ? 皆目わからん・・という状況でもいいからとにかく会社には座っているな、としょっちゅう外出している営業のほうが優秀という時代でした。
でも、それを私はいつも苦々しく思っていました。(私は営業ではありませんでしたが)
ただ鉄砲玉のように飛び出して行った営業たちはいったいどこへ行ってるんだろう・・?
どうせ、そこいらのパチンコ屋でヒマつぶししているくらいがオチじゃないの、って。
それならば、どういう戦略を練って、あの地区なら飛び込みでも意義がある、とかなにか自分なりの確信めいたものを持って営業に飛びださなくちゃ意味ないだろう、と思っていたので。



今の1番の私の研究課題はそこなんですね。
「人は、体験したほうがいい、行動あるべき、ってわかっていてもどうして動けないときがあるんだろう?」
って問題。
でも、薄々気づいてはいるんですけどね。
“わかっていても”と言いましたが、結局、“わかっちゃいないんだ”ってこと。
それを認めたくない、ってこと。
現状が不満だ、と言いながらも、そこにどっぷりと浸かったままでいることに心地良さを感じているんだ、ってこと。
行動する前にやることがあるだろう、ってどこかで思っている、ってこと。
これらはいきなりこの言葉のまま、クライアントさんにぶつけてみても、反感買うだけなのはわかっています。
それをどう自分で気づいてもらうか、が研究課題なんですよね~



食品表記のまやかし

2019-03-01 09:01:56 | うんちく・小ネタ
急きょ開催決定!


            ルノルマンカード 講座
1日で、ルノルマンカードを使って占えるようになります。

 3月2日(土)      13:00~17:00
 ヒーリングサロン  些々羅 にて
 参加費     ¥9800
 対象者     ルノルマンカードのまったくの初心者の方

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  「オーラソーマの奇跡と私の気付きの日々」
    ~潜在意識を”色”として客観視することで劇的に人生が変わる~


オーラソーマというカラーセラピーに出会って10年。
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今日も、JORAの中級講座を受けての気付きです。
お付き合いください。



さて、みなさんは何でもよいですがドライ食品(肉、野菜、魚などの生鮮ではないもの全般)を買う時、裏の原材料を見ますか?
「見る」という人は多いと思います。
でも、そうして「見た」人のなかで、そこに書かれているものの正体をすべて知ったうえで、吟味して買う、買わないを決めている、という人は少ないのではないでしょうか。
なんとなぁく、ずらずら~っと「PH調整剤」とかの化学物質的なものが並んでいたらさすがに添加物多そうだからやめておこう、とか1つか2つくらいならまぁ、いいか、しょうがないよね、これくらい、とかぐらいの判断ですよ~という方が多いのではないでしょうか。(こう呼びかけているのは私自身がそうだからなのですが、違っていたらごめんなさいね)



そして、一目でいかにも“危なそうな”ネーミングと、なんかよくわからないけれどもこれは“安心できるのではないか”と思うようなネーミングとかがありますよね。
今日はそんなお話です。
実は食品添加物に指定されていない化学物質は使用量に制限も設けられていないので、むしろ恐いですよ~ということなんです。
その1番だまされそうなネーミングが「たんぱく加水分解物」と「酵母エキス」。



「たんぱく加水分解物」というのは、アミノ酸混合物ともいわれ、加工食品に「コク」や「うまみ」をもたらす目的で大量に使われています。
私たち日本人が、
「おいしい!」
と感じる味というものは、つまり「コク」と「うまみ」を感じる味、ということなのですが、「塩」と「グルタミン酸ナトリウム」とこの「たんぱく加水分解物」が混じった味なんだそうです。
これはいわば、昆布で出汁を摂ったものに、少量の塩と醤油で味をプラスした、という私たち日本人になじみ深い味じゃありませんか!
そりゃあそれを「おいしい」と思う事でしょうよ。
実際にチラと見ただけでも、「たんぱく加水分解物」と「酵母エキス」のどちらか、あるいは両方が使われてるのは「白だし」「めんつゆ」などの商品です。
つまり、私たち主婦が「あ~、うちで出汁からとるの、めんどくさい。でも、お醤油だけの味じゃあねぇ・・ 味がたっちゃうし」と思うような時につい手を伸ばしたくなるような商品にたいてい入っています。
そんな善良な私たち市民をだますかのような味付けを化学的にしているなんて、ねぇ。



