ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

今年を振り返って

2010-12-31 07:50:00 | 身辺雑事

いよいよ大晦日。今日で2010年という年も終わりですね。

皆さんにとって今年はどんな年でしたか?

私は、去年の年末にスピリチュアルマーケットに行って、数秘で占ってくださる人に言われたことをとても印象深く憶えていました。

「あなたにとっては来年は(2010年のことです。)、これまでにやってきたものが実る年。それまでにやったことがそこそこであればそこそこの花が咲くし、すごく頑張ればそれなりのものを受け取ることができる年です。」と。

そのときは、こりゃあ頑張らなくては、と思ったもんです。

しかもその有効期限が1年もあるとなりゃあ、これから頑張ればなんとかなるだろう、と思っていました。

1年たって今年を振り返ったとき・・・

私って今年何をしたっけ?とすぐには「これ!」と言えない自分がいたのでした。

そしてしばらく考えたのち、「そうだ! 今年は引越しをして念願の、独立したサロン(以前のところは、自宅スペース兼でしたので)をオープンしたじゃないの!」と思いつきました。

こんな大事なことを忘れるって私どうかしてるのかしら・・

というか、私にとってサロンオープンは自分がこれまで頑張ってきた結果なしえたことなのだ、という気がどうしても起きなかったのでした。

引越しをしようかどうしようか迷っていたとき、このブログでも書いたかもしれませんが、決め手は、それまでのところと比べて経費がさほど変わらない、という点でした。

前のところは駐車場代が高かったので、そのぶんだけでも2台で差額が2万円ほど浮きました。

住居の部分も前より若干安い。

そうするとトータルで考えてサロンを借りても、前のところより若干高い程度の出費で、自宅とは完全に独立したサロンが持てちゃう!ということが決め手となったのです。

だからえいやで引っ越してきただけのことであって、オーラソーマをビジネスとして独立させることが軌道に乗ってきたから、という理由ではなかったのです。(そりゃ、おかげさまで徐々にですけれどお客様は増えてはいますが)

このどうも自分の力がついてきた結果としてサロンをオープンさせたわけではない、ということが「私は今年何をやったのか?」という自問自答をしたときにパッと出てくるわけではない、という結果になっていたのですね。


でも、ここは冷静に考えてみようと思います。

私が「オーラソーマだけで生計をたてていく、ということが軌道に乗ってオープンさせたわけではないサロン」ということは、サロンをオープンさせただけで有頂天になるな、という意味で肝に銘じておいていいことでしょうが、「サロンをオープンさせた」ということはまぎれもない事実なのですから、それはそれとして自分を褒めてやってもいいのではないか、と思いました。

そして、結果的にこういう恩恵にあずかれたということも地の利、人の和、天の采配があったからこそなしえたことなのだ、という意味でこの世のすべての生きとし生けるものに感謝したい、という気持ちです。

私は今のサロンをオープンさせるときに、1つ自分に課したことがありました。

それは、「1ヶ月に1度くらいの頻度でイベントを行うこと。」です。

それがどのように功を奏するかわかりません。

イベントは、計画して、案内を出して、その日のメニューをつつがなく終わらせるというエネルギーに比べて決して実入りが多いものではありません。

でも私は常に「何かやっているサロン、動いているサロン、活性化しているサロン、変化し続けるサロン」というものを提供し続けたかった。

そしてこの目標は達成できました。

それが具体的にどのような形となって実を結ぶのかわかりませんが、1つだけ課した課題をクリアできてほっとしています。

そしてこのことは来年度も続けていこう、と思っています。

今年はオーラソーマ以外のことをいろいろと体験できた年でもありました。

ヨガ、過去生セラピー、チャネリングセッション、レインドロップヒーリング、パステルアート・・・もっとほかにもいろいろ。

それらを体験することによって心が揺れたこともありました。

オーラソーマより力を入れたいものに出会った、ということではありません。

世の中には実にいろんなヒーリングのメニューがあって、なかにはまがい物や胡散臭いものや、実にお手軽に資格がとれてしまうものがあるんだなぁ、ということを知り(上記のメニューのなかにはそういうものはありませんよ。)、うまいこと立ち回って効率よく儲けてる人は儲けてるんだな、ということも垣間見たりして、脱力感におそわれながらも、心のどこかでそういう人をうらやましいと思っているのか、心がざわついたことがあったからでした。

