あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

樹齢600年の椎がない〜

2019年03月13日 05時26分11秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.2.24の東京メトロパスで行く巨木と天皇陛下在位30年記念慶祝事業散歩も最終回になりました。久々に連載してしまった。
さて、最終回は谷中王林寺さんの樹齢600年の椎の木です。
王林寺さんの600年の椎の木は、今回の散策に使ってる根津権現かいわい浪漫ちっくマップや西日暮里公園前に設置してある日暮しの里散歩の地図にも載ってます。書いてるからには見たいと思い訪ねたのですが、ムズいっ!まず見つからない。
トップ画像は境内の様子。奥に本殿。左手前にあるのはヒマラヤ杉。結構大きい。

あと、ひときわ目立っていた千代の富士像。普段ならば鑑賞するけども、時刻は既に16時41分。日没前に目的の椎の木を見つけないと撮影できません。
探す!まずは本殿に向かって左へ。細い道が奥に続いていたので進んでみた。ダメだった。「この先関係者以外立ち入りお断り」
ならば、トップ画像に見えてる大谷石の塀。ここを右へ進む。突き当たりにあったのは民家だった。それしかなかった。あれ〜〜??600年の椎の木だよ?それなりの大きさのハズなんだ〜〜〜???
もうね。疲れてる。そして日没が近くて焦ってる。紹介画像は画像加工しており、明度を上げてます。しかし手ぶれ画像になってるあたりで察してください。
どうしようもなくて立ち尽くす。と?そこへ本殿横手の通路から、おばさんが出てきた。これ幸いと質問する。
「こちらに樹齢600年の椎の木があると思うのですが、どこにありますか?」
ここで答えが返ってくると思うじゃない!ダメでした〜。
「お寺の人じゃないんです。地域猫の世話に来てるの」と。
そ、そうか〜。もう万事休すです。
「椎の木がどこにあるかご存知ありませんか?」と突っ込んで聞けば、「おそらく墓域にあるんじゃないでしょうか?」と。自信なげな答えが返ってきた。
そうだよな〜。木に興味がないと、そこに木があっても目に止まらないものなんだよ。私も去年麻布の善福寺さんの東京で一番の大イチョウを見て以来、巨木探訪を始めたの。それ以前はあんまり興味持ってなかったんだよね〜。
私はこの時、相当がっかりした顔をしていたらしい。猫おばさんは「朝早く来なさい。お寺の方が境内を掃除してますから。その時に聞けばいいと思う」と教えてくれた。その流れでつい話をしてると、猫おばさんは私が持ってた「エキュート日暮里&上野2月22日はネコの日のパンフレットに目を止めた。
「うちの店が載ってるかも〜?」と。猫おばさんは、猫がいる喫茶店のご店主でした。

「あそこがそうなの。猫が3匹いてね。運が良ければいるかもね」と。そうだよね。猫のご機嫌次第ですが、猫が接待してくれるかも?その誘惑は素敵だ。でも我が家はここから遠いんだ。既に夕暮れが迫ってるので、残念ながら立ち寄るのを諦め、善光寺坂を降りる。

おや?金栗四三青春の地の旗が連なってます。これさ、今年のNHK大河ドラマの主人公だよな。時刻は16時56分、とうとう夕暮れに追いつかれてしまった。車がヘッドライトを点灯してます。もちろん画像加工済み。東京メトロ千代田線根津駅の入り口が見えた。つ、疲れた〜。最後の最後で巨木に会えなかったよ。時間が許せば当初予定の栄松院さんのスダジイに会いたい。でもそれはまた次回の巨木散歩に回そう。もうね。足も限界じゃ!案の定翌日・翌々日、2日寝込んだ。ヘロヘロで接骨院さんには行ったけど。ほぼ役立たずにへばっちゃったよ〜。無理しちゃいかんな〜。反省!
コメント
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