amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

ノイズ対策 4580 MC_HeadAmp

2018年05月31日 | AUDIO
暇を見つけてちょこっと工作。
昇圧トランスのノイズの中途半端なんですが,OPA使用のヘッドアンプ。

途中経過です。
JFETのMCヘッドアンプはご機嫌で動作してますが,OPA(4580D)使用のヘッドアンプはまだノイズ対策ができていません。もともとホワイトノイズ等は出やすいと聞いていたんですが,その前に,ハムノイズ。
これもやっかいです。手持ちのパーツでお試しで作ったので,基板も裸,配線もちょっと長めなので,ノイズには確かに弱いのですが,上手くいくかどうかは別として,とりあえずやれそうなことはしてみます。
ja7jqj師匠から,まずは入力をショートしてみてどうですか?といわれましたので,アナログプレーヤーからの配線をはずして無信号ショート。

このようにちょっと配線が長い。

ピンもオスのプラグをショートしてとり付けただけ。それでもだいぶハムは軽減されますが,ホワイトノイズ?がちょっと目立つ感じです。プレーヤーからのコードが問題?

アースが弱いのか一方の入力GNDに手を触れるとハムが増えます。基板に手を被せるようにしても,GNDほどではないけれど,ハムが出ます。

原因はまだまだ分かりませんが,何か金属ケースに基板を固定して,ちゃんとしたプラグを付けて試してみようかと思います。




丁度1mm厚の板の切れ端があったので,これを加工してみます。


バイスで折り曲げて・・・


こんな風にパーツを付けて

あれえ,,,基板が入るかな??




スペーサーで固定するとピンが干渉してダメなので,基板裏を絶縁して接着ですね。

上蓋の方はまだ思案中。薄いアルミ板を被せるか??

外の忙しい仕事があるので,今日はここまでです。
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もひとつ 4580D MC HeadAmp

2018年05月27日 | AUDIO

作りかけのOPA(4580D。低雑音用のDDは手持ちでない)を使ったMCヘッドアンプも動作確認しました。


多少ノイズが乗るということは聞いていたんですが,やはりノイズ対策が大変そうです。
裸でケースに収めればどうか分かり倦ませんが,仮配線の状態では少々気にかかります。といっても,前に作った昇圧トランスと同等かそれ以下なんですが,VRを上げて行くと無音時には気にかかります。(音楽が鳴ったら全く問題はないのですが,,,)
やはりFETの方が有利なんでしょうか?


一応配線図です。元はトラブルシューターさん。回路図はリンクを参照して下さい。



ところで,実はこれはじめ音が出なかったんです。
比較的簡単な回路で,配線図も付いているので,配線ミスは調べてもなかったんですが,動作しない。再ハンダしてもダメ!



よもやと思って,電源が来ているか調べたら,,電源が来ていないじゃあないですか!!はんだミスでも何でもないんです。
原因は中華のジャック。
安かったんで,取り寄せて置いたんですが,

熱にとてもに弱く,センターピンを支えるプラスティックが柔らかくなって,抜けちゃうのです。

こっちはピンが曲がってます。
しかも,マイナス側が細い電線が一本で導通させてる。
どこかで断線??


別な国産の?のものに交換したら,動作しました。もう捨てました!!

安物買いの銭失いでしたね・・・・
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JFET-Nのペアリング

2018年05月25日 | electro_craft
宿題がもう一つありまして,
JFETのIDSS測定。簡便には文字通りID(ドレイン電流)SS(ソースをショート)ですので,ドレイン電流を測れば良いということになります。

一応手持ちのK212とK30ATMをペアリングしてみました。
久しぶりにブレッドボードを取り出したんですが,どうも錆びているようで,かなり差込が固い。

mAオーダーですので,1Ω法でやりました。


同じものを2度測って分類。


2.8mAから4.8mAまでばらつきます。(K212)



ついでにK30ATM

3.2mAから4.1mAですね。

ただこの測定法は温度変化に敏感なようで,もう少し丁寧に測るには
次のような方法があるようです。


忘れないように,メモとして置いておきます。
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K212 MC_HeadAmp 1段化作業

2018年05月25日 | AUDIO
昨日の続きの作業です。
入力ポイントの変更。変更箇所は以下です。

いただいた回路から頭の整理のために引き直し。(C7が抜けてました。修正しました)


