今日のひとネタ

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ついに出ました

2010年12月09日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 今朝のめざましテレビでキダタロー先生のCDを紹介してました。以前も「浪花のモーツァルト キダ・タローのすべて」というのがありましたが、今回発売されたのは「キダ・タローのほんまにすべて」というもので、収録曲も大幅に増えて今度の方がいいですね。

 キダ・タロー先生というと関西の人なら誰でも知ってますが、タレントとしてだけでなくなかなかたいした作曲家です。(って、元々タレントの前に作曲家ですか) 今回の収録曲も主な物だけで、日清出前一丁、日清焼きそば、アサヒペン、551蓬莱、芦原温泉ホテル八木、 かに道楽、小山ゆうえんち、くいだおれ、有馬兵衛向陽閣、千房やきやきシャンソン、日本海みそ雪ちゃんの唄、プロポーズ大作戦、ラブアタック!、花の新婚!カンピューター作戦、爆笑寄席、アホの坂田、などなど。

 私は前に出たCDを持ってて大好きだったのですが、知り合いに貸したところ返ってきたら2枚組の1枚がなくなっててすごく悲しい思いをしました。あれ以来、人にCDを貸すのがトラウマになったような…。おまけに、今は廃盤で中古市場でもプレミアついてるし。

 で、この人のことは昔から知ってましたが、面白かったのはタモリの「音楽は世界だ」に出たとき。ヒットに恵まれないという話をしてましたが、アホの坂田師匠のテーマ「アホの坂田」は発売前から大ヒットの予感があったのが、「学校で坂田君がいじめられる」という懸念から問題になり放送禁止になったとか。また、人気漫才コンビ海原さおり・しおりが「好きなら好きやというてんか」というレコードを出したときも、「いざキャンペーン開始」という直前になって二人とも妊娠が判明し、安静にせねばならんということでヒットしないままだったとか。先生は「二人ともでっせ!」とたいそう怒ってましたが…。

 実は私が一番好きなのはこの「好きなら好きやというてんか」で、次が「おめでとうのうた」。このどちらも紛失されてしまった2枚目のCDに入ってたので、約10年ぶりに聞くことができます。嬉しいです。

 逆に残念なのが、かに道楽のCMソング「かにの網元」を入場テーマにしてた元みちのくプロレスのレスラー愚乱・浪花がこの10月に亡くなってしまったこと。私がみちプロを見に行ってた頃はデルフィン軍団の一員として大活躍していただけに、健在であればこのCD発売をきっかけにまたブレイクできたかもしれませんのに。

 まぁこのCDを聞きながら愚乱・浪花選手を偲んでみるのもいいかもしれません。関西人ならずとも一家に一枚あってよいCDだと思いますがいかがでしょう。どーですか、お客さん。