今日のひとネタ

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斉藤由貴 35th anniversary concert 「THANKSGIVING」Special Edition

2021年02月27日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡


 CSのファミリー劇場で放送されました。斉藤由貴さんのデビュー35周年記念コンサートで、昨年11月に実施されたそうです。会場は3階席まであるホールですが、東京建物 Brillia HALLというところで池袋にあるんですね。

 番組サイトによると「2020年11月14日に行われた公演の模様に、貴重な舞台裏の様子も収録した特別版をTV初放送!「悲しみよこんにちは」「夢の中へ」など数々のヒット曲を、思い出トークを交えながらお送りします。」とのこと。

 実際のコンサートは、オープニングから驚きました。まだ閉じた幕の前に一人で立ってスタンドマイクで「卒業」を披露。決して歌唱力バッチリという感じの人ではないですが、凄く丁寧に歌ってるのは感じるし、女優さんだけあって表現力は計り知れないものがあります。もちろんこのときも伴奏はあるのですが、一人で立って歌ってる緊張感は半端なかったです。

 斉藤由貴さんは、CD数枚とレーザーディスク2枚持ってるのでかなり好きな方。今回は番組全体で1時間45分だったので、実際のコンサートからはかなりカットされてたと思いますが、ほとんどの曲は知ってたし楽しめました。

 ところどころで、どうにも思いがこみ上げてきた感じが見えて彼女が涙ぐむ場面は多し。私はシングル曲では、もしかしたら「MAY」が一番好きかもしれませんが、その曲ではサビで完全に泣いてしまってそれでも「好きよ 好きよ 誰よりも好きよ」と歌うのを見て、あれを会場で見てたら完全にもらい泣きしてただろうとは思いました。

 今回はなぜか上白石萌歌さんがゲスト出演。この人は注目して見たことがないのですが、上白石姉妹の妹さんの方なんですね。斉藤さんのアルバム曲の「少女時代」をデュエットしてました。ちょうどこの曲が収録されているCDとLDを持ってますのでよく知ってますが、上白石さんも頑張って歌ってて今回は好感を持ちました。

 今回のコンサートはラジオDJ風の演出もあり、寸劇風の場面もあり、それこそ彼女のデビューからのいろんな場面を切り取って見せた感じ。もちろん歌がメインですが、あれだけの曲数をしっかり歌いきったのはアッパレでした。この映像は保存版です。

 ちなみに3月27日にも再放送がありますので、見逃した方は是非どうぞ。こういうのを見ると、生のステージはやはり緊張感があっていいなあと思いました。テレビで見ると会場で楽しむ雰囲気の10分の1にも満たないとは思いますが、それでも堪能できたということはその場にいた人は一生の思い出になったことでしょう。それにしても、いいものを見せて貰いました。彼女にはずっと歌い続けて欲しいです。