国道17号線の永井宿の近くから、朝早く旧三国街道を登り始めた。目指すのは大般若坂で、平成の大合併でみなかみ町になったが旧新治村である。三国峠方面に登り1時間半、戻りが約1時間の行程である。駐車中の車はパワーウインドーが故障で上がらないので、セキュリティーはかけているが、車を離れるのは少し心配である。
目的地の大般若坂には着いたが、山野草の学習で数時間かけたいところだが、雨のためカメラもしまっている。かろうじていくつかは撮ってきたが、その一つがこの山野草である。。その名前にたどり着くまで時間がかかったが、イブキトラノオ(伊吹虎の尾)に似ていることがヒントになり、クリンユキフデ(九輪雪筆)と判明した。
なお、三国街道を歩く目的は、北越戦争の最初の戦いがあった大般若坂と、永井宿の近くにある白虎隊町野久吉の墓で ある。
九輪雪筆/タデ科/タデ属。
林内に生える多年草。
根生葉は長柄があり、茎葉は無柄で茎を抱く。茎頂には長く、葉腋には短い穂状花序を出し、白色の花を密に付ける。
名前の由来:白い花を雪に、花穂が筆に似て九輪塔のように重なることからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(みなかみ町旧三国街道)
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時期がもう少し遅ければ、これは単なるタデですね。
早く咲くだけで注目されます。
白い長い花はみんな雪筆になってしまいます。
永井宿にはありませんね。
もっと高度の高い旧三国街道に入らないとありません。
そして寅はいつも蟻ん子スタイルで探します。
信徳さんのチラでは、珍しいものもみんな見落します。
ネコなど眼中にありません。(こりゃ猫だ)
九輪雪筆、初見です。花も素敵ですが名前がいいですね~。
かなり遅れた一筆啓上で申し訳ありません。
よく名前まで辿りつけたと、自分を褒めたくなりました。
もちろん、私も初めてです。
こんな名前を付けてもらうと、見る前から綺麗な花だと思ってしまいます。