駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

人様々に応対する仕事

2021年03月31日 | 診療
            

 患者さんは色々で、正直に言うと楽しくよく来てくださいましたという人からまた来たのという人(数は少ない)まで様々だ。勿論、相性の悪いというかやりにくい患者さんも、病気は平等にきちんと診ている。唯、後味がよくない。もし、突っかかる患者さん、何度説明しても中々自分の考えにとらわれてわかってもらえない患者さん、一体何が言いたいのかよくわからない患者さん・・が続いたらとても疲れると思う。幸いそういう患者さんは日に二三人なので平常心で診察が続けられる。
 患者さん側からもこの医者は虫が好かないことはあると思う。幸い日本の殆どの地域には数多くの医院があり、患者さんは自由に何処でも診てもらえるから、そういう時は違う医者を探せばいい。尤もそれは二三軒までで、四軒も五軒も変わるのは良くないというか、患者さんの方に問題があるだろう。それに何回か通ううちに打ち解けるというか良いところがわかってくることもあるはずだ。
 医院は飲食店、床屋、塾・・に似たところがあると思う。
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