AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

駒苫、まず一勝

2014年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム
センバツ二日目第1試合、駒大苫小牧、勝ちました。


春まだ浅い、どころか昨日は猛吹雪だった北海道から行くのですから、
春のセンバツで勝つのは至難の業です。
(種子島で合宿、とか、関東で練習試合、とかしていましたが)
夏の甲子園で3年連続決勝戦に出たあの時期でも
センバツではそうそう勝てなかったと記憶しています。


ピッチャーが3人いる(15と10と1)、というあたり
香田監督が2連覇した頃のようだなあ、と思います。
あと、駒苫の吹奏楽部は相変わらずすごいなあ。
なんか音が違うというか。


さあ、これからどこまで行けますか。ちょっと期待v


駒苫初優勝に関する記事はこちら。ずいぶん昔です(^^;
(済美の鵜具森選手のフライをショートの佐々木主将が捕って
 優勝したんですよね。懐かしい)
 


コメント (2)
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映画『戦争と平和』(1956年)

2014年03月22日 | 映画
『戦争と平和』 キング・ヴィダー監督作品(1956年)


ロシアの文豪トルストイによるこの文芸大作を、
私はチャールズ・シュルツの『ピーナツ』でスヌーピーが
「毎日、一語ずつ読む」というエピソードでしか知らず、
したがって、冒頭が「いかが、侯爵夫人」という会話から
始まるらしい、ということしか知りませんでした(笑)
(ちなみに3日目くらいにウッドストックが「読んで」と頼み、
 スヌーピーが「もう3語まで進んだのに?!」と怒ります・笑)
(しかもその日に読んだのが「and」。和訳だと「と」)


そして、今回この映画(208分もあった!)を観たのは、
完璧にジェレミー・ブレット狙い。わかりやすい。
今回はオードリー・ヘプバーン演じるナターシャのお兄さんの役。
1964年の『マイ・フェア・レディ』よりさらに前なので、
赤い軍服と黒い巻き毛のジェレミーさんが若い若い!
若すぎて、あまりホームズと同じ顔に見えないんですけど、
途中で「青い紅玉」の冒頭と同じような寝間着にガウン姿の場面があって
そのときは「あっ、同じ顔だ!」と思いました(^^;
(私の顔認証システムはその程度のレベル)
まったく予備知識も何もなし(ジェレミーさん以外)に観たので、
半分以上観てから「ピエールがヘンリー・フォンダか!」と気づいたし(遅い)
(それまで、どれがメル・ファーラーでヘンリー・フォンダやら不明で)
(むしろ、よくジェレミーさんを見分けたな、っていう)


物語は、19世紀初頭のナポレオンによるロシア侵攻と、
それによるロシアの人々の運命を描いているのですが、
思ったよりも重厚ではなく(苦笑)
恋愛模様ばかりで、メロドラマっぽい。
でも、それはハリウッド製だったからのようです。
ロストフ伯爵家の人々の親切さや快活さも、何となくアメリカっぽい。
その割りには主人公が誰か最初はよくわからず(ピエール?アンドレイ?)、
起承転結もはっきりしなくて、それは脚本が悪いんだろうなと思いました☆


でも、戦闘シーンなどはすごい物量で、しかもそれが全部CGではないわけなので
なんかもうすごいなあ、という感じでした。
後半の、ナポレオン軍が冬将軍にやられていく様子は、それはもう悲惨で。
ロシアの総司令官にとって兵士が駒に過ぎないのが、
最初は、ひどいな、と思いましたが、
モスクワを明け渡しながら結果的に大勝する、という戦略に、
トップってそういうものなのかもしれない、と思い直しました。


それにしてもナターシャって、ちょっとあんまりな人ではないでしょうか(^^;
私はゆるぎないソーニャが好きでしたが、ソーニャは幸せになれないし、
女性陣の描き方が不思議な映画でもありました。
 


コメント
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