毎月、学習会をやっている山野草の仲間の家の玄関に、白くて小さなハナゼキショウ(花石菖)が咲いていた。
この山野草は野州(下野国、現栃木県と群馬県の一部)の山の岩場に生える特産種で、ヤシュウハナゼキショウと呼ばれている。
少し横道にそれるが、江戸時代末期までは日本を六十余に分け国とした。
そして国名から1文字をとり簡易的に、武蔵国なら武州、甲斐国なら甲州と呼んだ。
野州は信州、紀州、長州などのように聞きなれた州ではなく、うっかりすると滋賀県の野州市(やすし)と混同してしまう。
群馬県は上野(こうずけ)国で「上州」、ところが栃木県は下野(しもつけ)国で本来なら「下州」であろうが、語感がよくないのか「野州」となっている。
ちなみに越後国は越前、越中とあわせて「越州」である。 野州花石菖/ユリ科/チシマゼキショウ属。
根生葉は線状~鎌形で長さは10~25cmで縁は全縁。総状花序で白い小花たくさん咲かせる。
名前の由来:ハナゼキショウの仲間で、野州(下野国、現栃木県)に生えていることからこの名が付いた。
花期:7~8月。
(山野草仲間の家)
【山野草の索引(2)へ】
この山野草は野州(下野国、現栃木県と群馬県の一部)の山の岩場に生える特産種で、ヤシュウハナゼキショウと呼ばれている。
少し横道にそれるが、江戸時代末期までは日本を六十余に分け国とした。
そして国名から1文字をとり簡易的に、武蔵国なら武州、甲斐国なら甲州と呼んだ。
野州は信州、紀州、長州などのように聞きなれた州ではなく、うっかりすると滋賀県の野州市(やすし)と混同してしまう。
群馬県は上野(こうずけ)国で「上州」、ところが栃木県は下野(しもつけ)国で本来なら「下州」であろうが、語感がよくないのか「野州」となっている。
ちなみに越後国は越前、越中とあわせて「越州」である。 野州花石菖/ユリ科/チシマゼキショウ属。
根生葉は線状~鎌形で長さは10~25cmで縁は全縁。総状花序で白い小花たくさん咲かせる。
名前の由来:ハナゼキショウの仲間で、野州(下野国、現栃木県)に生えていることからこの名が付いた。
花期:7~8月。
(山野草仲間の家)
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外に出かけようとしたら、豪雨警報が発令されてしまいました。でもお陰で少し涼しくなりました。
きょうは植物の水やりも手を抜けそうです。
前橋は上州ではありませんか。上州は、むかし田舎にいた時、酒屋に行くことを「上州に行く」と言ったことと、なんと言っても木枯紋次郎でよく知っています。
東武線が駅名に野州を付けていますが、なかなか正しく読んでもらえないのでは。
遠くでカミナリさんもゴロゴロ。でも家の中のカミナリはもっと恐い。
ニワゼキショウは知っていましたが、まったく違う科ですね。
どちらかというと同じユリ科のスギノハガズラに似てるかなぁ?
遠州といえば後ろに森の石松が出てくる位に有名ですね。
ニワゼキショウとは大分違いますね。スギノハガズラは初めて聞く名前なので、ネットで検索しましたが出てきません。
きょうは府中で大賀ハスの学習をしました。
大賀博士が大賀ハスを発見した当時、府中市に住んでいた所が、10年後に私の住んでいた所とほとんど同じのにはびっくりしました。
(ほんのわずか番地がちがうだけ)
今度府中に行ったら確かめてみます。