高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

イズモコバイモ

2012-03-26 00:01:47 | 山野草
カイコバイモ(甲斐小貝母)の、その後の様子を見学にでかけた。途中に山野草を育てている民家があり、めったに見れないイズモコバイモ(出雲小貝母)を撮らしてもらった。
隣にはコシノコバイモ(越の小貝母)も植えてあり、家主はコバイモの可憐な花が大好きとのことであった。花の形が、カイコバイモよりも開いているのが特徴である。名前の出雲の通り島根県固有種で、絶滅危惧種に指定されている。


(下からちょっと失礼)

 
(カイコバイモよりは花が開く)   (花弁を閉じたイズモコバイモ)


(この日のカイコバイモ:2012.03.25)

出雲小貝母/ユリ科/バイモ属。
山地の林下に生える多年草。
茎の高さは10~20cmで輪生する3個の葉と、対生する2個の葉がある。葉の形は披針形から広披針形で、茎の先端に下向きに鐘形の花を1個付ける。
名前の由来:出雲の国に生えるコバイモからこの名が付いた。
花期:3~5月。
(東京都)
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コメント (4)
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