一段目のJFET周りの取り外し。1MΩの付け替え。


BP10uFは手持ちが50V用しかなく弱ったなと思ってたら,すでに付いていたのですね。ありがとうございます。


試聴。上手い具合にレベルも丁度良いです。
LED回路がせっかくあるので,どうするか・・・


パネルに移しました。





しばらくアナログを楽しんでから,次へ・・



『修理おじさん』さんに感謝


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1段化 K212 MCHeadAMP

2018年05月24日 | AUDIO
「修理おじさん」さんとやりとりをしていてまだ作業には入っていないんですが,下記のような回路図をいただきましたので,そのまま掲載します。



そのまま1段目をスポッと抜けば良いんですね。(1MΩは入れ替える)

BP10uFは,前回ケミコンだったところですが,
『無極性にするのは、バッファの入力ゲート電圧は4.5Vなのですが、前段のドレイン電圧がIDSSと入力信号によって,4.5Vより上がったり下がったりして極性が決まらないのです。
そのため無極性でなければ、ならないのです。
・・・・・・
アンプは1段が良いと思います 直感でFET内部ノイズが0.4db位減ると思います。
初段をパスして下さいね。消費電流も8mA減って好都合です。』
とのコメントをいただきました。

この回路に基づいて,工作をしてみます。

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おじさんのK212 MC_HeadAMP

2018年05月23日 | AUDIO
今度は・・・・

修理おじさん制作の(いただいちゃった)K212_MCヘッドアンプを組み立てました。

基板の入出力は空中配線,GNDはベタ部分。電源の+は基板裏です。


とりあえず,回路の一段目に入力しました。
約40倍(32dB)では少々ゲインが大きいかなと思いましたが,対策は聴いてみてから・・・・
【追加】「修理おじさん」と協議の結果,1段の回路の方が良いだろうと言うことで,回路図を差し替えました。2段との比較ができるように,改良点を明示しています。


ケースは,ちょうど前に作った昇圧トランスのケースが空いたので,これを利用。


丁度良い具合です。


基板は下駄を履かせて両面テープ止め。


電源はスイッチ無しでプラグ差し込み方式。


こんなところに置いて,試聴。

・・・・全くノイズがありません。

レベルは,10倍程度で良いところを40倍にしてるのですから,当然ヴォリュームはそんなに回さなくてもいい。かえってRIAAアンプでサチったら困るなと思っていましたが,それもありませんでした。
これはこれでご機嫌です。
「修理おじさん」様,ありがとうございました。基板作成のノウハウも教えていただき,感謝です。

さて,これを1段にしたらどうなるか。すぐに回路は変更できそうですので,これも実験してみますね。

同じ金をかけるなら,トランスよりやっぱりヘッドアンプですね。


今後の予定。
①JFETを1段に変えてみる
②OPAのヘッドアンプを試す

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鉄パイプは多少の軽減のみ

2018年05月22日 | AUDIO
ST-12鉄パイプヘッドトランスは,多少(メータ読みで10dBくらい)のハム軽減が見られたものの無音にはなりませんでした。アースポイントをいろいろといじっても,効果は見られず。この昇圧プロジェクトは,あとパーマロイのカバーを付けるか否かを残すのみとなりました。でも,まあこのへんで休止しましょう。

経過のみ。

シグナルINのパネル。


はじめGND端子は筐体のみとしましたが,次にSIG-INのマイナスも筐体GNDに落としてみました。


こちら側がアウト。はじめ,GNDは浮かせましたが,効果は無し。
ビス穴にネジを入れて,SIG-OUTのGNDをここに落としました。効果は??


プレーヤーの横に置いたり,RIAA アンプから離したり,床に置いたり・・・



トロイダルトランスで,ケースに被われているLT1115の場合

少しメーターが触れているけど,まあまあの線かな?

トランスむき出しのNE5523アンプ

どういうわけだか左チャンネルの方がノイズが高い。
でも,レコードがかかってしまえば曲間でもあまり気にならない程度かな?VRは12時。


一番ノイズレベルが低かったのは,


床近くに置いたとき。あまり実用的ではない。
トラブルシューターさんがいってたけど,それなりにお金をかけないとダメなんでしょうね。

ということで,ヘッドトランス方式はこれまでとします。結果が十分でなくて残念!!

これからヘッドアンプ(OPAやJFET)の方の実験に入ります。
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内臓つくり

2018年05月21日 | AUDIO
といっても,シンプルな構成だけど,,,,
どんな結果が出るか分かりませんが,ユニバーサル基板にトランスを取り付けて,パイプの中に突っ込めるようにするだけ。


こんな風に入れれば良いかな

配線の長さは調整。


物干し竿カバーで絶縁

熱で縮めて


磁気には関係ないけどアルミホイルを巻いてみた。


パネルはあとから塗装では面倒くさいので,組み立て前に。ラバー塗装。


テレビを観ちゃって,組み立てとアンプに繋いでの実験は後ほど。
アースポイントとかまだ検討するとこりが沢山あり!
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鉄パイプの筐体

2018年05月20日 | AUDIO
ゆっくりめの金工のつづき。
いろいろ迷って,見てくれはまずいけど結局ツメを出して固定することにしました。(取り外しが楽)

タップを切ってM3で固定する


ビスは長いけど,あとで検討








ちゃんと合わせたつもりだけど,寸法の狂いがすごい!!

