今日のひとネタ

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プチブレイクの対義語とは

2021年02月17日 | 日記・雑記・ただの戯言
 私の場合、ちょっと流行ってる気がするものについては、すぐ「プチブレイク」という表現を使います。かのみうらじゅん氏は「笑っていいとも」に出た際、「今は仏像ブームですから。」と言って、タモリさんに「仏像がブームになってるんですか?」と聞かれたら「いや、マイブームです。」と答えたとか。それが「マイブーム」という言葉が流行るきっかけだったと言われています。

 同じように「○○がブレイクしている」と言って、「ブレイクしてるの?」と問われれば「まあプチブレイクで」という事にできる便利な言葉です。

 そもそも「ブレイク」という言葉も色々な意味があってよくわからないままに使われてますが、コーヒーブレイクっても別にコーヒーが流行ってるわけではなかろうにと。(当たり前)

 10数年前に、ある男性誌の発刊のイベントがあって、多分「ブレイクする男の…」とかいうのがキャッチコピーの雑誌だったのでしょう。その時に「これからブレイクする男とはどういうタイプか?」と聞かれたゲストの佐藤江梨子が「そうですね。まず年収1千5百万以上で」と言ったら、他のゲストは一斉に「そりゃもうブレイクしてるよ!」と突っ込んだとか。

 また、6年ほど前でしょうか、「問題のあるレストラン」というドラマがありました。坂元裕二脚本、真木よう子主演のレストランを舞台にした話。その開業準備で、従業員同士での隠語を打ち合わせる場面がありました。すなわち店内で「オシッコしてくる。」なんて言いにくいわけで、その場合は「プチブレイクしてきます。」にしようと。するとある女性が「じゃあ、大きい方の時は『メガヒット』ですか?」と突っ込んで、あれは名場面でした。さすが坂元作品。

 ということで、プチブレイクの対義語はメガヒットになるかというとそういうわけでもなく、まったくヒットしないということが対義語になるのでしょうか。ただ、プチがフランス語でブレイクは英語だから、そもそもその言葉自体無理があるでしょうと思ったけど、それをいうと大ヒット、小ヒットも日本語と英語の組み合わせですね。

 色々考えるとだんだんわからなくなります。ということで、私はこの辺でメガヒットに行ってきます(?)。