午前4時45分に目覚ましを掛け、ベルギー戦を見た。フロックではない、実力の勝利だった。柿谷、本田、岡崎のゴールは見事なゴールで、棚ぼたの一点ではない。瞬時に冷静に反応しキーパーの取れないところに打ち込んだファインゴールだった。
一点目の失点は防げた。酒井が背後の動きに気付いていればと言うよりも、ボールを待たないでクリアに前に出ていれば防げた。一瞬の隙が失点に繋がるのが克明に出ていた。大元はコールキーパー川島の判断ミスがピンチを招いたのだが、ミスの重なりが失点となった。二点目も相手の選手交代に気を取られず、マークをきちんとしていればフリーのへっディングは防げたと思う。
同じことがゴールにも言える。柿谷、本田、岡崎の針の穴を通す一撃は素晴らしいのだが、それは絞り出された味方の選手からのパスがあったからこそ生まれたわけで、連携積み重ねの意味価値が如実に現れていた。
停滞はあってもザックの監督能力采配を評価し、使い続けているサッカー協会の判断も評価したい。まだ本番ではないが、本番に光明を見出したヨーロッパ遠征だった。
PS 松木解説は応援か解説か分からないところもあるが、実はきちんと分析できており、見直し楽しめた。解説は松木が良い。