AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

HTB『湿原のイマージュ』

2014年03月30日 | テレビ番組
HTBノンフィクション『湿原のイマージュ』


昨日深夜に放送されたこの番組は、
HTB釧路支局のカメラマン石田優行さんによる
2年半におよぶ映像日記。
美しい音楽と映像による釧路湿原の紹介です。
四季折々、夜明けや夕焼け、上空から、または車窓から、
さまざまな映像が濃縮されていました。


そうして見ると、佐々木榮松さんの描く湿原
なるほどまことに正確であった、と思うのです。


時々、釧路市の暮らしの様子も挿入されますが、
その暮らしさえも美しく躍動的に見えて、
なんか照れてしまいますね(^^;
釧路河口の花火(たぶん大漁どんぱくの)や、
御神輿を見る人々の表情、
夕日に彩られる幣舞橋の四季の像。


20年以上もカメラマンとして世界各国で撮影をされてきた石田さんが
「世界のどこにもない、本当に美しい場所」
と評してくれた釧路湿原。
身近すぎて、あんまりその価値に気づいていない釧路人ですが、
このように再確認させてくれて、感謝したいなと思います。


私たちのまわりは、美しくてすばらしい。
 

 


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『リンボウ先生、イギリスへ帰る』

2014年03月30日 | 本と雑誌
『リンボウ先生、イギリスへ帰る』 林望著/文藝春秋社


買った後、長らく「積ん読」状態だった本。
リンク先は文庫本ですが、例によって単行本です。
今年の目標の一つは「できるだけ本を読む」なので、
まずは「積ん読」を解消せねば、と思って着手。
それにしても、奥付を見たら1994年刊行の本でした!
20年も積んどくなや(^^;


というわけで、20年ぶり(たぶん)のリンボウ先生でしたが、
記憶よりずっと典雅で古風な文体でした。
たびたび読めない漢字もあったりして、自分の読解力の低下も実感☆


内容は「20年前だぞ」と思いながら読みましたので、
いまや日本も一人暮らし用の食品を売ってるし、
銀行のATMも24時間営業だし(コンビニでは)、
さすがに英国の銀行も、手計算しなくなっているだろうし、
と、いろいろと脳内変換(笑)
爆弾騒ぎでオペラが上演できなくなったときの劇場の対応は
これ、今ならネットで「神対応」って言われるな、と思いました。
(というか、IRAというのがさすが20年前、という感じ)
そして、私も帝国劇場で『ミス・サイゴン』観たんですけど
(エンジニアが市村正親さんの回でした)
舞台美術以外あんまりぴんと来なかったのは、そういう側面のせいもあるか~、
と改めて思いました(ヘリコプターはすごかったけど)。


あ、あと、車のナンバーの件は、地名入りを支持します(笑)
どこから来たかわかるのが楽しいじゃないですか。
この間は「那覇」って書いている車に会いましたよ。はるばる北海道までようこそ!
 


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