この「たんぱく加水分解物」がなぜいけないのか、といったら、一言でいえば、発がん性物質を含んでいる可能性大だからです。
「たんぱく加水分解物」の正体は、サラダ油の製造過程などで生じた大豆の搾りかすや、屠畜業で生じた内臓などの不要物や、加工後の魚のアラの部分です。
要するに全部、普通なら廃棄処分となるようなものたちを寄せあつめて、これらと塩酸を反応させて加水分解を起こさせるのだそうです。
大豆の搾りかすも内臓も、まだまだ食せるところはいっぱいあると思いますよ。
魚のアラでアラ汁を作ったらおいしいですよね。
でも、それらはすべて「新鮮なうちなら」という条件付の話です。
本来の目的の製品づくりが終わったあとにゴミのようになっているものをまた1か所に集めて、それから~となっている作業には愛や「もったいない精神」があってのことなのでしょうか・・
さて、そしてこの塩酸と反応させるときに「クロロプロパノール」という不純物が生成されてしまうのだそうです。
この物質が変異原性の恐れがあると言われており、発がん性物質なのです。



それからもう1つの「酵母エキス」。
なんかものすごく身体に良いものが入っているような気になりますよね~
ありがとう、そんな健康食品入れてくれて! みたいな。
これはお菓子やスープ系に使われていることが多いものですが、これ、遺伝子組み換えによって作られた酵母を原材料にしています。
出た~!
昨日のモンサント社(現バイエル社)の陰謀ですね~
これにサトウキビとアンモニア化合物を餌として与え、酵母の体内にアミノ酸を合成させます。
そこにビールの製造過程で出る廃液の酵母を薬品で殺したものを加え、酵素や酸などで加水分解したものだそうです。
もう、これだけ聞いただけでもなんかイヤな気分になりますね・・
そしてこの「酵母エキス」の問題点は、この製造工程で出る不純物が、イースト症候群(別名イーストコネクション、または慢性ガンジダ過敏症)というアレルギー症状を起こすのだそうです。
これにより、腸内菌が乱れ、皮膚や粘膜が荒れたり、痒みが出るそうです。
また、慢性の下痢がつづき、イライラしたり、怒りっぽくなるとも言われています。
記憶力・集中力の低下なども起き、疲れやすく、慢性的なだるさが続くとも言われています。



恐いのはこの「たんぱく加水分解物」も「酵母エキス」も、どれだけ大量に使用していても、食品添加物に日本では認定されていないものなので、この2つを使っていてほかには指定の添加物を使っていなければ、「化学調味料不使用」と書けることです。
あまり食品の勉強をしていない自然食品店などでは、もちこまれる卸の甘言にのって、
「あぁ、化学調味料不使用ならいいね」
と棚に置いているところも多いそうです。
だから自然食品店で買ったものだから安心、とも言えないわけですね。



子供たちの間に広がっているといわれる味覚障害の大元がこの「たんぱく加水分解物」と「酵母エキス」だとの指摘もあるくらいです。
味覚障害になると濃い味しかわからなくなっていくので、より濃い味を求めて、よりこれらの添加物がたくさん入っているものを好むようになるという悪循環も生じます。
本来なら自然の味ではないので、これらが大量に入っていたら
「ん? なにかおかしな味・・」
と思わなくてはいけないものに私たちがいかに馴らされていってしまっているか、ということなのです。



子どもの頃、両親が、
「出来あいのものを買ってきたり外食に行くと、どうも味付けが甘いなぁ。なんでこんな甘い味つけをするんだろう? 世の中の人の味覚が甘好きになってきているのかなぁ。」
と嘆いていました。
それは子ども心ながらに私も感じていました。
うちで食べるもののほうが口に合うなぁ、と。
でもそれは誰だって長年食べつけた自分の家庭の味が好きなだけだろう、と思っていましたし、甘いというのも砂糖とかみりんを多めに使っているのだろうぐらいに思っていました。
しかし、あれは今思うとこれらの化学物質の味ですね。
だから今、私はどうも“決まった”味が好きになれなくなってきています。
こんなに味にブレがなく、どこの店に入っても同じような甘さなのはおかしい、という気がするからです。
ひょっとすると私たちの身体や味覚が求めるものは、本来、もっと単純な「塩っ気」や「発酵した感じ」だけなのであって、そこに複雑なものは必要ないのかもしれません。
「なにか、この味付けは非常に複雑な気がする・・」
というほど料理人の腕がスゴイお店のようでついそれを評価しがちですが、あまり複雑なものは“なにかわけのわからんものが入っている”と思ったほうが良いのかもしれません。
いずれにしても、この「たんぱく加水分解物」と「酵母エキス」という、表面上はニコニコと優しいお母さん食堂のような顔をしながら、裏では金儲けのために自分の子どもも売るような鬼母だった、というような物質、気を付けてくださいね。





