あられの日記

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巨木探訪・栄松院のシイが〜

2019年03月19日 05時58分47秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.3.9東京メトロ1日券でいく巨木探訪。5箇所&6本目は南北線駒込駅が最寄りです。徒歩しばらく、栄松院さんに到着。時刻は早くも12時!!予定外の麻布の善福寺さんに寄ったのがきいてるな。予定時刻を越してます。さて、実は栄松院は前回の2月24日の東京メトロでいく巨木探訪の最終目的地でした。でもあの日は天皇陛下在位30年記念で、都内30箇所の入園料無料イベントがあったので、今回のように予定外に3箇所の寄り道をしたら、日没前にここへたどり着けなかったのだ!ま。な。目的地がお寺だからさ。光源が太陽なんだよね。日暮れにはギブアップするわ。ってなことでしきり直しでやって来たのです。
まずは目的の木を探さねば。参考にした巨木の本によりますと「本堂裏手の墓地の片隅にある」だそうで、本堂左手を進む。

あるにはあった!でもこれ、巨木の本に載ってる画像と全然違うんですけど〜〜????
あ〜れ〜?

近づけば、表札みたいに立て札があったので、目的の木で間違いなさそう。
とりあえず観察する。

本によりますと「終戦直前の1945年(昭和20)5月25日の空襲の焼夷弾によって内部が焼けて黒くなっている」と書かれています。上の画像にも木が焼けた様子が見えます。けども。

本には「主幹は樹皮のみを残して朽ち果て、隙間だらけの大きな空洞になっており、内部が焼けて黒くなっている」と書かれてるのですが、空洞がない!そもそも主幹もない!根元のすぐ上でバッサリいってますね。いや〜〜、参考にした本には風格ある大きな古木が載ってるんだけども。あれだ。数百年を生きる巨樹といえども、いつかは倒れる時が来る。その時がこの木にも訪れてしまった!ということなのでしょう。あ〜、もうちょっと早く巨木探訪にハマってれば、在りし日の姿が見えたのに。残念です。でも、巨木はまだ枯死してない!若い幹には葉っぱが今も青々としてます。何年、何十年経てばまた昔のように茂るやもしれん。頑張れ〜!!とエールを送り次へと向かう。時刻は12時10分。予定では次の次の訪問地でお昼ご飯をとるつもりだったけども、変更して東大で食べよう。そうなの。次の目的地は、南北線で一駅。東大前で降りて、東大で巨木巡りです。

本駒込駅へ戻るべく栄松院さんを出発すると、隣の瑞泰寺さんの狛犬は一対の象だった!結構バリエーションあるなあ。今までに狛犬代わりを勤めてた動物を思い起こす。え〜と、メジャーなのは狐だな。で、神楽坂は虎。京都のどこかには兎の狛兎もいるとか?そういや、青梅の御嶽神社の狛犬は狼だったような?

追記:ブログを書くにあたり、ど〜見ても巨木の本に掲載の樹形と現在がかけ離れてるので、「文京区 栄松院 シイの木 折れた」で検索をかけました。記事はいくつもヒットするのですが、いつ折れたか?損壊したか?が出てこない。先達のWEB記事の訪問年月日を頼りに探してみました。少なくとも2年前までは巨木の本に掲載されてるのと変わらず。本当に最近このような哀れな姿になったっぽい。ちなみに、あえて樹齢とか書きませんでしたが、こうなる前の木は推定樹齢800年、幹回り9、15メートルの都内一の巨木だった模様。最早、根元の残骸から推測するばかりですが。
ちなみに、門の左手前にこのお寺で眠る有名人の紹介板が立ててありまして、「初代松本幸四郎のお墓」があるとありました。

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