amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

難航した発振対策

2009年09月30日 | electro_craft
Tr4(A1015)のEとCを反対に取りつけ,

発振の様子を見ましたが,10Vくらいまで発振は止まっていませんでした。トラブルシューターさん,edyさんに支援を仰ぎながら,いくつか対策を試してみましたので,報告します。
1.IC732の12-7ピン間のパスコン。止まらず。でも,パスコンですので,このままに,ちなみに外してみても止まらず。VRをあげると波形が変わる。(周波数が高くなる)

2.C4(1000pF)のセラコンにパラにもう一つ1000pFを追加。位相補正用とのことだが,止まらず。

3.IC1(723)の10番ピンから波形がでているのを確認。ICがとんでいるのかと疑うが,別のところをいじってみる。
4.6ピンの電圧チェック。約7V。正常。
5.Tr1のエミッタから7ピン間に10uFのセキセラを追加。変化なし。

6.ツェナーダイオード(D1)の電圧チェック。12V。正常。

7.オシロをDレンジで見る。0.5Vに対して,同程度の電圧で波形が乗る。マルチメータと電圧が同じなのは当たり前。

8.負荷をかけて電圧を上げ壁の様子を見る。0~1Vくらいまで発信が乗るが,電圧を上げると発信はなくなる。

9.C6(出力側の10uF)にパラに100uF追加。

・・・・・直りました。
10.C4の1000pFを100pFに変える(直ったので実験せず)
と,まあ,こんなふうに進めました。C6への対策で直った理由については,よく分かりませんが,直っちゃいました。
ということで,これで本当に本当にお仕舞いです。

片方だけ外したコンデンサを取り除いて,ケースに収めます。
くたびれたけど,そして,直った理由がよく分からないけれど,いろいろ実験ができて,良かったといえば良かった。でも,723は当分弄りたくない。
以上報告でした。このキットは良く発信するということですので,対策の参考になれば幸い。
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回路に問題あり!? 電源キット

2009年09月23日 | electro_craft

発振に悩まされ続けた電源キット、
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00202/
ありがたいことに、いろいろな方アドバイスを得られました。
edyさんからは、Tr4の極性についてご指摘いただきました。edyさんに教えていただいた、このサイトにその問題点が記されています。勝手なリンクで恐縮ですが、私が書くより正確でしょうからご参照下さい。ここです。
http://as76.net/emv/s_hatuden.htm
ということで、Tr4の極性変更とパスコンの取り付けを行ってみました。

このようにパタン図も回路図も全く逆です。

パスコンは0.1uを12ピンと7ピンの間に、原則通りICの間近に入れて、、、

アイドリング時の波形です。セッティイングは50mV/div、20uS。時間軸を変えても定期的な波形の乱れは見られないので、問題ないようです。電圧もVRを回すとリニアに上がっていきますので、これで、完成・・・・だと思います。
もう少し付け加えれば、VRをパネルに伸ばすより基板につけた方が良いのでしょうが、これをしてしまうと可変電源の役を果たしません。それからアイドリング電流用の抵抗も10A流すとしたら,30V10Aとしたら300W級の抵抗が必要てなことになりそうですので、ここも実用から大きく離れそうです。
ついでに間違っているだろうと思える回路図もスキャンしたので、載せておきます。

電源は、やはり338T等の3端子で作る方が実用性は高いと感じました。10A流すことはほとんど、というより私は全くないので、、電源としては3Aを流せればいいので、下記の電源装置のほうをお勧めします。

制作記事はこちら
http://www.geocities.jp/mkttid/lm338t_dcsupply.html

お世話になったedyさんのサイトも紹介します。
http://edycube.blog2.fc2.com/
レベルが高くて私には・・・・・
トラブルシューターさんのサイト
http://htanaka.blogzine.jp/namahage/
いつもありがとうございます。

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Lightning Sensor

2009年09月22日 | electro_craft
エレキジャックからの頂き物です。13号所収の「イナズマトロフィー」。

基板プレゼントに応募していたら、当たってました。

工作所用30分くらいかな?ちょっと季節はずれになりましたが,,



編集部の皆様および基板作成者の杉本様に感謝。
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まだまだ終わらなかった 電源

