半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

嵐の前の稲刈

2012年09月30日 | 農的体験・生活
9月の中旬にみんなで稲刈りをした田んぼ。


イベントではお子様連れも多く、ほんの少しだけ刈ってもらったので、残りは全部根本さんと私で何とかしようということになっていました。

しかし、やはり、3.5反歩をやるのは途方もない作業です

しかも雨が続いたので機械がずっと入れられず、なかなか作業ができませんでした。
そうこうしていると台風が
台風が来る前にやれるところまでやるしかない、ということで(土)(日)は、できるところまで頑張りました

実際、手刈りは無理なので、刈るのはバインダーです。
根本さんとバインダー、絵になります


刈り取って結ぶところまでやってくれる優れものです。



こんな感じで出てきます。
手刈り自体は楽しいのですが、それを束ねるのが面倒なので、そう考えるとやはりバインダーはとても有難いです


近くて見るとこんな感じ。。。ん~、なんとなく仕組みがわかるようなわからないような。



手刈りの時代にバインダーが登場したときは、本当に「すごい機械がでてきた」ということでみんな大助かりだったそうです。

しかし、すぐにコンバイン(刈り取るだけでなく、脱穀までしてしまうハイパーマシーン)が出てきたので、バインダーが使われていた時期はほんの数年だったそうです。

今の60歳前後の農家さんの中にはバインダーを使ったことが無い方もいるとか。


しかし天日干しをするには、やはりバインダーは必要です。


土曜日、イベントの刈り残したところと、ドロドロのところを根本さんが気合でバインダーで入り。ようやく1反歩ほどが刈り終わりました

濡れているものはオダにかけてこれで(土)は終了。



(日)は根本さんが消防団の訓練デーだったので、私が頑張りました

まず、オダに干してあるものをいったん10束を1つにまとめて大きな縄で結び、トラックに積んでいきます。

そして、オダを解体します。

オダの結び目には、ほぼ必ずといっていいほど、カエルちゃんがいます。
紐が湿気をもっているからかな?


ここまでで午前中終了。

午後は、ひたすら昨日刈ったものを10束1つにまとめ、トラックに積んでいきます。

15時過ぎぐらいから雲行きが怪しくなってきました。台風が近づいてきた~



まだまだ残っていますが、道路側の稲は全て片付けることができました。
なんとか、ここまで一人で頑張りました



超久しぶりのマニュアルで軽トラを運転しながらハウスの前へ。
これを中に入れて台風を避けます。



トラックに積んだものをハウスにいれる時、根本さんのお母さんが現れて手伝ってくれました

そして、残りの稲をとりに田んぼに向かうと、なんとご近所のおじさんがいつの間にか作業をしていてくれました。びっくり

手伝ってくれたので、残りはあっという間にやっつけることができました。とっても嬉しい~

それにしても、みなさんなんて優しい方々なのでしょう。これも普段、根本さんが頑張っているからですね~ありがたや、ありがたや


さて、日暮れ前に仕事が終わることができて、ホッとしたのも束の間、熱を出している子供がお月見を楽しみにしていたので、お団子用の上新粉とススキを持って早々と帰宅


ちなみに、お昼ご飯を買いに行くときに、ススキを見つけていました。
昨年は見つけられなかったからな~



家に帰ると、奥さんが図書館で借りてきた紙芝居で、お月見のお話しをみんなでききました。


台風でお月様は出ていませんでしたが、壁には子供がつくったお月様が


嵐の中、子供の作ったお月様を見てみんなでお団子を食べて寝ました


田んぼのことも心配だし、運動会前で熱が出た子供も心配です。

明日は天気も子供もみんな良くなっているといいな~
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