駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

声の力

2020年10月13日 | 小考

        

 

 アメリカの国立アレルギー感染研究所所長のファウチ氏が発言の一部が切り取られあたかもトランプ氏のコロナ対策を讃えているように使われたのに抗議している。ファウチ博士はAFP通信に対して、「約50年間にわたり公務員として働いてきたが、一度も特定の候補者を公に支持したことはない」と声明を送った。

 全くトランプの自分勝手な手法にはあきれてしまうが、大統領を少しも恐れずきちんと反論されているので救いはある。

 ファウチ先生は短躯で声がしゃがれているので内容をきちんと理解する人にはアッピールする力はあるのだろうが、難しい話を理解せず感覚的に受け取る人には説得力で損をしているように思う。おそらくこれは日本だけでなく海外でも同様と思うのだが、外見が人に与える影響力は大きい。(そうしたことを書いた本もたくさん出ている)。実は視覚だけではなく聴覚も大きな役割を果たしており、声も非常に重要な要素なのだ。背が高くよくとおる力強い声をしていれば、政治家も俳優もかなり有利だろう。女性政治家も小ぎれいでよく通る声をしていればやはりかなり有利だと思う。

 小泉進次郎は(私は評価しないが)、背はさほど高くないようだがハンサムで声が力強くよく通るので随分点数を稼いでいるようだ。声は半ば持って生まれたものではあるが、訓練によってかなり変えられるようで政治家は注意されたら良いと思う。

コメント (2)
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