岸田首相がキーウを突然訪問した。007風のインドからポーランド経由の列車訪問で隠密行動だった。記者団は煙に巻かれたと書いているが、読者の私はサミットまでに訪問するだろうなと見ていた。サミットの首脳の中で自分だけ訪問していないのは様にならないと考えていると読めたからだ。
首相は首都キーウ近郊のブチャにある教会で献花し、ロシア軍に虐殺された犠牲者らを追悼し、ロシアの仕打ちに憤りを覚えると気持ちを吐露している。珍しく率直で首肯できる発言だ。同様の態度と行動を国内事情にもお願いしたい。そうすれば支持率も上がるだろう。
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