2024/8/1 読売新聞オンライン
のと鉄道のポケモンラッピング列車の出発式=1日午前、石川県穴水町の穴水駅
能登半島を走る第三セクター「のと鉄道」は1日、被災地の子供たちを元気づけようと「ポケットモンスター」のラッピング列車の運行を始めた。穴水駅(石川県穴水町)で開かれた出発イベントでは、地元の保育園児らが一日駅長を務め、記念撮影した。
人気キャラクター「ピカチュウ」などの絵が施された車両が車庫から出ると「かわいい」「乗りたい」と歓声が上がった。金沢市から家族で乗りに来た浅川知輝さん(9)は「好きなキャラが車内にいるかもと思うと楽しみ。何回も乗りたい」と声を弾ませた。
のと鉄道の中田哲也社長は「子供たちの満面の笑みを見て、企画してよかったと思った。走る車両を見たり、乗車したりしている間だけでも、元気になってもらえたらうれしい」と話した。