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阿里山鉄道の旧型車両、20年ぶりに里帰り 24日から展示へ/台湾

2021年12月13日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運


2021/12/07 19:13 中央社
参照記事
https://japan.focustaiwan.tw/travel/202112070011


20年ぶりに里帰りする阿里山鉄道の旧型車両


中部・苗栗県の苗栗鉄道文物展示館で保存されていた蒸気機関車などの鉄道車両5両が7日、元の所有者である行政院(内閣)農業委員会林務局の阿里山林業鉄路(阿里山森林鉄道)が所管する嘉義車庫園区(南部・嘉義市)に運搬され、約20年ぶりに里帰りを果たした。今月24日から嘉義市内で開催される「2021台湾デザイン展」(台湾設計展)に合わせて展示される。

里帰りを果たした車両は、かつて主力車両として資材や物資を運搬したシェイ式蒸気機関車1両や近代化の立役者となったディーゼル機関車2両、客車1両、木材運搬用貨車1両。2001年ごろに台湾鉄路管理局(台鉄)に譲渡され、文物展示館で展示されていた。

阿里山林業鉄路および文化資産管理処の周恒凱副処長は中央社の取材に対し、文物展示館がリニューアルされることから、林業鉄道の時代を象徴する意義があるとして、車両の嘉義への運搬を決めたと話した。

同管理処は、文化資産の保存と歴史的な場所の意義を示すために、別の場所で保存されていた車両の受け入れを進めており、2019年にも蒸気機関車2両が里帰りを果たした。そのうちの1両は修繕が行われており、来年3月に公開される予定だとしている。

台湾デザイン展は嘉義文化創意産業園区や嘉義市立美術館など市内の複数の施設を会場に行われる。来年1月2日まで。



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