駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

外れても続ける冒険

2009年07月19日 | 身辺記
 今日は女房が居ないので、夕食を外で食べた。夕食だからランチよりも多少値が張ってもと思うのだが、値が貧乏性で結局千円でおつりが来る物を食べてしまう。
 B級グルメを自認している。それは、寿司やフランス料理など特別なものもあるが、B級のものが本当に美味しいと思っているからだ。勿論、どんな店の何でもいいわけではなく、中華丼ならどこ、カレーならどこと定番は決まっているのだが、数回に一回はいつもと違った物や違った店で食べてしまう。正直外れのことも多く、食べてから失敗したと思うことが多いのだが、なぜか新しい物を試したくなる。
 今日もキッチンKのカレーにしようと思いながら、ついふらふらと最近できた小じゃれた洋食屋Sに入ってしまった。ここのドライカレーやハンバーグは結構旨いのだがメニューを睨んでいたら「当店自慢のオムライス」が食べてみたくなって、頼んでしまった。これが失敗で、一般の人はデミグラソースが高級で好きらしいのだが、私はケチャップソースでしかも卵が半熟でないと駄目なのだ。
 火がしっかり通った厚めの卵焼きに包まれたピラフをデミグラソースで頂いた。なんというか食い込みが足りないというか、力強さに欠けるというか、上品な味で物足りなかった。大げさなと言われても、食事は食べ直しが利かない、今夜は失敗の気分で帰宅した。
 それでも4回に一回は新しい食べ物に挑戦する性癖は直らない。新しい美味しさに出会う喜びは大きいのだ。
 
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