結果的に健全に私はオーラソーマをじっくり腰をすえてもっと探究していこう、と本来の道に戻って来れました。(戻って来れました、と言ったって、私の心の中で起こっただけのことですけれどね。)

これを回り道だったと捉えるのか、私という人間が厚みを増すために1度は通る道だったのかよくわかりません。

でも、これだけはいえます。

これらのことはすべて、私自身が望んだことだったのだ、と。


毎月私は「新月の願い」を用紙に書いています。

新月の願いは、1度書いたら、読み返したりしなくともよく、そのままどこかにそっと取っておけばよい、と言われています。

そのとおり、私は前に書いたものを読み返す、ということがまずありませんでした。

それがこの前、たまたま9月のときに書いたものがふと引き出しから出てきて、それを読んでびっくりしたのです。

なんと9月の新月の願いで私は「オーラソーマ以外のいろんなスピリチュアルなメニューを体験できますように」と書いていたのです。

願いがかなっただけだったんだ・・・

せっかく願いがかなったのに私はそれを「どうして私には最近、オーラソーマ以外のものに色々と出会ってしまって、翻弄されるようなことが起こるんだろう・・?」と思っていました。

自分で願っておいて、そのとおりになったというのに、そのことでブーブー言っていては、神様も言うことを聞いてくださらなくなってしまいますね。


当然のことですが、9月に書いた願いがすぐに10月に叶うとは限りません。

願った内容によって、すぐ叶うことと、何ヶ月もあとになって叶うことがあるでしょう。

これからはやはり、願いの進捗状況を確認するためにもきちんと取りまとめて置いておいて、ずっと前のものから時々読み返すようにしよう~っと。

まぁ、そんなことでして、私は私が翻弄されていた、と思っていたことでさえ、自分が願ったことだったのだ、と気がついたのでした。

そういう意味でいえば、本当に今年はいろんなことが実り、ひとつのかたちとなって私に返ってきた年だったといえます。

今年の年末は特にどなたかに自分の来年を占ってもらう、ということはしませんでしたが、ゴールデンスレッドで出した限り、来年もまだ私は「火の世界」。

燃え広がりつづけます(笑)

ブログを通じてご縁をいただいたみなさまをはじめ、私に影響を与えてくださっているすべての方、来年もよろしくお願いいたします。




オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業受付時間は月~土(AM10:00~PM18:00)です。

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朝晩ダイエット

2010-12-30 07:53:00 | テレビ番組

少し前にテレビで「朝晩ダイエット」なる方法を見ました。

これが実に理にかなっていたので、ちょっと挑戦してみようと思いました。

「朝晩ダイエット」とはどういうものか、と言いますと、朝起きてすぐにまずは体重を量ります。

そして夜寝る直前に体重をはかります。つまり、1日に2回体重を量ります。

これを1週間、まずはダイエットと言うことはまったく意識せずに今までとまったく同じ食生活をしながら記録します。


すると、通常、人は1日のなかでも約1キロの変動をしているらしいのですが、どこかのポイントで、今日は2キロも増減がある、とか逆に500gしか減っていないなどのところが見つかるはずです。

1キロ以上にガーンと上がってしまった前の1日に何を食べたか、を見て、以後それを気をつけることにするだけ、というダイエット法です。

テレビでこのダイエットに挑戦していた3人の女性は、おひとりが犯人は「スィーツ」、おひとりが「外食」、おひとりが「お酒」であることがわかりました。

それぞれまったくやめてしまうとストレスが溜まるので、少々ひかえめにする、という程度のことで2週間で全員が1キロはやせていたのです。


ちょっと気に留めるポイントを見つけるだけであとは朝晩体重を記録しつづけるだけ、こんなにお手軽なダイエットで、ゆるやかであるとはいえ、2週間で1キロのペースを維持しながらやせ続けることができればなんていいだろう!と思ったのです。

そもそも私は「単品ダイエット」というやつは、どんなものが流行ってもハナから手をつけようとは思いませんでした。

究極的にはよく体を動かし、3食きちんととりながら全体の量を減らす、というのがいいに決まっている、というのはわかってはいても、そんな毎日毎日、毎食毎食常に少~し我慢している、っていうダイエットも性にあわない、と思いました。だって、1週間に1度くらいは羽目をはずしてもいいことにしよう、と日曜日の夜に外食して好きなものを好きなだけ食べただけでその前の6日間が無駄になってしまう、というようなダイエットはどう考えても割に合わない、と思えました。

