![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e4/d607a3f928e0f8bb77e9b52415ee0d6f.jpg)
2018.9.23伊勢原市にある日向薬師に彼岸花見物に。観光案内に紹介されてる群生地は6箇所ある。日向薬師バス停そばの群生地をみたあと、日向川の上流へ。上から順番に見る計画。
日向山荘に10:12到着。日向川にかかる橋を渡りまずは群生地へ〜。
あれ?ここの彼岸花はもう見頃過ぎてます。がっかりしてたら、道のそばに「大友皇子の墓」の案内板を発見。徒歩3分の案内を見て行ってみることに。
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説明板発見:お知らせ 文化財の適正管理の為「石造五重塔」本体は石雲寺境内に移設し、当地にはレプリカを設置しました。
だから石塔がこんなに綺麗なのか〜。説明板には石雲寺への地図もありましたが、まだ上流なのでパスしました。
ところで大友皇子って分かります?
WIKIによりますと「天智天皇の第一皇子。天智天皇の後継者として統治したが、壬申の乱において叔父・大海人皇子(後の天武天皇)に敗北し、首を吊って自害する」とあります。
壬申の乱は672年に発生。皇位争奪戦です。
さて、こんなビッグネームの墓がこんなに寂しい神奈川県の山中にあるっておかしいでしょう?
WIKIの記事を読み進めると「異説・俗説:壬申の乱の敗戦後、弘文天皇(大友の皇子)は妃・子女を伴って密かに東国へ逃れたという伝説がある」とあります。
それって「源義経が北海道へ逃げて後にチンギスハーンになった」というのと同じとんでも伝説かも?
まあ、歴史ロマンはあるよな〜。でもさ、石塔五重塔は大友の皇子の時代に合わないように思うけども。どうだろか?
さて、神明橋まで戻ってきました。
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次の群生地は坊中バス停の近く。でもこの橋を渡れば、日陰道がある。きのこも見えるかも〜??
期待して日陰道を進むことに。
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神明橋を渡ってしばらく。稲刈り中の田んぼがあった。
で、針葉樹で薄暗い日陰道。しかしです。予想以上に足元の状態が悪い。ぬかるみがひどい。滑るう〜〜!!右足がじんわり痛くなってきた。ヤバイ〜〜。
針葉樹の多い日陰道。ヒヤヒヤの道の先に竹が増えてきた。と?あるんじゃないの??
ありました!
しかしです。最近ずっとぼやいてる右足がぁ〜!!
しゃがめないので、二つ折り携帯を足元の携帯に向けて差し出してシャッターを切る。綺麗に撮影できるかどうかは運次第。
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ひどいのになると、ダンナの足しか写ってない!画面から肝心のきのこが切れてしまい、がっくり。写ってなかったのはスギタケだった。黄土色のとげとげした丸い傘が可愛かったのに〜。写ってないとか〜〜!!凹んだ。
そんな時!!
あ!あれはっ!!
クリなんとかではっ!
しかしダンナが「腐って落ちた柿じゃないの?」と冷たい。まあね。こんな道で突然きのこを撮影し始めた妻に冷たいのは仕方ないんだが〜。
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触ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/33/b67141ff5bee5279b963f194f93a67f2.jpg)
へにょり。でもぐにょっとはしてない!
これ、やっぱりきのこ〜〜!!
調べた。このきのこはどうやらエリマキツチグリという名前っぽい。
そのそばにはこんなのも。
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たぶん名前はハリガネオチバタケという名前っぽい。
ガラパゴス携帯ではピントが合えばもうけもの!ってな具合です。こう美しく撮影するなんて夢のまた夢ね〜。でもこの2枚だけはちゃんとしゃがんで撮影したのだ。頑張ったのだ。この程度でも今は頑張らないといけないポンコツな私の体です。さ、次々〜!!
