裏高尾の谷沿いの傾斜地で、ハシリドコロ(走野老)の群生地を良く見る。ハシリドコロは食べると興奮状態になり走り回るというから、群生地はさしずめ運動場であろうか。
裏高尾を良く知っている人が、群生の中に黒い花が混ざっていると教えてくれた。薄い茶色からやや濃い茶色の花は良く見るが、ここまで黒いのは珍しいのかも知れない。
この花の色の違いで、どのような走り方の差がでるのか確認のしようがないが、茶色が短距離で、黒が長距離の走り方の差があったら面白い。日本陸上長距離陣の再生は、古来から日本に生えるハリリドコロの研究で解決できるかも知れない。
こんなことを想像したがら、本日のブログをまとめていたら、ハシリドコロの中毒症状か、きょうも春の高尾が呼んでいるような幻聴が聞こえてきた。これはかなりの重症のようである。
(裏高尾)