悪魔の企業

2019-02-28 09:01:09 | うんちく・小ネタ
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昨日は欧米ではとうに使用禁止になっているネオニコチノイド系農薬が日本では、規制どころか緩和に向いて動いている、という恐ろしい現状について書きました。
しかし、もっと恐ろしいのはそういった農薬を取り扱う大企業です。
「ラウンドアップ」という除草剤をご存知ですよね?
猫の額ほどしかない庭では必要としない私であっても、そのTVCMには見覚えがあるくらいですから。
友人がこれを使ったとき、あまりの効果に逆におののいて
「これをこのまま排水溝に流したらどうなるんだろう?」
と思って、ガムテープでぐるぐる巻きにして業者さんに処分してもらった、と言っていました。
この「ラウンドアップ」を扱っているのはアメリカのモンサント社というところなのですが、講座では、講師の方が
「このモンサント社、もしご興味があれば、ググってみてください。まぁ、いろんなことがわかりますよ」
とちょっと意味深におっしゃいました。
まぁ、講座ではそこまでは掘り下げないし、テキストにもそこまでは書けないけれども、ご興味のある方は個人的にどうぞ~ということなわけですね。
なになに、そんな風に言われたら気になるじゃん。
というわけでググってみましたよ。



モンサント社とは多国籍バイオ化学メーカーです。
現在は去年にドイツの製薬会社バイエルが買収しています。
遺伝子組み換え作物の世界シェア90%を誇る大大大企業ですね。
モンサント社はラウンドアップとセットで遺伝子組み換え作物を販売していたそうです。
すなわち、この除草剤を使っても、こちらの種子でしたらへたれませんぜ~というわけです。
そして、というか、だから、モンサント社は世界の種子メーカーでもあるわけですね。
種子法が廃法になるという話も少し前に書いたことがありますが、「種を握るものは世界の胃袋を握る」――――。
まさに、モンサント社の狙いはそこにあるわけです。
種を握る者はすべての畑を支配する者ともなるわけですから、種子法の廃止によって、私たちは否応なしに、こういった大企業がつくる“化学”の申し子のような不自然な作物しか食べることができなくなったら? と思うと恐ろしいですよね。




ここはベトナム戦争の有名な「枯葉作戦」の製造メーカーでもあります。
そう、かの悪名高きダイオキシンを発生させたあの枯葉作戦です。
牛成長ホルモンもこの会社が製造しています。
もう、世界中に出回っている悪魔のようなバイオ製品はみなモンサント社が背後にいるのか、ってくらいのものです
そしてこの遺伝子組み換えを推進しているモンサント社と提携しているのが、住友化学です。
ネオニコチノイド系農薬も住友化学から発売されています。
もう、このことからしても、私たち消費者が国が作った基準なんか信頼できないのは明明白白ですよ。
国は大企業を守るに決まってるんだから。
何があってもつぶれないのは結局製薬会社と財閥か~という感じがしてしまいますが、彼らが国を動かしている、といっても過言ではありません。
そういうことは「ターミネーター」とか「バイオハザード」などの映画のなかだけの世界かと思っていましたが、実はあれらの映画は忠実にこの世で起こっていることを再現していたんですね。



講座では、これらの農薬のつくり方と火薬のつくり方は同じなのだ、と言われました。
どういう製造過程が同じなのか今いちイマジネーションが湧きませんが、もうこれだけ聞くだけで、農薬メーカーは軍事メーカーにもなりうるのだ、とピンときませんか?
バイエルや住友化学はすぐにでもその仮面をつけかえ、軍需工場に早変わりしてもなんのロスも出ずに明日から営業できるんです。
こわ~い。
「食」と「戦争」がこんなにすぐに密着しているなんて、ほんとに恐ろしいことだと思います。
もうずいぶん前に元農水大臣の山田正彦さんは、
「日本の食と農業はモンサントに支配される」
と言っておられたようです。