あとは中身をどうするか・・・・
上手くいきますように・・・・・・・


こっちの基板も完成させときました。


これで実験材料は鉄パイプとあわせて4品目!!
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ゆっくり下準備

2018年05月17日 | AUDIO
急ぐものでもないので,ゆっくり進めます。


今日は,この板に穴を開けてRCAのプラグを取り付けられるようにすること。
GND用にM3のネジのタップを切ること。
まず,バイスに挟んで,6mmの穴を開けました。


お試しにRCAを取り付けてみます。
ん?黒の方はバネワッシャーがないことは気づいてはいたのですが,よく見ると太さが違う。赤は6mm,黒は7.5mm!同じ店で同時に買ったんですけど,,,


仕方なしにこれでごりごり広げました。鉄板でも意外と簡単に削れます。


タップの方も意外と簡単でした。


今悩んでいるのはこの板の取り付け方。錆を落として磨き上げる予定ですが,その後どうするか・・・なるべく空間が空かないように,ぴったりの鉄(アルミでも良いけど)の輪っかでもないかなと庭先をうろうろ見つけ回ってる(あるわけない)。
何か良いアイデア,ないかな?

暑いから磨くのも明日以降に!!
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行き当たりばったり・・・

2018年05月16日 | AUDIO
みんな中途半端にストップしてます。
時間があったので,TL1115使用のRIAAプリの半田づけを始めたんですが,,,

ここまで来たら1uFのフィルムコンがないのに気づいて,,,

中断!!
コンデンサーの箱2つみんな調べて,ついでに棚卸しをして,エクセルに保存。あると思っていたものがだいぶ無くなってます。電解コンデンサは大丈夫でしょう。たぶん・・・・



お庭は30℃を超えていたのですが,急遽軒先工作で5cmのパイプを切断。
長い方は20cm。小さいのは8cmとしました。

ディスクグラインダーを買ったので,金工もちょっと楽にはなりしましたが,,,
小さい方をこんな風に割って,,,


金床で,とんとんたたいて平らに。火で真っ赤に焼いてからはたけばもっときれいにできるのではないかと思いますが,お勝手で作業は不許可で。



このパイプ,2mm厚かと思ったら,1.6mmくらいしかない。予想以上に薄かった。これで足場がよくできるなぁ・・・


平らな板は,パイプの両端の蓋のつもり。ただ,溶接の道具はないので,接着剤で。

何にするのかって!

ちょっとした実験です。
未解決3のままではちと悔しい!

これで失敗したので,パイプを長くすればどうなるか?
パイプの中にトランスを突っ込んで,両端から端子を出し,ノイズの状態を見るってことです。

これでMC対応のRIAAアンプ(TL1115など),昇圧トランス(いろいろ),MCヘッドアンプ(2~3種)といろいろ試せるわけ。ヘッドアンプに繋ぐ電源も用意完了。オペアンプがまだ。ついでに,K30のヘッドアンプも作っちゃおうかな,,でも,こんなにあっても使い道が・・・

パイプの穴開けはあとで。


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なるほどねぇ・・・・

2018年05月15日 | AUDIO
K212を使ったMCヘッドアンプのベタアース基板,いただいちゃいました。「修理おじさん」に感謝!!
パターンも何も使っていないようですので,おそらく空中配線ではないかとは思っていたのですが,やはりそうでした。なるほどね・・・・
しかもかなり密集して基板を小さくお作りになっています。このへんが技術ですね。

修理おじさんの制作記事はこちら
http://naorukamo.blog.fc2.com/blog-entry-655.html

電源のプラス側をナマ基板の裏にして,プラス部分のみランドを剥がし,穴を開けて裏に導通させる。

回路を写してみましたが,

【回路図を1段のものに変更しました。試聴の結果1段の方が良いのではと言う指導に基づきます】
赤○印の部分だけランドを剥がせばあとは好きな位置にGNDをおけるということですね。
回路図をそのまま配線図としてもいけますね。
すごい!!こういったアイデアはなかった。







