行き詰まったら変わらないと隘路を抜け出ることは難しい。君子が豹変することもあるが、大体この頃は君子が首相のことはなく誤魔化しかゴリ押しが常套手段で反省豹変して真っ当な路線に戻ることはなかった。やはり一番の方法は人が交代することのようだ。
勿論、誤魔化しがゴリ押しに変わるのでは変わり映えはしないのだが、岸田首相は安倍傀儡のように言われても気を付けて見ると岸田色が滲み出始めている。茂木幹事長と林外相の起用、慎重外交姿勢、安倍のマスク反省明言など、安倍菅路線と一味違う。
野党の方も枝野宗主から泉トロイカ路線へ人が変わったことで、権力寄りのマスコミにはそれ分裂などと意地悪をされているが、新鮮な感じがあり内容も充実してゆきそうだ。
行き詰まりつつある日本の微かな光明と思う。不十分のようでもここに活路を見出さなければ日本は落ちこぼれてしまう。