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暗く細い針葉樹の道を抜けると、田んぼに出た。6月にあじさいをみたあのポイントです。
日陰道を抜けたところで、バス道に合流。
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そこはあじさいをみた時の高橋バス停です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/cc/9fc40ebde492f889776b3ad3cb3cb484.jpg)
現在はこんなに素敵な彼岸花が続く道です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/98/14ac2ccfe247a7c483adba38431e1d84.jpg)
おお!あじさいの奥に見頃の金木犀がある!全く匂いがないから危うく見逃すとこだった!でもなぜににおわないのだろうか?
ンなことはどうもいい。
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こんな感じで素敵でしょ?進行方向には日向川。渡ると坊中バス停。
ここから坂道を登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/94/4de4e9b796666bffef84a13ca03e0b0c.jpg)
軽く峠になってます。彼岸花の案内図にはこの奥に群生地があるハズ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d3/c97c765c5bf685de021a39d0e7b0818b.jpg)
あるにはあったけども。ショボい〜。もうがっくりじゃ!
こうね。日向薬師の彼岸花の案内図は、群生地だけでなく、早咲き・仲咲き・遅咲きも書き込んでて欲しいよな〜。しゃーない!次行ってみよう!
期待半分で向かった先は、期待以上にすごかった!
追記:雨続きです。公民館の図書館で「野草実用図鑑2 きのこの見分け方 学研」を借りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/33/b67141ff5bee5279b963f194f93a67f2.jpg)
このキノコの名前を調べるのが目的です。これだけ特徴的ならば、同定するのも簡単だと思うんだよね〜。
予想通り簡単に調べがついた。
エリマキツチグリヒメツチグリ科(不食)
⚫️生態 夏〜秋、広葉樹林の落葉の腐植の上に発生する。⚫️形態 つぼみは球形で先がくちばし状に突出し、全体が宝珠状。径4センチ、熟すと厚い外皮は4〜7片に裂け、星形に開き、径6〜12センチにもなる。このとき外皮の肉が少しはがれて、内皮の基部にえり巻状のものとなり、内皮はうすく、偏球形、灰褐色、のち帯赤褐色、径2〜3センチ。先端の口の周囲に円形の部分(円座)がある、胞子は球形、淡褐色、いぼがあり、径4〜6μ(ミクロ)
ついでに調べる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e5/39f95ebf891ce54990854deb4d232e92.jpg)
ハリガネオチバタケキシメジ科(食不適)
⚫️生態 夏〜秋、広葉樹林内の落葉上に群生 ⚫️形態 かさは径1〜2センチ、鐘形からまんじゅう形に開く。表面は黄土色からうすいニッケイ色。また放射状のみぞ線があある。肉はきわめてうすく丈夫な皮質である。ひだはきわめてまばらで数が少なく、柄に直生〜離生。柄は4〜7×0、1センチ。黒褐色の細い針金状に。強じんで内部は中空。胞子紋は白。胞子は細長くm18〜21×4〜5μ。⚫️メモ 小型の愛らしいきのこ。乾けばちぢむが水につけるともとにもどる。押し葉にして保存ができる。
実は図書館で借りたきのこの本は2冊ある。カラー版 きのこ見分け方食べ方発行 :家の光協会。この本は食べられるきのこか食べられないか。いやさ、おいしいきのこかどんな料理法があるかに特化した図鑑です。家の光発行だし。「辛味がつよい」とか。「だし汁用」だとか。「形は小さいが味は抜群」だとか。中には「苦くて見かけだおし」だとか。写真でなく地の文が面白い。ついつい読み込んでしまいました〜。最近、WEBで大概は調べられるし簡単だと図書館から足が遠のいてましたが、WEBでは意外な発見や驚きが少ないんだよね。
私が利用するのは公民館の図書館ですが、WEBで署名・著者・出版社・発行日を書き留めていけば、予約借り出し手続きができます。1週間から10日ほどでメールに「予約した本が届きました」と連絡がきます。簡単です。おすすめです。
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