スタバも、モンサント社の支援を発表していますから、ということは=スタバで売られているものは遺伝子組み換えのものが使われている、ということだと思っていいのではないでしょうか。
現にスタバでは遺伝子組み換えの表示に反対していますからね。
使ってないなら堂々と表示すればいいものを反対しているということは、使っている、と思って良いということなのではないでしょうか。
ちょっとおしゃれなコーヒーチェーンとして巨大化したスタバですが、私はこれから選択の余地があるなら、なるべくスタバには入らないようにしよう、と思いましたね・・



私たち1人1人個人の力は弱い。
こうした大企業に立ち向かうような力はない。
けれど、唯一できることは消費者がこうした企業のものを購入しなければ、企業は立ち行かなくなるわけですから、彼らはまた新たな「儲かるタネ」を探してそこからは撤退することでしょう。
けれど、ガンジーよろしく無抵抗作戦という牛歩戦略というようなことでいいのか、というもどかしさも感じますね。
講座ではその昔、有吉佐和子さんが書いた「複合汚染」という小説も紹介され、そのなかに書かれていたことは緻密な取材努力によりなされた賜物であり、素晴らしい小説だったけれども、あくまでも“小説”であったため、これにより何か運動が起こるとかのムーブメントにはならなかった、と書かれていました。
確かに・・ 私もこの小説は若い頃に読んだ覚えがありますが、
「あ~、面白かった」
「有吉佐和子、すげぇ~!」
で終わりでしたもんね・・
私たちはいったいどうしたら“我が事”としてとらえられるようになるんでしょうか。


農薬の現状

2019-02-27 09:01:01 | うんちく・小ネタ

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JORAの中級講座が始まりました。
24日にまずは第一日目の座学を受けてきました。
初日は、「オーガニックの現状と未来」、「加工食品の罠」、「タンパク質過剰摂取の罠」について学びました。
またまた衝撃的な事実をいくつも知り、目からウロコのことがありましたよ~
私がJORAの講座に惹かれるのも、この座学が好きだからでもありますね。
ことさらに危機感をあおり、過激な言葉で現状を煽り立てるのでもなく、家庭科の授業のように公的機関から出ている情報とデータだけを面白おかしくもなく並べ立てるのでもなく、かといってそれはかなり穿った見方だな~、あなたの目線からだけこのデータをまとめてませんか? みたいな右翼みたいなバランスを欠いた感じでもなく、ある程度の偏りはあるのかもしれないけれど淡々と説かれる。
だからつい、自分でももっと意識をもたなくちゃ、という感じに自然になってしまうんです。



さて、このところ私の中でももやもやしている「オーガニックの現状と未来」についてです。
少し前に、友人が有機JAS認定を受けている業者さんから野菜を買っているのだけれど、あまりにも虫がついていてさすがに見ていても気持ち悪いし、取り除くのに気持ちは萎えるしで、
「もう減農薬くらいの野菜に変えようかな、と思っている」
と話し、私もそれを聞いて「私も・・」という気持ちになった、という話を書きました。
それについてもまた新たにひっくりかえるような情報がありました。



ここ20年くらいの主要国の農薬使用量推移を見ていると、日本は2001年ごろを境に徐々に農薬使用量が減ってきています。(とはいっても、欧米に比べたら7倍くらい耕地面積当たり使ってますがね)
なんだ、ならばそれは良い方向に向かっているのじゃないか、と思ったら甘~~~~い!
それだけ強力な農薬が使われるようになった、ということなのです。
そう、これはデータの罠なのです。
「量」が減っていても、残留農薬が減ってきているということではありません。
むしろ、少量でもめっちゃ効く強力なものが使われるようになった、ということなのです。
だったら減農薬の野菜ならまだましよね、なんて思って買ってたら、それはかえって“量”的には“減”かもしれないけれど、残留農薬としてはかえってこれまでのものよりよっぽど入ってるんやおまへんか~ということもありえる、ということなわけです。
もう、こうなると何を信じていいのかわかりませんよね。



