半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

桜舞い散る入学式

2016年04月08日 | 素敵な空間・イベント
今日は週学校の入学式

今週は入学式ラッシュで、水曜日、木曜日と天候があまり良くない中、入学式を行った小学校、中学校もありましたが、今日は今年初の夏日というぐらい暖かな陽気で、まさに入学式日和でした

桜もハラハラ散っていましたが、まだまだ美しく、見ているだけで可愛いちびっ子達が、頑張って1時間、席に座りながら、緊張しながらも立派に入学式に出席していました。

今年は校長先生も新しく赴任されてきたのですが、とても優しい口調で話しかけていましたし、PTA会長はテレビアニメをネタにしながらとても優しい語りかけをされていて、「ちょっと前までは幼稚園・保育園に行っていた子ども達」というのをとても意識されているというのがわかりました

全体的にとても和やかな雰囲気の入学式でした

ちなみに、昨年のうちの子供の入学式と今回の入学式、2年連続で出席して思ったのは「静と動」ということでした。

子どもは本来、動き続けている存在です。

人間に限らず、動物の子どもは本来、動きまわっているのが自然です。

幼稚園、保育園では体を動かしながら集団生活を学んでいきます。

一方、小学生に上がると「動」を自分で抑えて「静」でいることを求められます。

これはチャレンジであり、これは自然ではありません。

これを「自分の意思の力」で「トレーニング」していくことで、「静」の力がついていきます。
だから、日本人は世界的に見ても「規則正しく」「静の状態」をキープできるようになるんでしょうね。

これが良くも悪くも出るのでしょうが、学校で「静」で自分をコントロールしているのだからこそ、放課後は自由に「動」であることを見守れる社会や家庭が必要なんだろうな~、と思います

それにしても桜がきれいで、入学式にぴったりでした
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暑いぐらいの春

2016年04月06日 | 農的体験・生活
雨天・曇天が続きますが、今日は久々の晴れ

午前中、ハウスで仕事をしていたのですが、これが暑いのなんの
もう半袖で仕事をしちゃいましたよ

ハウスの中では色々な菜花が咲いていましたが、風変わりなのが「ルッコラ」の菜花です。
みなさん知らないでしょ?

あのルッコラのゴマのような香りとピリリとした辛さに付け加え、ほのかな苦味があるんですよ~。

そして普通の菜花のような形でもなく十文字の花びらをつけ、色も白なのです。

で、午後、自分の畑に行ったら、大根の菜花が開花していました
ルッコラはこんな感じなんですよね。



そしてふと食べてみたら、味もそっくり。
良く考えてみたら、ルッコラのあのゴマのような香りを無視すれば、大根おろしの辛さと同じですものね

同じアブラナ科は「辛さ」で言えば全て同質の辛さなんだな~と実感

それはそうと、今年は暖冬と暖春?のせいか、春キャベツは例年の1ヶ月も生育が早いと言われています。

今年はニンニクが絶好調で、今の時点で極太なんですが、これも天候が暖かいせいかな?


アスパラも路地なのにもうニョキニョキ出てきてしまいました


大きいのはもう収穫適期


また明日から天気が崩れるそうですが、さてさて今年はどんな天候になるのかな~?
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自家製精米ご飯

2016年04月04日 | 食べもの
家庭用精米機を買いました

我が家では、私が週2~3回玄米を食べていましたが、家族は普通に白米を食べていました。

玄米というのは確かに慣れるまでは美味しいとはなかなか感じないものです
確かにたまに「美味しい」と感じることがあっても、白米のように食べていると、飽きてくるんですよね~。

しかし、よく噛み、玄米の美味しさになれると、白米は「物足りないな~」となってくるのです。

まるで、添加物が入っているものや外食などから抜け出すには2~3年かかるのと同じですよね


そんなこんなで、玄米が美味しいのは家族では私だけだったのですが、奥様が「7分つきぐらいなら」といい始めたわけです。

それは、先日、お話を聞きに行った「若杉ばあちゃん」の影響のよう。

「若杉ばあちゃん」は、最近、マクロビのライターでもある吉度日央里さんがプッシュしているおばあちゃんです。

「米をもっと食え」と元気に訴えているおばあちゃんで、マクロビも詳しく、また話も上手い


そんな若杉ばあちゃんのお話を聞き、図書館で本も借りてきて、それで影響を受けた様子。

それで買ってきて試しに7分つきをやってみたら、これがびっくりするほど美味い子どもも絶賛
家庭用精米機ってここまで美味いんですね~
ここまで精米したてが美味しいなんて、全く知りませんでした
ここまで味が違うなら、家庭にもっともっと普及するんだろうな~と思いました
高くても2万台、安いと1万ちょっとで買えますよ
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自分のワクワクの源

2016年04月04日 | 自分の時間
今朝は久々に5時頃起きて朝カフェタイム。

体力が老人並みに落ちていましたが、朝に起きれるぐらい体力が少しずつ回復してきたのかな?と思いつつ、2年ぶりぐらいの早出です

私の好きな「ソース」という本を見ながら、自分の来年以降のための事業・生き方を考えるために、まずは今の自分のワクワク度合いをチェック。

そうすると・・・
・今まで成し遂げてきたことを誇りに思う?
・職場や家庭で仕事ぶりを認められている?
・時間が経つのが早いと感じる?
などについて、ちょっと疑問が。。。