そんな私がやったことがあって、ある程度効果が出たのは、1食だけ置きかえる、という「置き換えダイエット」です。

この分野で最も権威であると思われる「マイクロダイエット」のような飲み物ではさすがにお腹がすくだろうと思いました。

で、昔あったハウスの「フルーチェ」(今もあるのかな?)みたいなゼリー状になっていて「食べる」という感覚が味わえる「ヒルズダイエット」にしました。

これはある程度成功しました。

お腹がすいたときはトマトなら食べてもよい、というルールを勝手に自分で設けて(でも、結構お腹減りませんでしたよ。我慢ならない、というほどの空腹感を味わったことはありません。)1年ぐらいかけて、8キロダイエットできました。

これが今から5,6年前のこと。


しかし、私はリバウンドに対する知識がありませんでした。

「目標体重に達したから今日でこのダイエットは終わりしよう!」と決めたとたん、まったくそれまでと普通の食事に戻してしまったのです。

徐々に徐々に体重は戻り続け、4ヶ月ぐらいで元の体重に戻ってしまいました。

後で知ったことですが、人間の脳というものは「この人はこのくらいの体重の人なのだ。」ということをレコードしているので、そのレコードが書き換えられないかぎり、そのレコードされた体重に戻ろう、という指令を送ってしまうのだそうですね。

これがリバウンドの正体。

食欲との戦いというよりは、脳の問題だったのです。

このレコードが書き換えられるのに3ヶ月かかるのだそうです。

たとえば50キロの人がダイエットして45キロにしたとしたら、45キロになりたてのころはまだ脳は、いえいえ、この人は50キロの人ですよ、と記録しているから一生懸命50キロに戻ろうとする。

でも頑張って45キロを3ヶ月維持すると、「あ、この人って45キロの人なんだ。」と脳が記録を書き換えて晴れて45キロの人となる。

そのとたん、それほど頑張って維持する、という意識がなくても自然に45キロを維持できるようになってリバウンドしなくなるんだとか。

なぁ~んだ! このことを知っていれば、ダイエットを終えた地点から何とか3ヶ月は頑張ろうと思ったのにぃ~とそのときは思いましたが、後の祭り。

それ以来、年齢とともに体の線はたるみ、かつ体重も増えていく自分にえいやっと渇を入れる気力を失っていったのでした。

さて、これならたいして努力しなくても効率のよいダイエットができそう、と思ってまずは朝晩の体重を記録しつづけてみましたよ、1週間。

それで何がわかったか、と言いますと・・・


正直、何もわかりませんでした。

テレビに出ていた人たちは2キロ以上違うようなポイントがあったのになぁ。

あれはテレビ用にすごくわかりやすい人の例をたまたま集めたものだったのかなぁ。

私は1キロ以上変動があるような日はなかったのです。

それでも逆に変動の幅が500g以下しかないじゃん、という日はあったので、あえてそこから判断できることを今の時点であげるならば・・・

    お酒はビールなら350ml1缶、お酒、焼酎ならタンブラーグラスに濃い目に1杯までなら良いけれど、2杯以上飲んだ次の日は体重の減りが悪い。

    私の場合、晩御飯にフライ、天ぷらなどの油モノを食べても、そのことはあまり体重の変動には関係ない。(つまり、油モノを分解する力の強い胃腸だ、ということでしょうか。)

    炭水化物のとりすぎもダメ。それは1日の総量で決まる。たとえば晩御飯にご飯をおかわりして2杯食べたけれど、朝、昼は1杯ずつ、というのと、朝トースト、昼大盛りの味噌煮込みうどん、夜は軽く1杯、というのとでは、私の場合、後者の方がダメ。結局、1日を通して今日はけっこう炭水化物とったなぁ、というときはやはり体重があがっている。