大昔ラジオを作るとき,FCZコイル(っていったけな・・)をナマ基板のうえにあななしでつけたことがったけど,そういった発想か・・・

「マイクロ波回線は、空中配線です。
簡単で早くて、すこぶる高性能です。
アース間の浮遊容量に独特の注意が必要ですが
慣れると直勘で、ここは何pF位と分かるようになりますです。
オーディオでは、浮遊容量よりノイズ減量に効果が大ですね
パターンは、妥協しながら設計しますので、かえって難しいですよ
大メーカーの既成品でも後付けアース配線が、よく追加してあります。
シャープは、パターンが超優秀でした、まるで芸術品で美しかったですが、
解る方は、回路設計者だけですね、きっと
携帯電話が優秀なのもその技術が、よく効いています。」
とコメントをいただきました。


ナマ基板を少し調達しておこう!!
「修理おじさん」,ありがとうございました。

日曜日は雨の中のお山の調査活動だったんで,急斜面に這いつくばって,かなりくたびれました。年なんで,今日になってからそこら中の筋肉が痛い!!
雨の中,携帯で撮った花の写真

ヤマブキソウです。


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LT1115/LT1010RIAApre-2

2018年05月12日 | AUDIO
JFET使用のMCヘッドアンプはしばし休止しました。
そこで,もう一つリニアテクノロジー社のOPAを利用したMC対応のRIAAプリを作っちゃおうと思います。実はこれ2作目です。
以前のはこれ。

http://moon.ap.teacup.com/who_taro/1271.html
トロイダルトランスを使って,かなりノイズレスにできて,味をしめました。
RIAA部分に系列にないような抵抗が使われていて作りづらいのですが,基板を提供して下さった方がおまけで付けてくれましたので,楽ちんです。

一応回路図を

データシートより


パーツがあることを確認して・・・・
でも,明日はお山で一日中調査活動をせいと厳命が下ってますので,早く寝ます。

何年ぶりかでLTSpiceをインストールしてみたのですが,みんな忘れてしまって,どうにも動きませんでした。いじらないとすぐに忘れてしまいます。
2SK30も何処を探せばデータがあるのかも分からなかった。
時間をかけて復習です。
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ナマ基板を削ろうとしたら・・

2018年05月11日 | AUDIO
「修理おじさん」さん,仕事が早すぎ!
ナマ基板を削ろうとしていた矢先,作って見たよと一報が・・・
「修理おじさんの修理ブログ」はこちら
K30Aはデスコンで,おじさんは,K212を使用とか。FETは2段で40倍(32dB)のようです。ちょっと倍率が高いかもしれません。
作例を研究させていただきます。
それからナマ基板の作り方も・・・
「おじさん」に感謝。


さて,ちょっと休止状態になりましたが,ナマ基板に取り付けを想定して,こんな図を描いていました。どういうわけだか,私も2段にしてました。GRクラスなら1段でも良いかもしれません(40倍の音を確認してから考えます)。

Bschのラインを使って,およその見当を付けようと思った次第。この緑線の輪郭をコリコリ削れば一応ランドはできるという算段。白いところがベタアースになります。
図中の点は穴ではありません。はんだポイントとでもいいましょうか,このあたりにくっつけるという印。上手く切ればSMDも付けられるかも。大容量の電解コン等はありませんが,,,

ということで,小休止!!

【追加】
こうすればもっと簡単だ



【さらに訂正】
配線図にRD抵抗忘れてました。正しくはこれ

2.2kを3本追加ですが,ゲインがややオーバー気味なので,2段か1段でいけそうです。
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JFET使用のヘッドアンプ

2018年05月11日 | AUDIO
いろいろと忙しくって,今日は進められませんでした。
JFETを使ったMC用のヘッドアンプの回路(案)が一応描けたので,公表しておきます。FETはとりあえず,K30Aを考えます。(でも,これデスコンなんですよね)

純A級動作。オリジナルは「修理おじさん」さん。若干のやりとりのさせて頂いて,固まってきたのがこの回路です。
「C3とR1とC10が、この回路の要点でして、ここで音質の全てが決まります、私はC3はフィルムコンの105を使っていますが、タンタルがいいと言う人と、OSコンがいいと言う人がいて、お好みでドーゾ状態です。
MMは、C3不要で直結の方が良い気がします。」とのこと。
その他,幅のあるところは,実際に調整で確認します。

ざっと配置図。

【訂正】RD抵抗を忘れてました
ただ,ベタアースの方が安定するとのことなので,ナマ基板をコリコリ削るか,PCBを作成するか,思案中。
(ちなみにエッチングの道具は持ってない。おまけにEAGLEとかのソフトも使えない・・・)
今日のところはここまでです。




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