今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

火星からの映像と自然科学の試験問題

2021年02月22日 | 日記・雑記・ただの戯言
 火星に着陸したNASAの探査機から、様々な映像が送られてきてワクワクします。普段宇宙には特に関心を示しませんが、いざこういう画像があると興味を示してしまいます。私のように元々知識のないものにとっては、「火星の映像が来た」ということにして、実際は送られてきた映像を基にしたCGでもまったく構わないので、とにかく夢を見せて貰えれば楽しいと。常々宇宙船と潜水艦にだけは絶対乗りたくないと思っておりますので。

 ところで、宇宙の探査のニュースを聞くと思い出すのが学生時代の「自然科学」という科目の試験。大学1年の時の一般教養科目なのですが、担当の先生が体調を崩して後期は全部休講でした。

 それでどうなったかというと、後期の試験日程が全部終わった後に、補講と称して別の先生数名がそれっぽい話を3日くらい朝から夕まで講義をして、最後に試験をして単位を与えるというもの。

 そして、その時の試験の問題が小論文。はっきりした内容はもう忘れましたが、概要としては「アフリカでは食料不足で飢餓の問題があるが、その一方、宇宙の探査に膨大な費用を投じている国もある。地球全体で見れば、宇宙の探査に費やす費用があれば、飢餓に苦しむ人を助けられるのではないか。それについてどう考えるか。」というもの。

 何がどうかというと、前期に受講してた内容も補講の内容も、こんな話とはまったく関係なかったので、試験問題をみて「はぁ?」と思ったのは言うまでもありません。

 何よりも、補講の期間は2月の中旬だったと思うのですが、500人くらい入る大教室に暖房が効いてなくて、まともに講義を聞くような状況ではありませんでした。初日から厚着をして出かけたのですが、それでもガタガタ震えてたので使い捨てカイロをいっぱい買って太ももからふくらはぎから足の甲にも入れてたくらい。これまでの人生で寒さで辛かったという記憶は、この時の京都が一番です。何時間も座ってて動けなかったのがきつかったと。

 そんな状況だったので、この問題にどういう回答をしたかはまったく記憶しておりません。が、周囲の様子を聞くと補講を受けて試験を受けたものは皆成績は「可」だったような。

 それにしても、生きていく上ではこういう問題より「極寒の京都で1日じっと講義を受ける際の寒さ対策はどうするか」という事を考える方が役に立ちますね。今だったら、上下ヒートテックのアンダーウエアを来て、シャツを着てセーター着てその上にダウンジャケット。カイロも当然装備するとして、あの時の経験はとにかく足先が寒かったです。靴の中に唐辛子とか入れるのがいいんでしょうか。さすがにウオッカとか飲むわけにはいきませんし。