半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

桜の咲く4月

2024年04月03日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 桜咲く4月がやってきました。いや~、例年より嬉しさがこみ上げて来るのは私だけでしょうか?。桜と言えば入学式というのは昔の事となり、3月に咲くのが当たり前の年が続いていたので、4月の桜は何か特別な気がします

 今年も暖冬と言われ、特に2月に20℃ぐらいの日がありましたよね。昨年も2月がとても暖かかったのを覚えていますが、今年は「2月に20℃になる事があるなんて、、、」と更にびっくりしたのを覚えています。2月というのは本来、1年で最も寒い月です。

 例えば、石井さんのイチゴは1~2月は寒さで凍らないようボイラーを焚いてギリギリの生育温度で育てるので、自身が凍らないようイチゴちゃん達は糖度を上げるので、絶対に美味しい時期だったのです。ところが気温が20℃ぐらいになった頃のイチゴは「普通の味のイチゴ」になってしまいました。

 石井さんも「味も落ちちゃったね。もう寒くならないと思うから、このままかな」と言っていましたが、3月は気温が低い日も多く、少し味も持ち直しましたよね。

 そういった不安定な冬、そして肌寒い3月を乗り越えようやくの開花です

 桜が咲く季節、4月は年度初めということもあり日本では特別な時期です。

 この前やっと歩き始めたと思う子が幼稚園・保育園に通い始めたり、ようやく園に慣れてきてお話も上手になってきてかけっこも早くなってきたと思ったらもう卒園で今度は小学生、という時期です。

  小学生は中学生に、高校生、大学生、中には社会人になる子もいます。会社勤めの大人であれば単身赴任が決まったり転勤、あるいは部署が異動になる人もいます。

 1人の変化が家族全体のライフスタイルにも大きな変化に繋がる事もあるので不安が募る時期でもありますが、そんな時期が寒空の冬や葉が散っていく秋ではなく、桜が咲き、日がどんどん伸び空が高く青くなっていく春であることで、少し勇気づけられたり心がワクワクする事もありますよね。

 いずれにしろ新しい生活が始まる時に桜が咲くのは、日本人にとって特別な思いを抱かせますよね

 そんな春ですが、我が家で言えば中学を卒業した次男はゲーム三昧です。まあ、そういった時期もあっても良いと思いますし、上手に高校生活に慣れる事を願うばかりです。

 長男は高3になりますが今の受験勉強は一般的には2年生後半までにいは始めないと間に合わないようで、「冬休みは勉強する」と言ってましたが結局しませんでした。「春休みからはさすがにやらないとまずいから、ゲームを隠す」と言いながら相変わらずゲームをしており、「もう受験勉強はしない」と言う日もあれば「やっぱりやるか」と言ったりです。

 まだ部活もあり一番楽しい時期に勉強をしたくない気持ちもわかります。まあ、いずれ自分で道を決めて進んでいかなければいけないわけですから任せていますが、後から無茶な追い込み勉強で苦しまなければいいな~と思います

 最後にPTA会報の教頭先生のメッセージ欄にこんな引用がありました。

 「ハーバード大学成人発達研究調査で約700名を84年間、『人間の幸福度』の追跡調査を行った結果、学歴・職業・年収などではなく、『人間の幸福度』と直接関係するのは『人間関係』であり、友人の人数に関係無く、『たった1人でも心から信頼出来る人がいるか』が重要だった」

 そうかもしれませんね。新たな門出は新たな出会いがある季節です。友人、気の合う仲間、あるいは先輩や先生など、誰か1人でも「この人に出会えて良かった」と思える、そんな春になるといいですね~

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