CSのホームドラマチャンネルで放送中の「アタック!真理ちゃん」を録画。これの前にも「真理ちゃんとデイト」とか「となりの真理ちゃん」とかありましたが、あちらはスタジオでの録画で、こちらはホールでの公開録画。元々は1974年4月から半年の放送でした。
司会が桂三枝と天地真理で、彼女の歌あり、寒いコントあり、ゲストの歌ありで、まあカックラキンな内容ともいえます。会場を見ると結構子供もいるようですし、準レギュラーの玉川良一のコントなどはなかなか理解させづらかったのかも。
こういう番組なのでステージ上も客席も結構ガヤガヤしてて、天地真理は必ず歌いますがなかなかやりにくそうでもあります。
天地真理といえば、先日のラジオ番組で徳光さんが「なかなか歌唱力が評価されない人だ。」と言ってましたが、実際ステージで歌ってるのを見ると結構ちゃんとしてるし歌唱力はあったと私は思います。
ただ、当時週刊少年ジャンプで見た「天地真理物語」という漫画では、若いTVディレクターが「水色の恋」について「パンチがあっていい曲だね」というセリフがあって、当時小学生だった私は「あの歌にパンチなんかあるかなあ?」と思ってました。が、今聞くとサビなどは結構な声量でゴリっと来ますし、間違いなく上手いし実力あります。とはいえ、この番組の頃のシングルというと「恋と海とTシャツと」で、私はこれは知りませんでした。結構ヒットはしたようですが。
そして、この番組を録画してるのはゲストを見たいため。今回見たゲストは西城秀樹、あのねのね、マギーミネンコ。あのねのねは歌が聞きたかったのですが、ここではコント要員で腰みの着けてつまんないネタをやってました。(失礼)
で、私の注目はなんといってもマギーミネンコ。この人は「うわさのチャンネル」で「乳もめー!」と品のないことを叫んでた印象が強いですが、ちゃんと歌も出してます。そして今回歌ったのは「燃えるブンブン」。
私はこれが大好きで、レコードで聞くと本当にかっこいいです。とはいえ、当時は本牧ってのがわからなくて珍しいタバコのことかと思ってたくらい。歌詞はまったく理解してなかったですね。
それで、この人はレコードだといいのですがテレビで聞くと「あらら…」となって、レコードとの落差が大きい私の中の三大ガッカリ歌謡の一つではあります。(あとの二つは内緒) そう思って懐かしく見たのですが、あらためて見るとそんなに悪くはないですね。違いはアレンジというか演奏の違いかなあとか思いました。当時見てたテレビの環境も関係あるかも。あの頃のはスピーカー小さかったし。
それはそうと、わざわざこれを録画してたので家人は私が天地真理ファンだと思った様子。しかし当時も今も私は南沙織ファンなので、天地真理は敵なのでした。いざとなれば南沙織派として戦う準備はあります。ま、戦わなくてもいいんですけどね。フフン。←最近こればっか