あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

巨木探訪・鶴嶺八幡宮の大イチョウ

2019年01月21日 05時40分29秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
去年楽しく巡った巨木探訪を、今年も続けます。ってな事でやってきたのは茅ヶ崎市の鶴嶺八幡宮。
もうガツンとくる大きさです。せっかくの巨木なのに、撮影すると大きさが分からなくなるので、ダンナにハイライト代わりに立ってもらいました。

ガツンとくるでしょ?
説明板発見:鶴嶺八幡宮の大イチョウ昭和37年神奈川県天然記念物指定
根回り:8.5メートル
目通り:9メートル
樹高:29メートル

このイチョウは実生かまたは移植の際に多くの側枝を叢生し、勢いよいものが4・5本くっついて成長を続け、現在の幹を形づくったものとみられている。きわめて珍しい大木である。
なお、次のような伝承がある。
この神社は平安時代後期、源頼義が平忠常の乱を平定の折に、このあたり懐島郷を通り風光明媚の小丘に源氏の守り神、岩清水を勧請したに始まるといわれ、その後、前九年の役で父頼義を応援に奥州へ向かう途中の義家(八幡太郎)がそこに詣で、戦勝を祈願して現在地に遷座したという。このイチョウはその時義家が手植えしたものと言われている。
昭和59年、「かながわの名木100選」に選ばれている」
説明板の隣に、名木100選の石碑があってそこには樹齢:約1000年(伝承)とありました。すげ〜。長い年月を生きていた巨木。1000年を生きてる木を触れるものなら触りたい!ですが、残念ながら鶴嶺八幡宮の大イチョウは周囲を囲ってあって幹に触れません。

訪問は2019年1月19日、完全に落葉してるので、大イチョウの枝ぶりを観察できました。
根元から少しあがった場所で、枝分かれしてるのか?見上げる。

ごちゃごちゃしてる。そして垂乳根が沢山降りてる。これさ、完全に落葉してるから枝の多いのがわかるけど、ぱっぱのある季節だど、ここまで枝が多いのは分からないんじゃないかな?
裏に回ると?うわっ!!こりゃすごい!

かながわの名木100選の石碑の説明文にもありましたが、「多数の側枝が叢生し、その数本が癒着して成長し幹を形づくっているといわれ、ゆ着したと思われる部分が縦の線となって認められる珍しい巨木」が、この角度から撮影するとよくわかりますね。訪問したのは12時過ぎでしたが、この角度は本殿側の裏手になりまして、完全逆光になってしまいましたので、明度を上げる加工をしました。

ちなみに、あまりに巨木で樹高が29メートルもあるので、全長を収まるように撮影しようとすると、かなり離れなきゃならず、そうすると特徴的な幹がほとんど判別つかなくて困りました。
さて、後回しにしちゃいましたが参拝です。本殿の背後にもなんかありそう〜。

読み辛いな〜。何々?「御神木 槇 樹齢900余年 康平年間源頼義公戦勝祈願(前九年の役)のため一対を手植えせしものと伝う」と書いてあるものの、肝心の槇の木はなんか不思議なオブジェ状態。なんか既に枯死してるわ〜。
さて?槇の画像の奥に大きな木の幹が見えたので寄ってみた。

夫婦楠というらしい。なんか、縁結びのパワースポットらしい。
他にも末社があれこれありました。一つ紹介すると、淡島神社があり、御祭神の少彦名神は太古草創の時に大国主神と共に国土を経営し、民生を教導し、医薬禁厭の事を司りたもう。とありました。

本殿の脇にあったのが画像のカン封じの祈願石で、ガンを始め難病を癒す霊石といわれ、多くの人に信仰されている。
石と体の悪い所を交互にさすり「祓え給え、清め給え」と3回念じる。この石の兄弟石が神明大神(市内円蔵2−282)に祀られており、両方の石をさする事により病を癒す力が増すと言われている」だそうですよ?

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鶴嶺八幡宮の参道 | トップ | 史跡 旧相模川橋脚の周りは桜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

巨木・古木・ご神木・盆栽」カテゴリの最新記事