    逆に朝、昼、晩ときちんと食べているけれど、それぞれが8分目、というときはまったくOK。むしろ体重は減り気味。


・・・という以上のことがわかりました。

なんだかわかった、というほどのことではなくてがっかりだなぁ。

これさえ控えればOK,というようなことが明白に明らかになることを期待していたのに。

あえて言えば、お酒と炭水化物が私の敵ってことかぁ。

どっちも大好きなものじゃん。

やめられないわぁ。お酒とご飯を断つってのはめっちゃストレスになりそう。


よくお酒を飲むともう白いご飯は食べない、っていう人もいらっしゃいますが、私は両方いっちゃうんです。

さんざおかずとお酒飲んで、最後に白いごはんにふりかけだけ、とか海苔で、とかお茶漬けで、とかまた味をつけてお米食べちゃう。

鍋物やっても最後には絶対うどん入れちゃうし。

お酒だって1杯でやめるなんて、クライマックスを見てはいけない映画を最初のほうだけなら見てもいいよ、って言われるのと一緒で意味ない!って思っちゃう。

あ~ぁ、このダイエットなら何とか私にもできるかも!と最後の望みをたくしたのになぁ。

でもまだ1週間の記録をとっただけ。

まだこの1週間では現れきっていない私の食に対する偏りがあるかもしれないので、ダイエットは置いといて、とりあえずもう少し記録だけでも続けてみようかな、と思います。

ほら、以前に「レコードダイエット」とか言って、記録をとるだけでもやせる効果がある、っていうダイエット法もあったくらいですからね。

・・・でも、明日から旅行。そしてそのままお正月になだれこみ、親戚いっても、実家いっても、飲めや食えやの毎日がやってくる・・

ま、それもいいか。そのなかにひそむ私の食のクセが見つけられるかもしれないし、ね。

とりあえず、朝晩の体重を記録するだけなら簡単でしょ。

皆さんも、ダイエットを考えておられる方がみえましたら、是非まずこれだけやってみられたらどうでしょう?

おおっ!という発見があるかも、ですよ。


感覚のズレ

2010-12-29 07:54:00 | 身辺雑事

日曜日、つまらないことでダーリンといさかいをしました。

発端は昼ごはんです。

私が「久々にゴルフの打ちっぱなしの練習に行こう。」と言ったので、最近ゴルフにはまっているダーリンは、1も2もなく賛成しました。

そのときがちょうどお昼時でした。

遅めの朝ごはんを食べた私たちだったので、

「まだお腹すいてないでしょ?」と私が言うと、

「う~ん、そうでもないなぁ。少し減ってきた。」とダーリンは言いました。

「あ、そう。じゃあ軽めのものだったら付き合うわ。」と私は言いました。

「例えばなに?」とダーリンが聞くので、

「う~ん、そうだねぇ。パスタとかうどん、そばみたいな麺類なら大丈夫。」と私。

そうしたらダーリンが、打ちっぱなしの練習場に行く手前にちょうど大衆食堂があって、そこなら何でもあるからそこにしよう、と言いました。

行ってみると、そこは日曜休みでした。

「困ったなあ。どこにしよう・・」と言いながら、ダーリンはそのまま練習場にもう着いてしまうじゃん、というところまで車を走らせます。

「ちょっと、どうすんの?」と言うと、

「とりあえず練習先にしよう。」と言います。

「えぇ~!!」と私は異を唱えました。

「練習は、1時間も2時間もかかるじゃない。ケンちゃんがお昼食べるっていうから、それまでそんなにお腹すいてなかったのに、もう食べるつもりのお腹になってたのに振り回さないでよ。」

では、というわけで、近くにそうだ、あそこにラーメン屋さんあったじゃないの、という所を思いついたので、そこへ向かいました。

するとそこは繁盛店なので、もうお昼には遅い1時半ぐらいだったのにもかかわらず、まだ並んで人が待っていました。

並んで待つ、ということが大嫌いなのはダーリンも私も同じ。

前を通りかかってそこがそのような状態だとわかったとたん、「やめよう。」ときびすを返しました。


しばらく走っていると、またラーメン屋さんがありました。

そこは知らないところだけど、「ここに入ってみようか。」と入りました。

するとそこは店に入るとすぐに自販機があり、まず先に食券を買い求めてから席に着くタイプの店だ、ということがわかりました。

わたしたちの前に食券を買い求めている最中の人がいました。

なにやら、戸惑っている様子です。

お店の人が横に来ました。

「どうされたのですか?」と尋ねるために来たのかと思ったら、じーっと横で突っ立ったまま、食券を買おうとしている男性が困っている様子をそのまま見ています。それだけなら、(早くしろよ)とせかしに来たみたいじゃないですかぁ。

ついにその男性が声をかけました。

「あの・・ おつり、出ないんすけど。」

「あぁ、そうでしたか。ちょっとお待ち下さい。」


あぁ、そういうことだったのか、なら、てっきりすぐつり銭を用意して店の人が舞い戻ってくるのかと思いきや、なにやら厨房でそのままだべっている様子を見て、ダーリンが切れました。

