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台中メトロ緑線、全車両の連結器を交換へ 川崎重工が再購入

2020年12月01日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

台中メトロ(MRT)グリーンライ



(台北中央社)一部車両の連結器に故障が見つかり、プレ営業を一時停止している中部・台中市の台中メトロ(MRT)グリーンラインは、全車両の連結器を交換する。施工を請け負った台北市政府捷運工程局が11月30日までに明らかにした。車両を受注した川崎重工業が全36両分の連結器を再購入し、入れ替えるという。

同線はプレ開業から6日目を迎えた11月21日、車両1両が故障。調べた結果、車両同士を結合する連結器の軸が折れていたことが分かり、プレ営業を一時停止とした。全車両を点検したところ、新たにもう1両で同様の問題が発覚。同線の車両全18編成36両のうち、半数が川崎重工製、もう半数は技術移転を受け台湾で組み立てられたもので、故障が判明したのはいずれも川崎重工が製造した車両だった。連結器自体は米国製。

同局機電系統工程処の蘇瑞文・処長によれば、川崎重工は全車両の連結器を早急に交換するとしている。だが、米国からの輸送に時間がかかるとみられ、台湾に届く時期の見通しは立っていない。

蘇処長は、さらに詳細な検査を第三者に依頼するとも説明。これまで行われていた超音波による非破壊検査では、分解が困難な一部部品の検査ができていなかったが、破壊検査をしてさらに詳しく調べるという。

台中市は、安全が確認されてから開業する姿勢を示している

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