あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

史跡 旧相模川橋脚の周りは桜

2019年01月24日 07時13分01秒 | 歴史散歩
茅ヶ崎市巨木探訪、鶴嶺八幡宮の大イチョウは樹齢約1000年!長く生きてるのに樹勢旺盛で樹高29メートルもあり大満足!帰りも800メートルの松並木の参道を通り参道起点の東海道に到着。さて?この後どうする?今回は痛めてる右足の回復状況を確認する意味もあるので、身体の状態をチェックする。
いつも痛みは右の尻っぺたか脚とお尻のジョイント部分が痛み出すけど、そこはまだ痛くない?けど、そもそも接骨院に駆け込むことになった腰椎の方がなんとなくチコンときてるような〜?
実は私は毎朝5種類・毎夜2種類の薬を飲んでる弊害か、痛みを感じるのが遅れるのだ。相当鈍くなってるんだってさ!で、痛い!と感じた時はもう手遅れで、患部が相当悪くなってしまってる状態。これを去年の秋に繰り返してしまい、いまだ接骨院に通いつめるハメになったのですよ。で、痛みを感じる前に散歩をやめること!が大事だそうで。ってなことで、当初計画してた氷室椿庭園とたい焼きの一丁焼きこのはさんへいくのを諦めた。でもこのまま茅ヶ崎駅に引き返すのは悔しい!となると〜?この近所でどこか〜?あ!あった!季節外れだけどもあそこへ行ってみよう!
午後13時15分史跡旧相模川橋脚に到着。ってか、トップ画像の背後に見えるのって、相模川じゃないよね?あれって、小出川じゃん???あれ〜??の前にそばの広場のベンチで橋脚を眺めつつお昼ご飯〜。あたりは20本以上の桜が植栽されてます。ここは桜の季節に訪問したかったけどな。でも当日は小春日和で、お日様が背中を照らしてくれてぽかぽかです。あれ??川の方から何か綿ぼこりみたいなのが次々と飛んでくる?何かしら〜?
気になったので川の堤防まで確認にいけば、ススキやオギの穂がたくさん揺れていて次々と綿毛のような穂を風に乗せて飛ばしてた。初めて見たわ〜。小出川の向こうに園央道かな?(ブログを書くにあたり調べたら、新湘南バイパスが正解でした)高架がなければ富士山が見えるハズなのに、残念〜。さて、旧相模川橋脚だ。道路になんか地図があるんだよね〜。

まずは説明板を読む。

史跡 旧相模川橋脚
関東大震災で出現した鎌倉時代の橋脚 地震で太い柱が水田に出現!
▪️1923(大正12)年の関東大震災の翌年に起きた余震で、当時水田だったこの場所から太い木の柱が出現しました。
▪️鎌倉時代に架けられた橋の跡
出現後まもなく、歴史学者の沼田頼輔により、『吾妻鏡』(鎌倉幕府の記録書)などから鎌倉時代に相模川に架けられた橋の遺構(橋脚)と考証されました。
▪️貴重な遺跡として史跡に指定
1926(大正15)年10月20日に国の史跡に指定されました。また、2001(平成13)年からの整備に伴い実施した発掘調査で、関連する土留め遺構が発見され、2007(平成19)年2月6日に追加指定されました。
▪️この史跡の主な特色
1)中世の橋遺構は全国に例が少なく大変貴重である。
2)地震で地中の遺構が出現したまれな例である。
3)地震の時の様子をそのまま目にすることができる。(後略)」
おおっ!私勝手に「旧相模川橋脚」と地図で見た時に関東大震災で被災した橋脚を保存してあるのだと思ってたけど、まさかの関東大震災で鎌倉時代の橋脚跡が液状化現象で出現したものだったとは!びっくり〜。しかも、ここへくる前に源氏の源頼義と頼家親子が勧請した鶴嶺八幡宮へ参拝したので、訪問先のチョイスはぴったりだった!説明版が他にもいっぱいです。まずは。

周辺の3D地図です。現在地は?右から2枚目、上から3つめのパネルの左上に赤で<現在地>と書かれてる。ちちなみに現在地の下に左右に伸びてる道が東海道です。右に上下に流れる大きな青色が現在の相模川。となると、かつての相模川の流れは今と少し違ってたのでしょうか?

突き出た橋脚は思ったより大きいです。

図解発見! 上の画像の見取り図の右下に、縮尺バーがある。10メートルの目安もある。見取り図の左右が相模川の幅ならば、橋脚の突き出てきた部分で察するに、上の橋は30メートル近いんじゃないの?河口近くだから相模川も川幅が大きかったとは思うけど、鎌倉時代にそんなに大きな橋が必要だったのかな?でも橋脚は綺麗に並んでるんだよね。時代が違う橋脚かな?というのはナシだなあ〜。でもさ、東海道って確か徳川家康が江戸に入って以降整備されたんじゃなかったっけ?となると、もしかして元は鎌倉道だったのか?にしても30メートルも必要だったのか?む〜ン??

あれ?レプリカだと?
つまりだね、今見えてる突き出た橋脚は本物じゃないんだね。まあ野ざらしになった木だとすぐに痛むだろうからレプリカはありです。以前から薄々感じてましたが、茅ヶ崎市って文化財の保護に力入れてるよな〜。駅の南側にある文化財もきっちり説明文とかあって歴史好きにはありがたい場所です。たまたま説明文が破損して読めない場所があったので、問い合わせメールを送ったら、丁寧な返信がきたのを思い出した。さて、短い散歩だったけど満足したので茅ヶ崎駅に戻ります。南湖の左富士を背に土手を歩いてたら、東海道と交わったところで歴史散歩グループと出会う。みんないい笑顔で富士山を撮影してた。富士山見たら日本人は撮影したくなるものです!わかるわ〜。

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