「おい、出ようぜ。」

黙って私もあとについて店をでました。

「なんだよ。あの店。つり銭ぐらい切らさずに用意しとけよ。しかも、ちょっとお待ちくださいのあとに何にも俺達には声かけずに厨房でだべってるだけなんて最低だな。」

私は、駐車場をはさんですぐ目の前に回転すしがあるのを見て、

「ねぇ、このままあそこのおすし屋さん、のぞいてみない?」と言いました。

「そうするか。」とダーリン。

入ってみると、こちらもまたなんと大盛況で、入り口に置いてあるボードに、名前と人数を書き込んで待たなければいけない。

「行こう。」またもダーリンがそう言いました。

黙って車を発進させて、「もう、直接練習場行こうよ。おれ、こういうの、ダメ。」とダーリンがちょっとイラついた感じで言いました。

「うん、そうしよう。」と私もおとなしく言いました。

ここで何が何でも食べたい、などと言うのは得策ではないことを知っていたからです。
第一、もう「ここで食べる」「やっぱ、食べられそうもない。」「食べる」「食べられそうもない」という繰り返しをして、お腹の待機状態もおかしくなってしまったようで、どうでもよくなっていました。

はっきりと食べないなら食べない、と決めてあげてお腹を翻弄しないほうがいい、と思いました。

すると、「直接練習場行こう。」と言ったダーリンが、少し車を走らせていると、「あ、そうだ。あそこのパスタ行こうか。」と言い出しました。

ここでついに私が我慢できずに、切れました。

「もういいって。食べるってなったり、食べないってなったり、もうお腹おかしくなっちゃてるから。」

「なんだよ、それ。俺に怒ってんのか。」とダーリン。

(そうだよ! そうに決まってんじゃねぇかよ! 最初にお腹減ってない、って言った私に食べよう、って誘ったのはあんたじゃないの。それをあちこち満席だったからって食べない、って言ったり、思いつきでやっぱりあそこ行こうっていったり・・・ いったい、あんたはどういう腹してんだよ。食べなかったら食べなかったでいい。あれば食べられる、って腹なのかよ。)と言いたいところをぐっとこらえ、

「ううん、違うよ。」と言ったものの、さすがににっこり笑い、ジョークのひとつも飛ばす、という気にはなれませんでした。

必然的に車内には沈黙が流れます。

でも、普通に受け答えするだけで限界なんだから、そのことを責められても困るんです。

「なんだよ。黙っちゃって。やっぱり、怒ってるんだな。」とつつくダーリン。

(やめてくれって。黙ってるだけでもありがたい、って思ってよ。)と内心でどぶつく私。

結局、ダーリンは一軒のパスタ屋で車をとめました。

そこはすいていました。

「なんだ、最初っからここに来ればよかったな。」とダーリン。

(っていうか、最初っから私はパスタがいいって、言ってたろーが)とまた内心でどぶつく私。

でも、結局お腹がふくれると、もやもやとした気持ちもすっきりと晴れ、ふたりでにこやかに打ちっぱなしに向かったのでした。


やれやれ。

やっぱり人間って、暖かいものに触れたり、お腹が満腹になると自然にイラついていたことも忘れてしまったり、どうでもよくなる現金な生き物なんだな、ということを認識しました。

そして、私自身も「もう食べないって決めたら、食べないほうがいい。」と思っていたのに、やっぱり食べるとにっこりと言葉も出るようになる。

これが不思議でした。

それにしても、ダーリンのお腹のすき具合、というか、我慢のし具合、というか感覚はいったいどうなってるんだろう?

食べたい、食べよう、と思って出かけたものを途中で、「もう今日は食べずにいる。」ということがどうして出来るのか、私にはさっぱり理解できない。

こういう生理的に理解し合えないことは、きっとずーっと理解し合えないでしょう。

自分に理解できないことは、相手にとってもたいしたことじゃないだろう、と考えがちになる。

私が「こんなふうに振り回されたら、お腹の具合がおかしくなっちゃう。」と言ったことだって、感情的に言ったことであって、体調がほんとにそうなるとはダーリンは思っていないのでしょう。仮に思ったとしても大したことじゃない、と思っているのでしょう。感情的じゃなくて、ほんとに体調の問題として言っているのに。

