データはものを言います。

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こんにちは、若松です。


昨日は、
権威者に従うのは自分よりよく知っているという
経験則からくるという話でした。

多くの人は、小さい頃から
先生の言うことをよく聞くようにと教育され、
実際そうすれば物事がうまく運ぶということを
経験から学んでます。

この権威者としてまず思い浮かぶのが、医者でしょうね。

病気を治す専門家として、
あなたより多くのことをに学び、多くのことを知っています。

ですから、
”医者の言うことを聞かないと病気が治らない”
ということを経験則的に知っているわけです。　　　


では、
あなたはこの”権威者”の影響力をどう使えば良いんでしょう？

私は、ネットワークビジネスのセミナーに行ったことがあります。
そこでは、”権威”を上手に活用して浄水器のＰＲをしていました。
そのセミナーでは、まず最初にテレビの特集番組が上映されます。
その番組の中で、研究機関が行った
水道水と酸化還元水の比較データが紹介されてました。　　　

”研究機関が出したデータ”
を示すだけで、”権威”の影響力を与えることができますね。

例えば、単に、
「社内調査データより」
だけでも、人はそのデータを信じてしまう傾向があります。

それは
”データ”
という言葉自体が権威を示す言葉だからです。

つぎに、セミナー講師は、
実際に水道水と酸化還元水でお米を研いでみせます。
付着している農薬を除去することができるかの実験です。

この時、講師は白衣を着て実験を行うんです。
ただし、彼は専門家でもなんでもありません（笑）。

これは、昨日話した制服の権威を利用したものですね。

ところで、
研究機関のデータや白衣は、商品そのものとは直接関係ありません。
中身の信憑性よりも、
見せ方だけでも十分に相手を納得させる効果があるんです。

ですから、
「”見せ方”を工夫することことが重要！」
ですね。

また、ビジネスフェアーに行った時のことです。
そこには、健康食品をＰＲするブースもたくさん出展していました。
どのブースも、やはり”データ”を張り出してましたね（笑）。


さて、
この他にも、
”肩書き”
が権威を示す道具として使われています。

ちなみに肩書きは、それを得るのが難しいという印象がありますよね。

例えば、●●大学教授
確かに、教授にはなかなかなれません。

しかし、●●講師という肩書きなら、
そんなに難しいことではありません。

商工会や同友会で講師をすれば、以後、
”商工会講師””同友会講師”
という肩書きを、名詞に書くことだってできます。

また、講師が難しければ、何かを指導するというだけで、
●●アドバイザー、
●●コーディネーター
●●プランナー
●●コンサルタント
など、特に資格がなくても名乗れます。

ですから、
あなたの専門分野の肩書きを、自由に作ってください。



今日は、専門分野の肩書きを作って活用する話でした。
肩書きにプラスしてさらに権威を増す方法があります。
それについては、次回話しますね。



では、また明日。





追伸

半年ちょっと前の話ですが“カンブリア宮殿”。

テーマは“正直経営”が今、武器になる！
ゲストは飯田勧（いいだすすむ）オーケー社長。

「値段を見ないのが最高の信頼」
「特売は客への裏切りだ」

考えさせられる言葉であり、とても共感できます。

あなたは何を感じますか？

「消費者の心をつかむのは“安さ”だけではない。
　商いの真髄は真心にある！」

詳しくは下記をご覧ください。
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http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20090803.html