今日のひとネタ

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爺さん養成講座があれば

2024年06月24日 | こんなの考えました

 アメリカではドラマがウケてシーズン3まで行けば主演俳優は一生安泰という話を聞きました。情報源は甲斐よしひろセイヤング21ですが、人気作品になると再放送とかDVDの売上とかで収入が安定するのでしょうね。

 日本の人気ドラマでは70代の刑事さん達がやたらと元気ですが、公務員の定年はどうなっておるのじゃ?と思ってしまいます。とはいえ、これは今に始まったことではなく藤田まことも70代で「はぐれ刑事純情派」やってましたね。あの人は70代でも純情派なのが素敵です。

 そうやって長年やってるうちに主役のキャラが変わってきても、人気があって続けざるを得ないというケースは多いのでしょう。「暴れん坊将軍」も24年やってましたが、当初は自称旗本の三男坊である「天下の風来坊」が、火消しのところに居候するという設定はOKでも、そのまま50代になるとさすがにやばいだろうと。ただのプーなんじゃないかとか。

 それを考えると、東野英治郎の「水戸黄門」シリーズはいいパターンでした。あの人がドラマ始めたときが61才。役柄も最初から「ご隠居」だし。14年ほどやったあと健康上の理由とか奥さんが無くなったとかあって降板したようですが、そのまま続けられれば別に80代でも無理がない役柄というか。

 それを考えると、20代でも爺さんに見える役者で水戸黄門シリーズを始めたらどうでしょうか。50年続けても70代だし始まりからして立場がご隠居だし、そういう人を育てるための「爺さん役者養成講座」があれば流行るかもしれません。

 逆に「若さま侍捕物手帖」をシーズン30くらいまで続けて、「いつまで若さまやねん!」と突っ込むのも面白いかもしれません。「花咲舞が黙ってない」も50年くらい続ければ、80代のヒロインにお言葉を返されるのが快感になったりする人もいるでしょうし。(いるのか?)

 まあ世間の注目はあぶない刑事さん達がいつまで危ないのか、相棒はいつまでやるかというあたりでしょうか。私はどっちも見たことないのでその話題は参加できません。いつ終わってもロスはなし。平和なものです。