これが生理的な感覚がまったく違う同士だとこうなるんだな、ということを悟りました。

だから、言っても無駄、とあきらめる。


ダーリンの場合、徹底的に話し合う、とかじゃなくて、一触即発をどんなことをしても避けたほうが得策な人なのだ、ということはこの3年付き合ってきてわかりました。

だから、いくら自分のほうが正しいとか、決着つけたい、と思ったことでもあえて白黒つけずになんとかお互い機嫌だけを回復する方法につとめます。

けれど、こういうことが続いたりするとどうしても「いつも我慢しているのはわたしのほう。」という被害者意識が積もったりします。

それだけは持たないように流そう、と心に誓う私なのでした。

年末に景気の悪い話ですみません。

でも逆に言えば、これで生理的な感覚が違う人とでも付き合えるぞ!という自信を得て、来年から堂々とできる、というふうに思えばいいんだ~

よし、膿は今日で出し切ったぞ。




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マイケル・ジャクソンのすごさ

2010-12-28 07:59:00 | テレビ番組

いよいよ年末ですね~

さきほど、スーパーに今晩はカレーにしようかな~と思って食材を買いに出かけたら、いつもはすいている時間なのに、人、人、人・・・でびっくり。

食材もおせちに関するものが大量に陳列されており、それがまた飛ぶように売れているのを目の当たりにしてびっくり、って感じでした。

びっくりする私のほうがおかしいのかもしれませんが、正月に食べるおせちの材料って28日とかにもう買うんだぁ、って思って。え?もっと早く買うの?

なんか、ひとりだけカレーの材料買って、間の抜けた人って感じだったなぁ。

さて、話題はそういうことではありませんで。

24日のイブの日に4時間スペシャルでマイケル・ジャクソンの「This is  it」をやっていました。

私は帰りが遅かったので、後半しか見られませんでしたが、改めてマイケル・ジャクソンってすごい人だったんだなぁ、とつくづく惜しい人を亡くした、と思いました。

というのは、その数日前に「ものまね」の番組をテレビで見て、なんて言ったかな・・ 私はあまり、見かけない方だったのでちょっと名前を失念いたしましたが、マイケル・ジャクソンのものまねをやってて、フルコーラスじゃなくて、3曲歌って踊ってまねしたら、もうすごい息があがっちゃってたので、やっぱりマイケルのダンスって大変なんだなぁ、って思ったんですよね。

だけど、そのご当人は、そんな歌やダンスを2時間ぶっつつけで行うコンサートをしていたわけでしょう。それも50歳になって今までにも増してすごいコンサートをしようとしていたわけでしょう。

これはすごいことだったんだな、って思ってた矢先だったんですよ。

そんな気持ちで「This is  it」を見ていたら、もうマイケルのすごさを再認識させられるようなことばかりでした。

全体を通じて感じたのは、1つのコンサートを成功させるために、一緒に出演するダンサーやバックバンドの人たちにも当然、練習やリハーサルでマイケルはもっとこうしてくれ、ああしてくれ、と言うことを言うわけですが、それがすべて「自分はこんなんじゃ歌えないから」っていうのではなく、「観客がもっとこうであったほうが楽しいと思うんだ。」というファンの視点に立脚しているんだな、ということがひしひしと伝わってきました。

その人の感覚で「直せ」と言われると、それは皆さん、プロですから「何言ってんだ」とカチンとくるかもしれません。「このままのほうが絶対いいのに・・」とかね。

それだと、ただのスターのわがままに聞こえてしまうでしょう。

だけど、「エンターテインメントのために」「観客のために」という姿勢が常に1本びしっと伝わってくると、それは「このコンサートを皆に楽しんでもらって成功させたい!」という同じひとつの目的をもった仲間意識に変わります。

もちろん、マイケルは皆をひとつにまとめるために、ってことでやってたわけじゃなくて、もう幼い頃から音楽のショービジネスだけの世界に生きているから、感覚として備わっているんでしょうね。

そして、私が一番ほぉーっと思ったのは、実は音やダンスではなく、マイケルが皆に指示を出すときの言葉でした。

「もっとスローな入り方をしてくれ。」というところをマイケルはこう言ったのです。

「朝、ベッドから這い出るときのように。」と。

「ここはちょっと派手にどーんと音を出してくれ。」というところはこう言いました。

「夜空に星がきらめくように。」と。

う~ん、すごいな、マイケル。

決してマイケルが音楽の基礎を学んでいないから、具体的な指示が出せない、というのではありません。

だって、ミキサーの人がインタビューに答えていましたが、「マイケルの音は完璧だ。自分の曲については、すべて音域からリズムまで何もかもきちんと把握している。」なんだそうです。