ある意味、農村の生活に入って7年も経つし、今のような仕事を組み立ててから少し落ち着いたこともあり、最初の1~2年のように、日々「あれもできる、これもできる。ああいったことをしたらいいんじゃないか?」といった妄想をしていた頃とは違う状態ではあります。

それも体調を崩したこともあり、ここ2年は、ただ「無理せず、日々を大切に暮らす」ということで過ごしてきました。

ある意味「過ごす」というのは老人のような生き方で、もちろん子どもが居る幸せ、家族みんなで平和で暮らせていることへの感謝もありますが、来年に向けてそうは言ってられない状況になることが予想がされるので、少し刺激を与えて、振り返り&新しい道を考え始めたわけです。


今は「農村コーディネーター」として、子供連れの家族向けに田植えや味噌作りなど1年を通して満喫する「田んぼと畑の耕育教室」、大人向けに田畑や稲ワラ納豆作りや糀作りをしながら今の社会ではなかなか語れない真面目なお話(食品の話、学校教育の話、生き方など)をする「食と命の教室」、またオーガニックの世界で超有名な寺田さんを見学できる「寺田本家酒蔵見学会」、などなど、色々なことを「みんなの農村ネットワーク」という名前でやっています。


なんでこんなことをやっているのか、というスタートは原発事故があったからです。

原発事故があり、「こんな重大なことに無関心であった大人の1人」として、大いに反省し、子ども達に語れる生き方をしよう、と心に決めたのが発端でした。

そして、自分が「農村の生活」に魅力を感じたことを、都市部の関心のある人にも体験出切る場所を作っていこう、として「みんなの農村ネットワーク」を設立したのでした。

私が「農村の生活」こそが「生きることそのものなんだ」と大いに感銘を受けたのは、今の社会から与えられる情報や生き方は何となく中身が無いというか、生きている実感を感じなかったから。

一方で、自分で衣食住を出来るだけ自給し、歴史の流れの一部として、また地域の1つとして生きている農村のみなさんの生活は「本来の人間らしい生き方」ということがわかり、その生活に触れるだけでワクワクしていました。


しかし、7年も経つと単にそれだけでは、あるいはコーディネートをしているだけでは、最初の1~2年の頃のように日々ワクワクしてしょうがない、という状態ではなくなってしまうんですね。

そう思って、この成田地域、あるいは北総地域の農村にある宝物のような人達、あるいは場所をもっともっと知ってもらい、有機的に繋げていくことは出来る、という思いは久々に沸いてきました。

一方で、自分の大学時代から変わらぬ私の根本にあるワクワクの源は「自分が知り学んだことを、自分というフィルターを通して教え伝えること」である、というのも久々に再認識しました。

今は、本といえばもっぱら戦争もの、歴史もの、あるいは「修身」のようなちょっと前の日本人の根本にあった価値観を読んでいますが、それは全て「子ども達に伝えていくための教育内容」を考えているからです。

「農村の生活」というのは、私が教え伝えて行きたいものの1つでありますが、それがあるから人生が満喫で来ているというより、今は自分の生活基盤、土台という感じかな?と思いました。


そして自営業者として、家族の長として、「生活の憂いが無くなるぐらいのお金」と「次世代に伝えていける仕事や生き方をしていくこと」この2つのバランスを取りながら、自分のやっていくこと、あり方を考えているところですが、結局は、昔から変わらぬ「教育」が根本なんだな~、ということは、とにもかくにも改めて気づいた朝の時間でした
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春の畑

2016年04月01日 | 農的体験・生活
5月からの植え付けシーズンに向けて、畑の草刈りを進めています

そんな畑では、菜花が見事にお花を咲かせています。

これは秋に時間が無くて、肥料もあげず、種をばら撒きして間引きもしなかった小松菜たち。
今年は菜花の収穫もまにあわなくて、全部お花が咲いてしまいました


ホウレン草もとう立ちしていて、お花を咲かせる準備に移っています。


空豆は花を咲かせ、順調に育っています。
まだアブラムシが出る時期ではありませんが、今年はさてさて、どのぐらい収穫できるものか?


スナップエンドウも花を咲かせています
毎年、有り難いほどに実るスナップエンドウは大好きです


そして、今回、「おっ」と思ったのが大根の菜花。
大根は毎年白いきれいなお花を咲かせるのですが、その前の菜花を良く考えたら口にしたことってあったっけ?
と思って、その場で摘んで食べてみました。

すると、辛い

すりおろしたばかりの大根おろしを口に入れたら「うわっ、辛い」というのと同じですね。
辛味がツーンと鼻を突きぬけ、あまりにも辛くて吐き出しました
小松菜、白菜など他の菜花ならば、基本的に摘みたてを生で食べても十分旨味があって美味しいのですが、ルッコラと大根の菜花は止めた方が良いですね

でも、料亭などで添え物として出せば「大根の菜花ですよ。からし菜のように辛いですよ」と事前に伝えれば、お客さんは「へ~」と言いながら食べるかもしれませんから、面白いかもしれませんね


最後に、畑のカマキリちゃんの卵。
去年の秋に、たまたま出産シーンに出くわし、目はもう死んでいる感じだったのですが、お尻だけが別の生き物のように動いていて、青い卵を産み付けていたカマキリちゃんの卵です。

しばらくたって、木と同じ色になりましたが、まだ卵になっていません。

もう少し、捕食動物が出回る頃、5月ぐらいに入ってから孵化するんだと思います。
自然は良く出来ていますね~。
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