高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ノッポロガンクビソウ

2020-09-18 03:47:41 | 山野草
ガンクビソウ(雁首草)の変種のノッポロガンクビソウ(野幌雁首草)はノーマークだった。
名前のノッポロは札幌郊外の現江別市野幌のことである。幕末の戊辰戦争で敗れた長岡藩は極度に困窮し、北越殖民社を設立して北海道の原野の開拓をはじめた。
昨年「北海道越後村開拓団北越殖民社設立150周年記念式典」があり、長岡からは旧長岡藩主牧野忠昌さまが出席され、開拓団の末裔と交流された。


(ガンクビソウにそっくりのノッポロガンクビソウ)

 
(葉は下部が大きく、上部がしだいに小さくなる)

野幌雁首草/キク科/ヤブタバコ属。
山地の木陰に生える多年草。
下部および中部の葉は広卵形で、上部の葉はしだいに小型となり広披針形となる。頭花は上部の枝に頂生し、総苞は半球形。
名前の由来:ガンクビソウの変種で、北海道の野幌で見つかったのでこの名が付いた。
花期:8~10月。
(高尾山)
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