冬に沢沿いの道を歩くと、木に雪が積もったように白くなっている。10月頃から白くなっていたが、かなり長期間飛ばずに残っている。
夏の終わり頃に咲く白い花は、センニンソウ(仙人草)に似ているといわれるが、まだ比較したことはない。小葉はボタンヅルには粗い鋸歯があるが、センニンソウには全縁で明らかに異なる。
日当たりの良い林縁や林内などに生える蔓性半低木。
葉は1回3出複葉で対生し、小葉には粗い鋸歯がある。花は1.5~2cmで花弁がなく4枚の白いがく片と、雌しべと雄しべが多数ある。痩果には羽毛状の花柱が残る。
名前の由来:葉が牡丹の葉の形に似ていることからこの名が付いた。
花期:8~9月。
(高尾山)
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