半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

みなさん、お疲れ様です

2024年03月06日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 3月とはいえ冷たい雨の日が続いていますね。今年の冬はコロナ禍にマスク生活で免疫が落ちていたこともあったのでしょう、インフル、溶連菌が凄く流行っていましたが、最近はコロナが急速に増えていっているようです。受験生がいる家庭では2月下旬の体調管理は一仕事でしたが、今は卒業式に出席出来るようにという感じですね。今日はうちの高2の長男の学校の卒業式で「後片付けめんどくせーなー。別に行かなくていいんだよな」とか言っていたので、「そんなこと言わずに、ほれ、行って来い」とお尻を叩いて登校させました。

 さて、月曜日は次男の高校受験合格発表日でした。ちょうど、自然薯掘りの仕事が入っていたので、出発時間をギリギリまで遅らせて9時ちょうどにサイトを確認。無事合格の番号があったので「お~、あったよ」と言うと、息子は「へ~、合格発表ってこんな感じなんだ」と淡泊な反応。2日前は「なんか緊張する」と言っていたくせに(笑)。まあ、とにかく合格確認が出来て良かったよかった。そして急いで自然薯掘りに出かけました。

 自然薯掘りのお客さんは昨年も参加したオジサンペア。いつも2人で遊びに出かけている社長と年上の従業員というペアーで、昼休憩の時はビールを飲み、「畑で自然薯を作ろうよ」とか、「土屋太鳳ちゃん可愛いよね」とか、少年のようにじゃれ合うように楽しんでいました。年配の方は実家が田舎だったそうで、枯れたカラスウリを見つけて中から種を取り出し、「この種が大黒様の打ち出の小槌に似ていてるんですよね。うちの母は今も財布に入れてるんですよ」とか、「子供の頃は海の近くに住んでいたから素潜りで平貝を捕って食べてたんです。美味かったな」といった昔話を聞かせてくれました。また、あちこち出かけて遊んでいるので、釣りの話や房総の釣りスポット、ハマグリを素人なら少し捕っても地元の漁師さんが公認している場所など、面白い話を沢山教えて頂きました。

 自然薯掘りが終わって帰宅する前に息子に電話をし、「お祝いでどこかご飯行こうか?」と聞くと、「別に」というクールな反応。それより、昨夜、自分で仕込んだしめ鯖を食べたいそうで、父としてはお祝いしたかったので、コンビニスイーツとたらふく食べられるよう買い込み、釜焚きご飯でプチお祝いしました。息子はしめ鯖の仕上げをまるで職人のようにしてました。砂糖で1時間、塩で1時間、酢で一晩漬けたしめ鯖を、皮を剥いでお腹の骨のところをそぎ落とし、残った骨はピンセットで抜き、シソを添えてお造り風にしたのが出て来ました。その見た目は美しく、過去一番美味しかったしめ鯖でした。ただ、お祝いで買ってきた赤ワインには全く合いませんでしたが

 友達の娘ちゃんはうちの息子と同年代で厳しいチャレンジをしたそう。面接を終えて出てきた後、車の中で号泣し、その後も残念ながら合格発表は無かったそうです。ただ、学校に報告しに行った後に、「親友と同じ学校に行ける事になった落ちちゃったのにめっちゃ嬉しい」と泣き笑いしながら帰ってきたそうです。他にも子供の勉強につきそって受験が終わった後に涙した母の話があちこちから。思春期ど真ん中の全国の子供達、お疲れ様です。親御さんもお疲れ様。こんな経験も長い人生では一幕。能登半島地震や風邪など色々あった子供も沢山いると思いますが、どんな結果でも前を向いて新しい生活に向っていける事を願っています。

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