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大河「いだてん」終わりました

2019年12月21日 | ドラマレビュー
 先週の日曜が最終回。視聴率は歴代最低という話ですが、私は全話見ましたし結構楽しめました。時代があっちこっち行ったり、登場人物も多くてわかりにくかったことが低視聴率にも影響したのでしょう。一度離れると戻ってこれないことがあるでしょうし。

 私も最初は来年の東京オリンピックを盛り上げるためだけの話かと思ってて、同じように思って敬遠した人も多かったと思われます。が、実際見てみると日本人がオリンピックに参加するのがいかに大変だったか、嘉納治五郎がどのような人でいかなる情熱を持っていたか、戦時下のスポーツ界はどうだったのか、など色々知らないこともあったし考えさせられることも多くありました。

 あとはオリンピック周辺が盛り上がってくると、あれこれと政治家が暗躍するようになるところも興味深かったし。

 個人的にはオリンピックの話なのに志ん生を絡める必要があるのかというのが疑問でした。あれで話が分かりにくくなったことと、素人の落語をやたらと聞かねばならなかったのは若干苦痛。クドカン氏はタイガー&ドラゴンでも落語家の話をやってたし、好きなのかもしれませんね。

 結局一番のテーマは「今の日本は世界に見せたい日本か?」ということかと。来年は東京オリンピックもありますし、好きな人もそうでない人もこのテーマは考えてみるべきでしょうね。

 まずは1年楽しませてもらったので「いだてん」の関係者の皆さんには「アッパレ!」と言っておきましょう。まぁ私は再放送あっても見ないなぁ。これに限らずもう一回見たい大河ってまずないのですけど。