半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

かぶの間引き菜三昧

2013年09月29日 | 農的体験・生活
朝の畑です。


朝日がまぶしく、また畑には朝露が輝き、とても気持ちよい空間になっています

畑ではなにやら見たことが無い緑の葉が出ていましたが、これはニンニクの葉でした。
もう葉っぱが出てきているんですね。
年越しした後、ぐんぐん球根の部分(食べるところ)が大きくなっていくんでしょうね~


双葉が出たあと台風がきた大根もがんばって生育していました


こちらは春菊。1度目は発芽せず、2度目が発芽しました。
でもこの時期でこれだと今年もあんまり大きくならないかな~


これはばら撒きした小松菜、だと思います


こちらはかぶ。
実は今までかぶはろくにきちんと育ったことはありませんでした。
しかし、今回は播種時期が見事にあたったようで、わっさわっさと生育していました。
あまりも凄いので、適度に間引きしました。


これはスティックブロッコリー。
芯食い虫などに見事に葉っぱがひとつ残らず食べられてしまったのですが、脇目が伸びて復活しました 凄い


大量の生落花生も収穫。大なべいっぱいできるぞ


その他に、今の時期はまだ空芯菜、ゴーヤがわずかですが採れます。
でもそろそろ終わりの時期です。

だからこそこういった葉っぱものが間引き菜でもつながると、有難いですねよね~

さてさて、家に帰ってのお仕事は、大量のかぶの間引き菜洗いです。
その量、大なべ4杯分


よく間引き菜など大量に取れたときは、1時間ぐらいかけてザブザブ何度も洗わなくてはならないんです。

そのとき大抵思い浮かべるのが「菜洗いどん」のこと。

昔話の「舌切りスズメ」のお話で、おちょんスズメを探しているおじいさんが川で菜っ葉を洗っている「菜洗いどん」にたずねると「この菜を洗った泥水を飲んだら教えてやる」と言った人です。みなさん覚えていますか?

そして、自分も葉っぱをザブザブ洗っていると、昔は「菜洗い」という仕事があったんだろうな~、大根とか菜っ葉などをざぶざぶ一日中洗っていたんだろうな~、と当時の「菜洗いどん」のことを思ってしまうんですね


さて、この洗った間引き菜、あまりにも大量で、放っておくと痛んでしまうので、ささっと手を加えました。

生野菜サラダに


塩もみでしょ


お得意の炒め物


そして味噌汁の豪華間引きなフルコースを作りました


とはいっても、かぶの葉っぱだらけで青虫の気持ちになりましたが
でも、大根の間引き菜までは辛くなく、適度にアブラナ科系の香りもあり、とっても美味しかったです


昔の農村は「ばかり料理」といって、旬にとれる野菜ばっかりを食べていたわけで、だからこそ色々な味付けや料理を考え出したといいます。
戦後、国が「それは栄養が偏る」といって介入したのですが、今の時代は本当にそればっかり、ということはありませんので、全然問題なし、ですね。

むしろ間引き菜を食べるなんて、普通のプロ農家さんもしない時代ですからね。

家庭菜園に毛が生えた程度のレベルだからこそ楽しめる味わいです
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