2009年09月21日 | electro_craft
アイドル電流を流すことで発振は見かけ上止まった電源装置ですが、1/4W抵抗では危ないのではないかというご指摘をいただきました。抵抗を150Ωとして、10Vで0.666W, 30Vで6Wですから、確かに燃えそうですが、、短時間の使用では今のところ異常なしでいるのですが、基本的に使用を12Vまでとして1W・・本来この倍くらい必要とのことですが、とりあえず応急として750Ωの抵抗を5本並列で1.25Wとして使ってみることにします。

抵抗を上げて発振を見ましたが、2kΩでも発振は見られませんでしたが、オシロではこんな波形になってます。これは、150Ωしにてもレンジは変化しますが、同様の現象。リップルではないようです。
ちなみに、前に作ったLM338Tの3A電源では、全く現象が起きません。3端子で電源を作った方が、安定性は高いです。使いづらい電源として活躍の機会は少なくなりますね。

2kΩの時の波形

150Ωの時。この辺の問題点はぜひ教えて下さい。

比較対象の338Tの電源
結論:338Tのほうが断然使いやすい
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GPS Loggeで散歩

2009年09月20日 | つれづれ日記
彼岸の入りなので、お墓参りに行ってきました。
これまで車での移動ばかりに試していたGPS Loggerですが、今日は墓地の駐車場まで車のダッシュボード、墓までは徒歩でロガーをショルダーかけ、帰りは車の後席に乗せて買い物の軌跡を試しました。

まず、衛星が認識される前に記録ボタンを押すと、シューと直線が記録されます。

ダッシュボード上は、軌跡は安定していますが、ショルダー掛けして歩くとやや誤差が出ます。ロガーが振動したりいろいろな方向へ向き、衛星受信が安定しないのかもしれません。
それから、車の後席においた場合ですが、衛星の認識ランプはついていますが、必要の数がないのか、軌跡は道路上を示しません。車に乗せる場合はダッシュボードに乗せればいいのですが、歩く場合、安定させる工夫が必要のようです。

散歩の時は、ウェストポーチのようなものに入れて腰で安定させたらどうか、試してみます。来年の初夏、尾瀬へ持って行って試したいので、、

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ファンクションジェネレータキット A038

2009年09月20日 | electro_craft
http://moon.ap.teacup.com/who_taro/316.html
で作りかけていたオシレータキットAKI038、やっとこできました。


今回は,455kHzを作って、オシロで観察してみました。オシロも何とか動いているようです。テクトロ2225:50MHz。波形が見えるっておもしろいですね。



でも、最近、新しいオシレーターキットが出たようで、
http://203.183.174.79/catalog/g/gK-03080/
これは、ロータリSWで周波数が切り替えられるようです。様々な信号を見るには、こちらが便利のような??
今テスターで周波数を測っていますが、カウンターも一緒に作れれば、便利でしょうね。
周りの人の評判を聞いてから考えよう。
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ほんとに完成!!

2009年09月16日 | electro_craft

原因が分かりました。やはりSENS機能の部分。取説に無負荷時の異常発振防止のため、アイドリング電流を流すといいと書いてありました。回路からして、SENSを着るとVRが効かなくなるし、はた、どうしたものかと思ってました。

アイドリング電流は、最大電流の5%程度とありましたが、5A流すとしてだいたい手持ちの150Ωがありましたので、これで試してみました。

好都合に電圧計は端子ねじ止めですので、仮止めということで、ネジでつけて、、

結果は、VR調整もとてもスムーズになりました。完成記念に?アルミパネルの汚いところをグリーンのテープで目隠し。

おしりはこんなです。少々トランスが弱いので、もう少しいいものがあったら付け替えようと思っています。でも、普段使うならこれで十分です。
ということで、これで完成といたします。
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一応完成ですが・・・・

2009年09月14日 | electro_craft
配線を終えました。


作動テストをしたら,,,VRを回しても,電圧が上がりません。原因を調べるのにまた1日使いました。
で,原因は,多回転VRの極性!  非常に安易に本体の表示を見て123と並んでいる物とばかり思い,繋いでいたのです。秋月のHPにその注意がありました。多回転VRを使うときは要注意です。

私のはこんなふうに,,わざわざペンで書き込みまで,,

ここを克服できたので,一応の完成!! 