だから、もちろん「アダージョで」と言うことはできたところをあえて、「朝、ベッドから這い出るときのように。」と言ったのだと思います。

「アダージョで」と言われたら、バンドのメンバーは、「どうしてですか? 楽譜にそんな指示はありませんよ。」とか「アダージョなのかレントなのか、どういう意味でそういう指示に変わるのか教えてくださいよ。」とか言いたくなる感じだと思います。音の専門家として。

けれど、「ベッドから這い出るような感じで。」と言われると、音楽用語では伝えきれない、けだるげ~で、ちょっとまだ体が重~いって感じでやればいいってことか、とピンときますし、自分の専門分野での能力を疑われたわけではない、ということが感じ取れますから機嫌もそこなうことはないでしょう。

マイケルがすごく詩的な人だったんだな、ということとともに、もし、それぞれの専門分野を受け持っている人たちのプライドを傷つけないためにこのように言葉を選んでいたのだとしたら、ほんとにすごいなと頭が下がります。

これだけ褒めておいて何なんですけど・・・

私の青春時代を彩った歌手はマイケル・ジャクソンではありません。

サイモン&ガーファンクルとミッシェル・ポルナレフです。(え? 誰ですか、それって・・って? まぁまぁ、それならそれでいいんです。私だけのものでいいんだもん。)

私はメロディ・メーカーであるとともに、詩にも意味深い曲を書く人が好きだったんですね。

でも、だからこそ今回、マイケル・ジャクソンのすごさを認識できてよかったな~と思いました。

私好みの曲もけっこうあるな~ってこともわかったし。

そして改めて、人と協力して何かをやるっていうときには、その人たちの顔色をうかがったり、反対に自分だけが良かれ、と思ったことを押し通すのではなく、最終的にそれを受け取る人のためにベストだ、と思われることを突き詰めていくのだ、という姿勢も教わったし。




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クライアントの気持ち

2010-12-27 07:59:00 | コンサルテーションとカウンセリング

以前にコンサルテーションにみえた方が、こんなことをおっしゃったことがありました。

その方は、最初から定期的に通ってくださっていて、そのときはもう数えて5回目ぐらいのときでした。

「最初から実はこの話がしたかったのだけれど、どうしても言えなくって・・」と。


そのときに私は、それまでにその方が選んだ5回分のボトルが走馬灯のように頭のなかを駆け巡って、「そうだったのか・・!」とすべてがつながったような気がしました。
最初のときから「これこれこういうことが考えられるけれど、何か心当たりはありませんか?」と聞いても、「何もない。」「ただ平穏な日々を送っている。」の1点張りだった彼女。

・・・そうじゃなかったんだ。


お医者さんやヒーラー、なんでもいいけれどその道のスペシャリストという人を前にして、クライアントは大きく2つのタイプに分けられると思います。

1つは、自分がいる世界とは切り離して、専門家だからその人には初めから何でも話せる、という人。(その専門のジャンルのことに関しては、ですよ。)

2つめには、相手がどういう人であろうと、ちょっと打ち解けて雑談なども平気でできるようになってからしか心を開けない、というタイプの人。

彼女は後者だったんですね。

このタイプの人のほうが多いのかなぁ。

私は自分が1つめのタイプの方の人間なので、彼女が心を開いていない、ということに思いが至りませんでした。
とつとつと話す感じではなく、フランクにリラックスして楽しそうに話していたから余計に・・

よく「クライアントは嘘をつくから、丸ごと信用しないように。」なんていう心理カウンセラーの方がみえますが、最初から「信用しない」というところに立脚してクライアントと対峙してどうすんだ、そんなことしたら、余計に心を開いてくれないだろーが、と思っていました。(今でもそう思っています。)

しかし、嘘はついていないが、本当のことをすべてさらけ出しているわけではない、ということはあるのですね。

そして、こいつを陥れてやれ、という嘘ではなく、自分を防御するために結果的に嘘をついたことと同じことになってしまった、ということもありますね。

またひとつ、勉強させていただいたな、と思いました。

あまりにも表面上に現れたことだけを見てコンサルテーションしていると真実を見失うことがあります。

このクライアントの方に対しても私は最初のときの4本を見て、(これはどう見てもこうだと思うんだよな。)ということがあって、勇気を出してそのことを尋ねたらにべもなく、「ううん。まったく心当たりありません。」と言われたので、それ以降、一切、その読み取りに関してはオミットして話を進めていたのですよね。


