半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

ひょっこり農場と古民家レストラン風楽

2010年11月14日 | 農的体験・生活
 最近、やたら仕事が多く21時ぐらいまで日々働いているので困ったものですが、土日をきちんと休めるとリフレッシュするもんです

 この土日は、お引越し前の来客第2弾、ということで、南千住に住んでいたときに家族ぐるみでおつきあいしていた家族が、またまた泊まりに来てくれました

 このご家族は、私が応援しているひょっこり農場の渡邉さんのお野菜を定期的に頼んでくれているんですが、2人の子供がいて「畑体験をさせたい」ということを奥さんが強く思っているので、今回、渡邉さんの畑に一緒に遊びに行って来ました

 奥様方は、初めて会う渡邉さんとご挨拶した後、畑の広さにびっくりして「こんなに拾い所を1人でやっているんですか~大変~」という声をあげていました。
 色々説明を受けながら案内してもらっている間に、私は子供達と落花生の収穫が終わったところで土遊び

 きちっとシャベルやバケツももってきて、掘り掘りしていました
 さすが私の畑と違って、土がふかふかで軟らかく、簡単に掘れましたよ


 そして、土の中にまだ残っていた落花生の残りを見つけて、子供達は大興奮ほじくっては見つけて、まるでどんぐりを拾うかのように集めて大切なお土産となりました


 しっかし、土は本当にふっかふか歩いていると、まるで、じゅうたんの上を歩いているようなもの。よく、そんな表現を聞きますが確かにじゅうたんの上を歩いている感じなんですね~

 良く本に「団粒構造の土は、ぎゅっと握ると固まって、指でつつくとハラリと崩れる土」と載っていますが、まさにそんな土でした。

写真左が、ぎゅっと握ったもの、写真右が指でつついたもの、です。


 

 その頃、奥様方は渡邉さんの畑に案内してもらって心奪われていました

渡邉さんの畑では、今収穫できるのが
・小松菜、ほうれん草、水菜、春菊、ベビーリーフ、カラフルラディッシュ(かぶぐらいの大きさで、赤・黄・白といったカラフルなラディッシュ)、かぶ、ルッコラ、さつまいも
などだそうです。

 お友達家族の奥さんも、ハサミを借りて自分で収穫して楽しそうでした

 お友達の奥さんも、うちの奥さんも生活クラブ生協で食べ物にはこだわりを持つ方。でもやっぱり流通を介するより生産者に直で触れ、直接お野菜をいただく方が良いことを実体験したようです

 そんな時、おじさんが現れて近づいてきました。渡邉さんいわく「今朝、田んぼ借りねえか~、と言ってきた人なんですよね」とのこと。
 渡邉さんの畑には色々な人が来るそうなのですが、一生懸命仕事をしている若い農家さんには「うちの畑やらねえか?田んぼやらねえか?」と言った話はちょくちょくくるそうです。

 で、このおじいさん、「田んぼのことだけどよ~」と勢いよく話しかけてきて、なんだかよくわからないうちに「ちょっと見にいくべ。実際に田んぼみてみねえとわからんだろ~」と半ば一方的に、このおじさんと渡邉さんと私の3人で、渡邉さんの畑から車で5分ぐらいの田んぼに、いきなり視察に行くことになってしまいました

 このおじさん、近所に住んでいること以外、渡邉さんも何者か良くわからないそうです。
 ただ、話を聞いているとお金持ちで田んぼも山もたくさんもっているよう。そして「ここに100人ぐらい東京から呼んで、稲刈りすりゃいいんだ~」とか「一流企業の社長さんよんで無農薬です、といって売れば高く買ってもらえるぞ~」といったような勝手にイメージしていることを、訛り口調でマシンガンのようにしゃべってくるんです

 何だかよくわかりませんが、田んぼを借りてもらいたいらしく、渡邉さんはとてもやる余裕が無いので、もしかしたら私が借りることになるかも

 突然の事件、、、というかご縁?が発生して、びっくりしました
 
 さてさて、渡邉さんの畑に戻って、今度はお昼にレッツゴー

 お昼は、うちの奥さんのはからいで、10月頭に行って非常に雰囲気がよかった古民家レストランの風楽(ふら)。
(→前回の様子はこちら)

 今回は渡邉さんも一緒に来ることに
 相変わらずの素敵な雰囲気と、ちょっとお高めですけど美味しいご飯を食べましたよ


 で、前回は法事の団体客が入っていて忙しそうだったのですが、今回はそんなにお客さんも多くなく、念願の?店主の川端さんにお会いすることができました

 初めて会話をしましたが、エネルギーの塊って感じで、マシンガンのように面白い話をどわ~っとしゃべってくれました

 シングルで4人の子供を育てあげ、「好きなことをやってきたから人生楽しい」と断言する川端さん。「1度きりの人生、好きなことやらなきゃ」とおっしゃる川端さんに、ご友人の奥さん、うちの奥さん、渡邉さんは大変刺激を受けているようでした。

 5年かけて今の古民家を見つけた、といような私が聞きたい話もたくさんあったのですが、外で遊びたかっている子供達が騒ぎ始めたので、保父さん代わりの私は、子供達を連れて外で鬼ごっこなどで遊んでいました。

 結局、子供達と1時間ぐらい外で遊び、女性陣はその間たっぷりと話しこんだようで、みんな、充実した時間が過ごせたようです

 わざわざお泊りに来てくれた友人家族も満足してくれましたよ

 畑や農家さんと触れ合うって、素敵なことだし、また自分の生き方を貫いている女性の話って、刺激的だな~、と思う1日でした
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