駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

相性が悪い?

2019年01月20日 | 政治経済

             


 診療内容では区別や差別はしないけれども、楽しい患者さんと敬遠したくなる患者さんが居る。敬遠したくなる理由は相性だけでなく、おそらくほぼ全医師が同意するだろう問題点もある。

 高血圧の患者さんの血圧を毎回診察時に測定するのは当たり前なのだが、血圧を測定しようとするとこの前測ったじゃないかと怒る患者さんが居る。この前って何時には一か月前だよと睨む、まあこういう患者さんはN氏だけだけれども、申し訳ないが付き合いきれないと内心感じる。まあ、表だってはおもむろに説得して測定させて貰うのだが、毎回こうした押し問答には嫌気がさす、どこか他へ行ってくれないかなあと診察後看護師と顔を見合わせる。理解しがたく怒る患者は、比較的がっしりした強面の男性が多い。女性の場合は病気と言うよりも家庭内の愚痴や気分の不安定感を毎回くどくどと訴えられるので閉口する。まあこれは聞いてあげれば良いので、混んでさえ居なければ大きな問題ではないのだが。こうした患者さんは私と相性が良いと思われているようだが、私はそう感じていない、それを感じ取って欲しい。

 韓国と日本は根深く相性が悪いようだ。台湾とは悪くないので、歴史的な行き違いだけではないような気がする。犬猿の仲というか、物事の判断に反日嫌韓感情が先立つので解決不能にさえ見えてくる。唯、個々ではそうしたことを感じないこともある。一人韓国人の友達が居るが、碁が強く冗談の分かる人で楽しい常識人だ。どうも群れると仲が悪くなる病気に罹っているのかもしれない。

コメント
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