でも、彼女が5回目にしてようやく「最初から実はこの話がしたかった。」という話をしてくれたのは、1回目のときはともかく、2回目以降から私があまりにももうその線はオミットしてリーディングを進めているがゆえに、かえって言えなくなった、とか話す機会を奪っていた、ということがあるのでしょうね。

2回目のときにも1回目のボトルの読み取りをまた裏付けるような4本だったので、またしても1回目に最初に思ったことを実は、口にしたくなったのですよね。

(でも、これは違うって言ってたしなぁ。)と思って、もうこちらからその線、ありえる?って打診をすることはしなかったのです。

あのときにしていれば・・ 彼女はもっと早くラクになれたかもしれないのに・・


もっとボトルを信じなくてはいけなかった。

それを自分の1回目の経緯からだけで、捻じ曲げてしまった。

こんなことではセラピストとして失格だわ。

クライアントの気持ちに添ってあげる、ということは、本当はそのときにしているボトルのリーディングよりも「もっとほかに話したいことがあるのではないですか?」という一言なのかもしれません。

先日、こんなこともありました。

コンサルテーションに来ていただいた方に誘われて、ある会に出席したときのこと。

そこで、その方のお友達やらにいっぱい紹介されて、「この方、オーラソーマっていうカラーセラピストなのよ。」とその方が言うと、たいていの方が「きゃーっつ、何、それ? なんだか面白そう。」とおっしゃいます。

これは嬉しいような、はーっ、まだまだオーラソーマって知名度低いんだなぁ、とがっかりするような気持ちの両方が入り混じる瞬間です。

好奇心旺盛な人の友達はやはり好奇心旺盛な方なのです・・

それから「私もやってみたーい。でも、なんだかちょっと怖い・・」とおっしゃいます。

これもよく言われることです。

でもこのことを今まで、なんだか巷によくあるほかの占いなどのように、あなたには悪い霊がついている・・だの、今年は運勢がよくありませんねぇ、健康に注意しないと病気になりますよ、だのという悪いメッセージを言われたらどうしよう、という気持ちの表れだと思っていたのです。


だから、「大丈夫ですよ。オーラソーマは占いとは違って、自分の意思が現れるのですから、自分が自分に対して、そんな悪いことが起これ、って願っているわけないでしょ? だから、そういうことはボトルには現れません。」というような説明をしていました。


まぁ、それもあながち間違いではないとは思いますが、ちょっとお門違いな方向へ持っていってた、ということもあったのだな、ということに気付いたのです。

それは、その方のお友達の、うちへコンサルテーションにいらしてくださった方がこう言ったことによって気付いたのでした。

「大丈夫よ。心を変にかき乱されるようなことにはならないから。穏やかにすーっと入ってくるメッセージばかりよ。」と。

そっかあ!

人は、せっかくまぁまぁ幸せで、平穏無事に暮らせております、というときにたとえ「なるほどねぇ。」と自分にとってポジティブな気付きとなるメッセージであっても、それが衝撃的なもので、心かき乱されるようなメッセージであるならやはりココロかき乱される、ということになるんだな、と気づいたのでした。

そりゃ、当然ですよね。

その身になってみればわかることでした。


私も、今年の春に受けたラハシャ博士のカウンセリングスキルコースの1日目の冒頭のワークで、「どうして私は今、とても幸せなのにわざわざ心をかき乱されるようなことを言われなくてはいけないの。」とかえって腹が立ちましたもんねぇ。

そのことをしみじみと思い出しました。

だから今度から「興味あるけど、ちょっと怖いなぁ。」というオーラソーマ初体験の人には、こう言わなくてはいけませんね。

「大丈夫ですよ。今のあなたにとって必要なメッセージしか出てきませんから。その人が受け取る用意ができたものしか出てきませんよ。そして必要なことしか起こりませんから。」と。

時々、は? あなた、そんなことがわからなかったの? ということが灯台下暗しで気付いていないことがあります。

クライアントの気持ちがわからないことがあっても、それを教えてくださるのもまたクライアントなんですよね。

私はあくまでボトルのメッセージを信じるだけでよいのですよね。




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