と,いいたいところですが,難題が!
どうも電圧がリニアに上下しないので,発振が懸念されます。さあて,発振を防止するには,どうしましょう。とりあえず,SENSを切ってみたりしてみますが,,
でも,使いづらい道具です。317を使ったほうが楽みたい。

もう一つ。上の写真のように,電源を切ってもすぐには電圧が下がらない(切れない)。
平滑に3300uFを6つも(19800uF)使ったからなあ,,ここも直さなくちゃ(涙)
でも,厚手のアルミ板を使うと,見栄えは結構いいです。こんな感じで,アンプ作るといいです。
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遅々として

2009年09月10日 | electro_craft
仕事の合間を見つけてゆっくり進めてます。
今日は,パーツ類を取りつけてみました。

フロント

フロントの内側

バック

バックの内側には,電源や整流関係が付けられてます。


さて,配線は休みになるかな,,
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仮組立て

2009年09月08日 | electro_craft
配線をはじめる前に,ボックスを仮組立してみました。


フロントは,ヘアライン仕上げ。ただし,角度によっては汚らしく見えるところがあります。

底板は3~5mmの合板を付ければいいでしょう。まだ,探していませんが,版画板のような物を考えています。そろそろVRが届く。
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方針変更

2009年09月06日 | electro_craft
C5200を使ったDC電源の続きです。
家に2.5mm厚のアルミ板があったので,これでフロントとリアのパネルにしましたが,よく考えて見たら,これだけ厚ければ,トランスや平滑回路を付けての大丈夫だろうと思い至りました。その方が底を開ければメンテナンスも容易です。ということで,作業を開始。

まずはフロントパネルの造作。VRは,手持ちではありませんが,10KΩの多回転VRを使用したいと思います。ここの穴開けはまだ。

リアパネルの位置決め。電源は外から,その他は内側から現物合わせしました。

ということで,パネルはVRを除いて完成。秋*へ発注しなくては,,
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側板とフロント・リアパネル

2009年09月05日 | electro_craft
今日はもっぱら力仕事。でも,今日の日差しは真夏。暑かった!
丸鋸を物置から取り出して,側板の切り出し。全部あり合わせの材料です。側板は21mmの堅い合板。何だか分かります?・・・机の天板の廃材。切り刻んだ物をもらってありました。


こんな感じになります。
フロント・リアパネルも,物置を物色して,,出てきました。t=2.5mmの汚いアルミ板。もとは何だか分かりません。

底板もアルミでとれるかと持ったのですが,だめ!前後の板とします。それもちょうどいっぱいいっぱい。
切り出し方は失敗。ジグソーの金属用の歯がなかったので,ドリルで揉んでニッパーで切るという力仕事にしたのですが,手の握力がなくなったので,(こんなに筋肉使ったの何ヶ月ぶりだろう,,汗”)諦めて,ジグソーで最後は切りました。はじめからすればよい物を!

あとは底板を切り出せば,筐体づくりに入れます。

直線を出すのが大変。ジグがあればきれいにできるのですが,たまにしかしないので,全部手仕事。それでも,0.1mmレベルにはできています。

最後に,ほこりをかぶりべとべとドロドロになっている表面を車用のコンパウンドで磨きました。結構きれいです。
ほんとは,ヘアラリン加工もしたのですが,見事失敗。この次の課題とします。
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ヒートシンクの処理

2009年09月03日 | electro_craft
天板にするヒートシンクの処理のみ進めました。

おおよその位置を決めて具合を見ます。ポンチで位置決めし,2.5mmのドリルでなるべく深めに穴を開け,M3のタップを切ります。

トランジスタとスペーサを付けてみました。基板用のスペーサの方向が前で,VRやスイッチと最短で結べるようにします。

付属のトランジスタ取りつけネジは,プラスチック。少々心許ないので,あとで取り替えます。絶縁用のワッシャは持ってますので。TRの下に,つまり底板には背の高いトランスが来ます。ブリッジが放熱板につかないので,小さな放熱板を付けようかな。底板は合板(木!!)の予定です。
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大容量安定化電源

2009年09月01日 | electro_craft
放ったらかしになっていたC5200使用の10A級(3A程度でいいんです)安定化電源,
http://moon.ap.teacup.com/who_taro/320.html 
をご参照。
ヒートシンクが問題でしたが,天板にカーオーディオ用のアンプから外したヒートシンクを使用して,箱は木で作ることにしました。

これだけ面積があれば,低電圧時でも何とかなるでしょう,,,??

トランスもセンタータップがありますので,低と高を切り替えて使うつもり。
平滑やトランスも乗っていますが,基板とTR間は極力短くするため,実際には基板とTRのみ付けて,あとは箱のそこに付けます。
あとは,箱のデザインですね,,どうしましょう?側板も付け辛そうです。
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