あられの日記

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ガラスのうさぎって知ってる?

2011年02月05日 04時32分05秒 | 箱根・小田原周辺
二宮駅南口に「ガラスのうさぎ像」があります。
ガラスのうさぎの名前に聞き覚えがあった。随分前にその本の名前をかつて読んだことがある。
こんな本です。知ってますか?

立て看板に履歴が書かれていた。
「太平洋戦争終結直前の昭和20年8月5日、ここ(国鉄)二宮駅周辺は艦載機関の機銃掃射を受け幾人かの尊い生命がその犠牲となりました。
この時目の前で父を失った12歳の少女がその悲しみを乗り越えけなげに生き抜く姿を戦争体験記「ガラスのうさぎ」は国民の心に深い感動を呼び起こし戦争の悲惨さを強く印象づけました。
この像は私達二宮町民が平和の尊さを幾世に伝えるために、また少女を優しく励ました人達の友情をたたえるために、多くの方々のご協力をいただき、建てたものです。少女が胸に抱えているのは、父の形見となったガラスのうさぎです
ここに平和と友情よ永遠に
昭和56年8月5日  『ガラスのうさぎ』像を二宮駅に建てる」
おお。「ガラスのうさぎ」の話は実話に基づいていたのですね。

近くの和菓子屋さんを覗くと、「ガラスのうさぎ最中」があったので購入。3色あって画像のピンクはこしあん。ブラウンはつぶあん。あと白いうさぎがありました。こちらは白あん入り。
和菓子屋さんに「ガラスのうさぎ」の黄色い本がディスプレイされていました。やっぱり昔読んだ本でした。
ちなみに和菓子屋さんは国道1号線にあります。ここ、お正月の箱根駅伝で走っていた沿線ですよね。

うちの隣に公民館があって、小さな図書館が併設されています。あるかも~?と探してみれば、オリジナルは置いてなかったのですが、アニメ板の本がありました。
『ガラスのうさぎ』は、NHK銀河テレビ小説でドラマ化。また実写映画化。また英語、中国語、スペイン語、ハンガリー語など世界各国で翻訳されているそうです。
12歳の少女が、機銃掃射で失った父を火葬する為に役場で父親の死亡診断書を出して埋葬許可書、火葬許可書をもらってきて、更に火葬に必要な薪を集めて、父の遺体と共に荷車で二宮町から小田原へ運んでゆく。そんな実話が日本であったことは忘れてはいけないと。読み継がれていくべき本ですね。
と。久々に本を読んでしまいました。図書館で立ち読みしてうっかり涙がこぼれそうになり、寸前で本を借りて来ました。

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