あ、ちなみに私がこの友人の話をこちらのブログにUPしたあとに、また別の人から
「野菜に虫がつかないようにするためのコンパニオンプランツをちゃんと植えていればそこまで虫がつくことはないと思うのですが、そこの農家さんはそうしていないのですかね?」
という情報をもらいました。
なるほど、日本にも紫蘇とか山椒とかいわばジャパニーズハーブというものはいっぱいあります。
それぞれの野菜につきやすい虫にあわせて、その虫が嫌いな匂いや成分を発している植物を一緒に植えれば駆除せずともそれほどつかないはずだ、ということなのです。
知らんかった。
経費などの関係でそこの農家さんはそういうことをしていなかったのかもしれませんね。
だから家庭菜園くらいで有機を育てようとするなら、気持ち悪いほどの虫にはお目にかからずに済む方法はありそうですね。



さて、日本の厚生労働省は、これまでも欧米ではとっくに禁止になっている食品添加物に対して無法地帯かのようなOKを出し続けていますが、農薬についてもヨーロッパでは使用禁止になっているものをなんと規制どころか、緩和する方向に動いています。
それはちなみにネオニコチノイド系農薬。
これは非常に毒性が強く、水で流れません。
土や根にも深く沁み込みます。
水で流れないということは、野菜は基本、水洗いで食しますが、買ってきたスーパーの野菜を流水で洗う程度では落ちていないので、私たちはそれを体内に取り込んでいる、ということなのです。
そして土や根にも深く沁み込むということは、仮にこの毒性に気付いて農家がすぐに使用をやめたとしても何年も有機の土を入れ続けて行かないことには土壌が改善しないということです。
ネオニコチノイド系農薬は、ミツバチの大量死の一因ではないか、と言われていて、それもあってヨーロッパではミツバチ保護のために使用禁止になっているほどなのです。
それを日本では平気で使っているのみならず、さらに緩和しようとしている!
これは恐ろしいことです。
去年だったかな、「ぴーちゃん祭り」で、ぴーちゃんがミツバチについて熱く語ってくれたことがありました。
そのときに誰の言葉だったか忘れましたが、
「ミツバチが滅びれば、地球も滅びる」
という言葉があったのを覚えています。
これは大げさに言っているのではなく、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の「ミツバチが滅びる」と「草花たちが受粉できなくなり」、だから「草花が枯れ」、草花が枯れると「森がなくなり」、森がなくなると生息できなくなる動物たちが増え、生態系のバランスが崩れるから、結局、地球そのものが滅びることにつながるよ、という話だったと記憶しています。



ではどうしてそれが危険なものなのかもしれない・・とわかりつつ、農家は使うのでしょう。
結局、後継者不足だからです。
人手をかけて世話ができないから、少量で1回散布すれば済むような強力な農薬が出ればそれに手を出してしまう。
無人ヘリコプターで農薬の空中散布が行われることも多く、皆さんもそういった光景を目にしたことがあるかもしれませんが、あれは人手不足と、もう1つには人間が撒いていたら危険で人間のほうが病気になるか死んでしまうから、という危険性も回避できるから、という一挙両得なのです。
それに、農協から「これを使わないとJAに卸させてやらない」なんて圧力がある場合もあるそうです。(※農協の運営方針は地域ごとに違うので、全国一律ではないようですが)



群馬県前橋市の例では、8か月で1111人が農薬の慢性中毒症状のために医療機関で受診し、そのうちの549人は果物やお茶、野菜をほかの地域の人たちより多めに摂取していたことがわかり、果物とお茶の摂取をやめさせたら症状が改善され、やがて消えた、そしてある人の尿からはネオニコチノイド系の農薬成分が検出された、とテキストには書かれていました。



現在、農業を営んでいる農家のうち49%の人が、有機栽培に移行したい、と考えているのだけれども、それを阻んでいるのは農協のシステムと消費者の無理解、無関心だ、ともテキストには書かれていました。
これまで
「だから私たち消費者はもっと自分でちゃんと知識と関心を持って行動を起こさなければいけないのだ」
という手垢のついたきれいごとのような論調で終わることには飽き飽きしていました。
人間って悲しいかな、自分の身にふりかかることでないとこういう情報だけを目にしたことによってなかなかそれ以上にその情報を自分の目で確かめようとはしないものですよ。
ある程度の都会に住んでいて、野菜がどうやって作られるかも知らずに育って、
「おまえ、そんなんでいいのか、スーパーで買ってるだけでいいのか!」
と言われても、
「そうですけど?」
ってだけなんですけど~、と。
ただね、少なくとも「値段の安さ」だけに惹かれて自分の口の中にはいるものをそれだけで選ぶ、ということは考えものだな、とは思うようになりましたよ。