半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

育自の魔法in成田、香取 そしてコーチング

2012年09月21日 | 素敵な空間・イベント
「育自の魔法」というワークショップがあります。

「育児」ではなく「育自」で、○○ちゃんのママ、とか○○さんの奥様、といった呼び方や認知をされ、子育てに追われる毎日を過ごすお母さん達が、「自分に向き合う時間」をとり、個の1人の人間として認知し合う時間をとることで、心からエネルギーが湧き、みんな笑顔でツヤツヤになり、自分にも子供にも家族にも優しくなれる、そんなワークショップです。


講師は私の友人のひとみさん。
私は、CTIジャパンというコーチのトレーニング機関で私も10年以上も前にトレーニングをしていたことがあり、その時の同期だった方です。だから10年以上ものつきあいがあるんですね~。

そんなひとみさんは、CTIジャパンのリーダーを務めた後、今は「育自の魔法」に完全に軸足を移して全国を飛び回っています。

そして、今年、私の妻が思うところが有り、「主催者」となり成田でも「育自の魔法」を開催したのです


このワークショップは1クールで3回開催します。既に成田では春に1クール開催しました。とっても参加者の満足度が高かったこともあり、再度やって欲しいという声があがり、昨日、改めて第2クールをスタートさせました。

そして、翌日の今日、お隣の香取市でも開催があったため、講師のひとみさんが我が家にお泊りしたのです

夜、私も話しましたが、特に妻がひとみさんと色々話をしていて、泊まって頂いてとても良かったと思います

そして、お泊り頂いた流れで、私も今まで1回も参加したことがなかったのですが、本日開催の「育自の魔法in香取」に参加することになったのです

久々のワークショップは自己紹介の時はちょっと緊張しましたが、その後のアイスブレーク、4人1組での傾聴など、とっても懐かしい感でした

自分のことを話す、自分のことを聞いてもらう、という事自体に興奮する自分はいませんでした。それは、既に自分の道を歩んでいるからだと思います。
逆に、「いろいろな方がいるな~」「いろいろな思いを秘めている人がいるな~」「みんなすごいな~」と一緒になったメンバーの方に意識は向いていました。


特に最後に「認知の時間」というのがありました。
「その人の良いところを言葉にしてシャワーのように伝えてあげる」という時間です。

私はCTIの応用コース時代も、この「良いところを事場で伝える」ということをした際、一人の女性の方が、一瞬で目に涙を浮かべたことを覚えています。

その方は、とてもエレガントで芯が強そうで、しっかりしている感じがしている方でした。でも、その奥底に強さを保っている「とても深い優しさ」があると感じました。
それを言葉にして伝えただけだったのですが。。。

「人が認知されるって、すごいパワフルなんだな~」と思ったものです。


そして、今回のワークショップ内の「認知の時間」に同じグループの3人のメンバーの奥底に目を向けると、直感的に言葉が湧いてきました。

ひとりは、おとなしめの方なのですが、心の奥底に好奇心の渦がわいている感じがして「なにかやんちゃな感じが秘められている感じですね」と言葉にしました。

そうしたら、「よくわかりましたね~、そうですやんちゃなんです」という言葉が返ってきました。

もうひとりは、とっても熱く語られていた方なのですが、その中にとっても聡明で言葉を使うのが上手で、でもとっても真面目て優しくて、という感じを受けました。

すると、その方は、なんと涙ぐんでしまい、ちょっとびっくりしました。

3人目の方は、とっても包容力があり器も大きいのですが、その中に繊細な感じがあり、でもその繊細さも包み込んでしまう大きさがある方でした。

それぞれ相手の奥底にあるものと感覚的につながってみて、出てきたものを言葉に表したのですが、どれも的を得ていたようです。

相手の奥底にあるものに意図的に意識をむけると、不思議なつながりを持てて、何となくその人の奥底にうずめているものを感じ取ることができる、そんな時間でした。


そういえば、春に開催された成田の育自の魔法には、私は参加しなかったのですが、ワークショップが終わった後のお昼ご飯だけは一緒に参加しました。参加者一人一人のことはほとんどわからなかったのですが、何となくそのお昼ご飯の様子を見ていました。

そして、そのあと、「アンケートでこんなのがあったよ」とアンケートの内容を口頭で教えて頂いたので、それを聞いていた際、お昼ご飯で少し見た参加者の様子が頭に浮かび、「このアンケートはあの人のことかな?」と当てずっぽで言ってみたら、大体当たりました。

ふと、もしかしたら、こういったことを感じる能力は私は高いのかもしれない、と思いました。素直に生活をしてきた時間を積み上げてきたせいか、そういった感性が磨かれてきたのかもしれません。


そういえば、昔、CTIの何かのイベントで、フィルという心から尊敬できるリーダーが、『「authentic voice(心の真実の声」を聞くこと』の重要性について語っていました。

そして、コーチにはクライアントの心の中の「authentic voice(心の真実の声」を感知する「sharpen eyes(鋭い目)」が必要だ、ということも語っていました。

「sharpen eyes(鋭い目)」を語っていた時のフィルの鋭い目。

コーチは、時に相手の中に、ズバっと入り込んでいく、鋭い目、そして奥底に眠っているものに直接アクセスしてクライアントの目の前にさらす力強さも必要だ、それが「良い面」であったり、「許せていないこと」であっても。


私は29歳の時、コーチで独立しようと、半年かけて会社の役員に根回しをして会社を辞めようとしたこともありましたが、いろいろあって辞めれませんでした。

だから、あの時コーチになるというのは流れじゃなかったんだと思います。

でもCTIの「Being(在り方)」は、私の人生の基本コンセプトであり、今の農村につながった生活へ導いてくれています。

ただ、今回のワークショップに参加して、改めて、「誰もが無限の可能性を持っている」「一人一人のギフトに目を向ける」、「誰ひとり間違っている人はいない」といった思い、またそれを活かすコーチの仕事に関心が湧いてきました。

まずはお試しコーチング、あるいは、自分なりのワークショップをやってみても良いのかもしれません。

コーチという形でも、そうでなくてもいろいろな形で人のお役には立てると思います。
どなたか、一度やってみます?


ちなみに、育自の魔法の次回は成田は10月25(木)、香取は10月26(金)開催です

全国各地で開催しているので、男性もぜひぜひご参加を
コメント (2)
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