AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

新・きょうのことば(33)

2014年03月08日 | 日記・エッセイ・コラム

    失われたものを数えるな
    残っているものを最大限に生かせ


                  ルートヴィヒ・グットマン


今朝のNHK『週刊ニュース深読み』で教えてもらった言葉。
グットマンさんは、「パラリンピックの父」と呼ばれる方だそうです。


そのパラリンピック、ソチで開幕しましたね。
ウクライナが入場していて、泣きそうになりました。
2日前に選手団が選手村に入村した、でもボイコットするかも、
というニュースを見て
「出場しなよー。活躍して、世界中に味方を増やしなよー」
と思っていたのです。
選手団の代表の人も同じようなことを言っていました。


あ、あと開会式の集団行動に
「日体大みたいだ~」
と思ったら、ホントに日体大の先生の指導だったらしく、
依頼したソチの演出家すごい! と思いましたv


そして、もはや日本はメダルラッシュです。早い!
 



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『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』

2014年03月08日 | 映画
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』 ピーター・ジャクソン監督作品(03年作品)


『ロード・オブ・ザ・リング』の第2部です。
平日に一気観するには長いので、勝手に前後編に分けて二日で鑑賞。
いろいろな勢力が出てきて、かなり錯綜した話になっているはずですが、
わかりやすく整理されていて、観ていて混乱することもなく、
壮大な物語に圧倒されてしまいました。


レゴラスが人気あるの、わかる気がしますね。
美しくはかなげな容姿なのに、鬼のように強い(笑)
アラゴルンも人間とは思えない強さで、ほぼ主人公に見える活躍。
でも、一番の見所は相変わらずガンダルフだったりするし
(灰色から白にバージョンアップしてた)
一番勇敢なのはやっぱりサムだと思うんです。
フロドがずっと辛そうなのを、しっかり支えてくれていて頼もしい。
それでいて何者か問われると「庭師だ」と答えるところが、もうね。
あと、きっと監督はゴラムがお気に入りだと思います(何となく)。


というわけで、来週は第3部を借りてくる予定です。
どうかフロドとサムが(メリーとピピンも)ホビットの村に帰り着けますように。
 



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再読『探偵になりたい』(ネタバレあり)

2014年03月08日 | 本と雑誌
『探偵になりたい』 パーネル・ホール著 田村義進訳/ハヤカワ・ミステリ文庫


またしても再読です。
こちらも以前話題にしましたが、今読んでもやっぱり面白い。
控えめな探偵スタンリー・ヘイスティングズの冒険譚です。


依頼されたわけでもなく、報酬が出るわけでもない
危険な「仕事」に、自分で決めたこととはいえ、
やめようかどうしようか悩みながらも邁進していくお話。
スタンリーの一人称ですから、彼の思考の過程がわかるわけですが、
その口調のユーモラスで軽妙なこと。
そもそも、なぜこの冒険を始めたかということを突き詰めて考えない。
そこを「動機が弱い」と評する向きもありますが、スタンリー本人も
よくわかっていないというか、突き詰めたらやる理由がないから
やめちゃいそうなネガティブさがありますよね(笑)
資金がないことを口実にあきらめようとした途端、
マスター・カードの融資限度額引き上げの通知が来たくだりは
思わず爆笑してしまいました(やめる理由がなくなった!)。


ただ、私は別の巻と勘違いしていたらしいのですが、
スタンリーが周到に計画したつもりの作戦が、実は穴だらけ、
という部分、警察につっこまれる場面があったと思っていたのです。
でも、第1巻のこの作品では、つっこみを入れるのはスタンリー自身で、
おおむねすべてうまくいきます。
報酬はゼロだけど、スタンリーは大いなる自信と誇りを得て、
少し世界が変わって終わるのです。


それにしても、舞台が80年代アメリカなので、
最近入り浸っていたベーカー街界隈とはいろいろな意味で別世界(笑)
『探偵はBARにいる2』ほどではないですが、PG-12ですね。
こんなに面白くはあるけれど、中学生が読んでいたら
「まだ早い」と取り上げたくなるかも、です(苦笑)
 


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