1週間ほど前にに多摩丘陵で、ヤマホオズキ(山酸漿)に似た果実を付けた植物に出会った。調べると帰化植物のセンナリホオズキ(千成酸漿)で、その数日後に津久井湖畔でたくさんのセンナリホオズキを見つけた。果実はヤマホオズキより一回り大きく、花の中心部に黒紫色の斑紋がある。千成酸漿/ナス科/ホオズキ属。熱帯アメリカ原産の1年草で、空き地や畑などに自生する。葉は卵形~広卵形で荒い鋸歯がある。葉腋から花柄をだし淡黄色の花を1個下向きに付ける。花冠は先がわずかに5裂し、中心部には黒紫色の斑紋がある。萼は短筒状で花後に果実を包んで袋状になる。名前の由来:ホオズキに比べ果実がたくさんなることからこの名が付いた。花期:7~10月。(津久井湖畔)【山野草の索引(2)へ】
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