高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ボタンヅルの実

2009-02-12 00:04:33 | 樹木

冬に沢沿いの道を歩くと、木に雪が積もったように白くなっている。10月頃から白くなっていたが、かなり長期間飛ばずに残っている。
夏の終わり頃に咲く白い花は、センニンソウ(仙人草)に似ているといわれるが、まだ比較したことはない。小葉はボタンヅルには粗い鋸歯があるが、センニンソウには全縁で明らかに異なる。

 
(右は夏に咲くボタンヅルの花)

牡丹蔓/キンポウゲ科/センニンソウ属。
日当たりの良い林縁や林内などに生える蔓性半低木。
葉は1回3出複葉で対生し、小葉には粗い鋸歯がある。花は1.5~2cmで花弁がなく4枚の白いがく片と、雌しべと雄しべが多数ある。痩果には羽毛状の花柱が残る。
名前の由来:葉が牡丹の葉の形に似ていることからこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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コメント (4)
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