あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

玉縄桜の原木が危機 4

2020年11月14日 06時15分47秒 | 桜散歩
jい2020/11/1、大船フラワーセンター訪問。バラ園見物後、人のいない空いてるベンチを探して今は何もないシャクヤク園奥にやってきた。
と?予想外の光景が目に飛び込んできた。
大船フラワーセンターは、神奈川県鎌倉市岡本に所在してて、戦国時代には北条の支城の玉縄城が近くにありました。
そこから名前をとって、フラワーセンター内で育成選抜した桜を玉縄桜と名付け、近年種苗登録されたのです。玉縄桜はソメイヨシノに先駆けて咲く。私が暮らす相模原市では、まだ気温が低い3月中旬に見頃を迎えます。気温が低い分ソメイヨシノより長く見頃が続きます。
けどもまさか!玉縄桜の原木が去年の台風で倒伏してたとは!
現状、倒れてすぐに手当てしたのでなんとか枯れずに済みそうですが。枯れないように剪定した枝葉は当然まだ復活できてない模様。びっくりしました。
あ!ピクニックグラウンドが人が少なめだ。ベンチを探そう。
プラタナスのベンチが空いてました。いただきますっ!
見上げると、素敵な枝ぶりっ!ほんのり秋色。いい気持ち。
移動。あ!あれは?
大きなススキの株がありました。見頃の穂です。
桜並木のしたにはシュウメイギク。
奥の建物は?
グリーンハウスの温室です。花壇の花を楽しみながら目指します。

温室前に世界の植物が。
これ、何だ?
答え:ソテツ。
玉が面白い形だったので撮影。
ソテツ(蘇鉄):または鳳尾松。裸子植物ソテツ科の常緑低木。
名前の由来は、枯れかかった時に鉄の釘を打ち込むと蘇るという伝説に由来する。ソテツ類では日本に唯一自生する種。
ソテツは有毒だけども、南の南西諸島では中世から食べられていた。
ソテツの有毒成分は水溶性なので、幹の皮を剥いだり、種子の仁(皮を取り去ったもの)を細かく切ってから水に晒してでんぷんを分離した上で、さらに時間をかけて水に晒し、発酵させ、乾燥し有毒成分を除去すれば食べられる。
凄いよね。毒があっても挑戦する日本人っ!一驚きしたらグリーンハウスへ。

*今日の記事は玉縄桜の原木が倒伏ということからカテゴリーを「桜散歩」にしました。
コメント
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