先週NHKラジオ「ふんわり」の時間に、「バンドコレクション」という特集を放送してました。名曲ヒットパレードの一環ですが、高校野球があってレギュラー放送がやりにくい事情だったのでしょう。70年代特集、80年代特集ときて、最終日がバンドコレクションでした。
そのオンエア曲は以下の通り。
BOOWY「ONLY YOU」
ユニコーン「Maybe Blue」
TM NETWORK「Self Control (方舟に曳かれて)」
米米CLUB「Shake Hip!」
THE BLUE HEARTS「リンダリンダ」
はっぴいえんど「風をあつめて」
RCサクセション「スローバラード」
Mr.Children「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」
スピッツ「チェリー」
JUDY AND MARY「そばかす」
レミオロメン「3月9日」
TOKIO「宙船」
GLAY「HOWEVER」
BUMP OF CHICKEN「天体観測」
Whiteberry「夏祭り」
サザンオールスターズ「真夏の果実」
Offcial髭男dism「Pretender」
back number「高嶺の花子さん」
緑黄色社会「Mela!」
SEKAI NO OWARI「Habit」
SHISHAMO「明日も」
Saucy Dog「シンデレラボーイ」
PRINCESS PRINCESS「M」
T-BOLAN「Bye For Now」
シャ乱Q「シングルベッド」
LINDBERG「every little thing every precious thing」
SHOW-YA「限界LOVERS」
LUNA SEA「ROSIER」
X「紅」
担当のアナが比較的若い世代だったということもあるでしょうが、「ん? これでバンドコレクション?」と思わないでもないです。世代によってはロックバンド黎明期を想像する人もいるでしょうし、イカ天のあたりのバンドブームだという人もいるでしょう。今はまた自由な発想のバンドもいますから、そういうのもありなのでしょうね。
私は「バンド」というと、ギター、ドラム、ベースがいて、どこでやろうと生演奏が基本、その日の調子で良かったり悪かったり、早かったり遅かったりのそれこそ生ものだというイメージなので、そういうのを感じたいです。
なので、個人的な想定としてまずはキャロル、チューリップあたりから始まって、サディスティック・ミカバンド、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、甲斐バンド、ずうとるび、レイジー、柳ジョージ&レイニーウッド、ツイスト、ゴダイゴ、サザンオールスターズなどがきます。テレビで生演奏を見た記憶があると、やはり「バンド」という気がします。
そのあとは、RCサクセション、スペクトラム、ジューシーフルーツ、もんた&ブラザーズ、シーナ&ロケッツ、アナーキー、ヒカシュー、プラスティクス、ラウドネス、アースシェイカー、ハウンドドッグ、タンゴ・ヨーロッパ、爆風スランプ、C-C-B、チェッカーズなどがあって、その後はユニコーン、ジュンスカ、バービーボーイズ、エレファントカシマシ、プリプリなどなど。
別に打ち込み音源と同期で演奏する音楽を認めないわけではないですし、あくまでも私のバンドに対するイメージです。テレビで見てCDと寸分変わらない演奏というのもどうもスッキリしなくて。そのバンドのメンバーで演奏するビートなりグルーブなりを感じたいわけです。あとはテレビでカラオケに合わせて演奏してるふりだけというのは、「バンドとしてのプライドはないのか!」とか思ったりします。
まあこの辺の意見には個人差があるでしょう。顔だけ見られればいいという人もいるでしょうし。何がどうかというと、今回は私が「バンド」と聞いてイメージするものが、あんまりオンエアされなかったというのがなんとも。そういえば、はっぴいえんども世代ではなく生演奏を見てないから、あんまりバンドという感じをもってなかったり。当時はあちこちでステージやってたのでしょうけど。